2009.04.26

ラブソングができるまで

かつて売れたポップ歌手、アレックスは、
もはや懐メロ番組や地方興行しか仕事がない。
そんな彼に、若者に人気の歌手コーラから作曲の依頼が来て、
歌詞に苦しんでいるとき、植木の世話係の女性が魅力的な詩を口ずさむ。

ってことで、その曲ができるまでの話である。

邦題だとまさにそのままなんだけど、
原題は、Music and Lyrics。
両方が揃ってこそ、良い曲が生まれるというテーマからして、
原題の方が深みがあっていいな。

才能があるけど、過去に捉われて卑屈になってる。
心に引っかかってるものがあるから、自分を出せないでいる。
やっぱり良いところは、褒めて伸ばされたいよね。

予期せぬ出来事とかは全然なくてストレートだけど、
二人の自然な近づき方が、いいなって思う。
 
ふと思い出したんだけど、
『敬愛なるベートーヴェン』を現代っぽくしたような。
 


2009.04.26, 23:08 / ☆☆☆☆
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