2007.01.29
違う視点
物事を考えるときの頭の中は人それぞれだと思う。
なにか少し複雑なことを説明されたときに、
式のように考えるか、図で考えるか、そんなもんだと思ってた。
わたしは文字や声で説明されても頭を素通りしてしまう。
人の名前は、漢字がいちばんおぼえやすい。
図や表やグラフは理解しやすいが、式や説明文は苦手。
お昼にあるお店の場所を話していたとき、
テーブルの上に指で地図を書くことになって、びっくりした。
自称方向音痴の人が書いた地図は、まず、目的地の建物が登場した。
駅や道路から書いていって、この辺にお店、と示すのが私流。
ものの考え方が違うとき、同じ3次元を2次元に落とす作業でも、
視点が思いっきり違ってることがわかり、
いろいろ組み合わせたらおもしろいものができそうだと、ちょっとワクワクした。
こんなことがあって、ちょっと親に言われたことを思い出した。
昔、部屋の見取り図を書くようなことがあったらしい。
おそらく家の中で勉強机をどう並べるかとか、そんな話題だったのだろう。
紙を渡されて、普通はまず部屋の形を書いてから中身を書くのに、
わたしは紙の四角をそのまま部屋に見立てて、
ドアはここ、柱はここ、と紙の端に印をつけるくらいだった・・と言われた。
物の見方、プラス、手抜き。
だから、昼も最初は、トレイを区画に見立てて考えていた。
でもそのうちにテーブルの境目が線路ということになり、
そういう見方は一般的なものだったのかと、また発見だった。