2010.10.31
エベレスト 若きクライマーの挑戦
カナダ人初のエベレスト登頂を目指す登山家たち。
その未熟さゆえに、数々の苦難が訪れる。
実話らしい。
雪山登山に全く慣れていないであろうという登山家たち。
技術もそうだけど、メンタル面が弱過ぎてイライラする。
ささいなことで喧嘩をし、チームワークなんて言葉は微塵もなく、
各自がやりたいことをやりたいようにやるだけ。
終始、危なっかしくてしょうがない。
足手まといになると命取りになるという意識はなく、
ヤル気があるんだからやらせればいいじゃん、みたいなノリ。
自分がいる場所の危険性とか、乗り越えるために必要な事を、
把握してない、意識してないってのは、危なっかしい。
そんな未熟な登山家がやってきたからといって、
エベレストが容赦するわけもなく、雪崩は起きるし、氷は崩れる。
当然のように死者を何人も出しつつも、
「自分の目標を達成するため」だけに突き進む。
実話だけど、この映画は教訓であって、
こういう登山計画は立てちゃいけないよっていう見本だと思う。
でも、見ていて、会社の現状を重ねてしまう。
ベンチャーってそういうものなのかね。。
ホント現状を把握してない、意識してないってのは、危なっかしい。