2006.12.29

スーパーエッシャー展

午後に渋谷に到着してすぐBunkamuraに行ったのだが
当日チケット購入の列の長さにひいて、諦める。
1人で1時間並ぶとしたら、耐えられん。

で、諦めて、次の目的だった東急ハンズで買い物をして
Book 1stでまた本を買ってしまったところで
スーパーエッシャー展のポスターの文字に気付く。

当日チケットは4Fサービスカウンターで売ってるとさ!

というわけで、そのまま買いに行ったのが15時くらい。
前の人もエッシャー展のチケットを買っていたが
あそこで買う人はほとんどいないらしくてガラガラ。

Bunkamuraに戻って、そのまま入場。
チケットの大行列に「Book 1stで買えるぞ」と囁いてあげたかった。

作品の解説がDS Liteで聞ける。
無料で貸し出しだったので、借りて使ってみる。
DS Lite、欲しい。。

エッシャーの初期のころの自画像から、
昆虫の写生、イタリアの風景の写生などが続く。
緻密な版画がすばらしい。

そしてタイル画から、正則分割の世界に入っていく。
鳥が描かれているのかと思いきや、隙間が魚になってるような、
ああいうパズルのような絵がどのようにできたか
その過程であるエッシャーノートには何らかの法則や計算がなされていた。

科学者のような画家だ。

そして重力の方向がいくつもあるような、だまし絵になっていくのである。
階段が無限ループしていたり、水が逆方向に流れたり、
見ていてとても感心するし、ワクワクしておもしろい。
あの緻密さだからこそできる業。

どうしたら視覚をだまして、
有り得ない3次元を、2次元に投影することができるか。
科学者や数学者の友人が多かったということにも頷ける。

大変な混雑の中、早めに進んでも2時間。
展示数にも、順序にも、音声解説にも満足。
行ってよかった。
 


2006.12.29, 18:37 / イベント
スーパーエッシャー展 はコメントを受け付けていません

Comments are closed.