2013.07.28

コッホ先生と僕らの革命

戦後にイギリスからドイツへ帰国した英語教師のコッホ。
命令に服従することしかしないドイツの学生に対し、自由な考え方と共に英語を教える。
そして生徒との距離を縮めるために、自らが得意とするサッカーを使うことにした。

上の命令には絶対服従、富裕層は労働者を見下す、そんな社会。
絶対こんな社会はイヤだ!と思いつつ、日本もこんな感じだったんだろうな・・・と思う。

労働者が権利を主張して、それを富裕層が排除しようとする差別が当たり前の環境で、
自由な発言を認めさせることなんて、とてつもなく難しいこと。

あんな閉鎖的な環境によく耐え、立ち向かったなと思う。
私なら思考を殺して言うことを聞くようになり、道具のように動く人間になるだろう。

サッカーを通じて、英語を身に付けさせ、フェアプレーの精神を教えたのは素晴らしい。

貧しい家の子が一番サッカーが上手で、一番のお金持ちが一番下手だったりして、貧富全く関係なし。
そういう中でのサッカーを通じて、彼らの中でも心が通い合っていく。

スポーツは万国共通というのを実感できる。

コッホ先生と僕らの革命
監督:セバスチャン・グロブラー
出演者:ダニエル・ブリュール、 ブルクハルト・クラウスナー、 ユストゥス・フォン・ドーナニー、 トマス・ティーマ
収録時間:114分
レンタル開始日:2013-05-10



2013.07.28, 16:52 / ☆☆☆☆
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