朝8時に漕店に行き,ホテルで荷造りしてきた防水バッグを車に積み,移動.防水バッグには必要なもので濡れてはいけないものしか入れない.濡れてもいいものは持参したメッシュバッグ.要らないものは漕店に置いて行く.
海岸に到着.カヤックが並べられて荷物の準備をしている.自分たちの荷物を降ろす.そして各自使用するカヤックを指示され,それに自分の荷物を詰めるように言われる.なんか皆さん慣れているのか,テキパキと動いちゃっていて,空気が読めない.動けない. 全くの初心者なので,ガイドさんとのタンデム艇(2人乗り)に乗ることになった.
次からは自分でやるんだよ,という言葉と共に,荷物の入れ方だのハッチの蓋の閉め方だのを教えてもらった.そしてパドルの持ち方と漕ぎ方を簡単に教えてもらう.
集合して全員で自己紹介.そして,自分勝手な行動はしない,声の届く範囲で行動する,といった簡単な注意事項を聞き,みんなで海図を見て,ルートを聞く. 見よう見まねでスプレースカート(カヤックの中に水が入らないようにするもの)を付け,ライフジャケットを着る.
何かよくわからんうちに,乗って!!,と言われて乗り,スプレースカートの付け方と沈(チン)したときの抜け出し方を聞き,なんとなく漕いでみる.もっと強く!!とか後から言われて,ちょっとドキドキのスタート.
どうやったら早く進むんだろう??と思いながら下を見たり,他の人の動きを見たり.やっぱりよくわからないまま漕ぐ. 下を見ると水がものすごく透きとおっていて,海の中の景色が完全に見える.ものすごく綺麗だ.水面がキラキラしている.パドルを動かすときにも水飛沫を上げたら水面を壊してしまう…なんてことを気にしてしまうくらいの美しさ. 初めてのことだらけで頭はゴチャゴチャしてるし,だんだんと腕は痛くなってくるのだが,目に入るものは全て綺麗.そうでなければ辛いぞ….
漕いでいくと,水の色がコバルトグリーンからウルトラマリンブルーに変わる.外洋に出た,ということらしい.どちらも綺麗.だが,海が青くなると,自力で帰れないところに来てしまったという感じがしてきて,さらに少し緊張.
タンデム艇の後ろにガイドさんが乗っていたので,後ろから話しかけられる(当然だが).なんとなく監視されている気がして,気が抜けない.
4日目くらいにシングル艇に乗せてもらったときは横から少し指導してくれた.
こんな感じで気付いたら教えてくれるという感じで,だいたいは身体で覚えろって感じ.そりゃそうさね.
いくつもキャンプができる浜辺があって,そのどこか適当なところで上陸してキャンプをする.1つの浜に1つのグループという暗黙の了解があるという.他のグループに気を遣わなくてよい.
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