2019.12.07
冒険塾
モンベルの冒険塾に行ってきた。 有料イベントだけど、滅多に話を聞けない人の話を聞ける。 なんだか、クレイジージャーニーってこういう方々の番組だったよな・・・ 10:00~10:30 塾長・辰野 勇よりご挨拶 10:45~12:15 山崎 哲秀「極北に賭ける」 13:15~14:45 安田 純平「人質40カ月の真相と戦場取材の意義」 15:00~16:30 角幡 唯介「人はなぜ冒険をするのか」 山崎さんと角幡さんは北極・犬ぞりというテーマがかぶってて、 どうせなら一緒に話をすればよかったのになと思ったり。 行きたいと思ったことをすぐに行動に移せるのがすごい。 10代の若気の至りとはいえ、海外に勢いで行けなかったなー。 しかもそこで誰もやったことがないことをやる、と。 最初の1回をやってしまえば、あとのレベルが上がっていくのはわかる。 角幡さんの、思いつきにはそこまでの人生が詰まってる、というのは、 ものすごくしっくりと実感としてわかった。 ピンときた、という表現だったり、呼ばれてる、という表現だったり、 そのタイミングだからこそ行きたいと思った場所とかって、それだと思う。 で、安田さんの話は、冒険じゃなくて人質とかジャーナリズムの話だけど、 なんというか、聞いてよかった話。 日本政府は本当に何もしなかった(身代金も払ってないだろう)ということが、 当然やるべきだと思われたこともやってなくて、 連携すべき機関とも連携してなかったことからわかるという。 メディアの一時の誤った報道がネット上に残ってしまい、 そのせいで拘束が解かれるのが遅くなり、人質となり、という推測。 もちろん本人は拘束されてた側だから、その間の外側の動きは推測だが、 ちゃんとエビデンスを集めて推測しているのだから、 ネット情報を鵜呑みにしてバッシングしている側よりは信用できる、 というのが、私の見方。 人間の0.3%は冒険者の遺伝子を持っている、と、辰野さんは言う。 アメリカの誰かの研究らしい。 きっと私はそっち側の人間だと思う。 レールを敷かれたら逃げ出すし、決めつけられたら従わないし。 だから、なんでここに出てくる人のような成果を出せないのかと、 そっちのほうが悔しいというか、虚しいというか、申し訳ないというか。。 そういう感覚になれるから、行ってよかった。