2010.06.28
セントアンナの奇跡
ニューヨークで突然殺人を犯した郵便局員の男。
経歴もキレイな彼の自宅には、なぜか行方不明の美術品があった。
それがそこにあるまでの経緯の話。
実話を元にした作品とのこと。
(だから淡々と長いのか・・・)
第二次世界大戦中のイタリア。
アメリカ兵とドイツ兵が、イタリアの地で戦っている。
もうその辺からついていけない知識不足が痛い。
アメリカの黒人兵4人が、白人の少年を保護してしまい、
その少年を預けようとイタリアの民家を訪ねる。
少年とどうにか交流しようとするトレインやイタリア人が、
人間味があって、心癒される。
こういった少年との心の交流が、核。
最初の現代ニューヨークのシーンで、
誰が誰を殺したのか、顔をしっかり覚えてなかったのが失敗。
あの黒人って、トレインじゃないよなぁ??と、
途中のストーリーで謎を知ろうにも難しかった・・・。
奇跡と少年と彫像が関係あるかっていうと微妙。
奇跡が起きていたかというと、微妙。
あの状況から生きて帰れたことが奇跡か?
でもこの整理されていない感じが、
実話ベースなんだなと思わせてくれる。
そんな感じで3時間弱もあるので、長かったー・・・。