2011.06.30
人間失格
太宰治の『人間失格』の映画化。
おぼっちゃん生まれの大庭葉蔵は、画家を目指しながらも、
酒におぼれ、女性と出会っては命を軽んじ、廃人になっていく。
特に山場もなく、淡々とダメ人間を描いているように見える。
方言がきつくて声が小さくて、何を言ってるか聞き取れないこともあり、
見てる途中で眠くなってしまって、3度目でやっと見終わった。
深く考え込んで苦悩した結果、狂っていく、というなら理解できるが、
その過程は全く描かれずに、突然女と出会い、いきなり自殺未遂。
何を考えてるのかわからないまま、どんどん時間だけが過ぎていく。
原作を読んだことあるかと言われると、覚えてない。
たぶん読んだとしてもけっこう前なので内容は覚えていない。
生田斗真がキレイなのはいいんだけど、それだけだ。
監督:荒戸源次郎
出演者:生田斗真、 伊勢谷友介、 寺島しのぶ、 石原さとみ
収録時間:134分
レンタル開始日:2010-08-04