2013.05.31
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
著: 岩田松雄
ザ・ボディショップとスターバックスでCEOを務めた岩田氏が、リーダー論を語る。
リーダーといっても、ぐいぐい引っ張るタイプじゃなくて、周りを巻き込み周りに支えられるリーダー。
私も小さい規模で、何度かリーダー的なことをしているが、
どちらかというと彼と似たタイプなんじゃないかなーって思ってる。
なるべく偉そうにしたくないし、無駄なことはしたくないし、
自分が絶対だとは思ってないから、より良い意見があったら聞かせてほしいと思う。
だから、かなり共感して読んでいた。
ちょっと自分と違うなと思ったのは、建前や面目も大事にしていること。
きっと私だったら、意見の正しいほうを採用してしまうだろうという場面で、
面目のために間違ってる意見を採用するのも大事ということだった。
確かにそれも、ひとつのやり方ではあるけどね。
なんというか、感動する場面じゃないのにジンと来ることが多かった。
人間として大事なことを貫く姿勢がひしひしと伝わってきて、切なくなったりしたのだ。
今までに出会った私が尊敬する上司や先輩というのも、このタイプの人が多い。
やっぱり人間として尊敬できるかどうかが、ついていきたいと思えるポイントだと思う。
これから先どれだけリーダー的なことをする機会があるかわからないけど、
どれだけ切羽詰っても、人間としてどうあるべきかという心は忘れないでいきたい。