2018.12.31

バガンからマンダレーへの船旅

朝にバガンを出発して、エーヤワーディー川を遡り、夕方にマンダレーに到着するクルーズ船を予約していた。
逆方向が人気らしいと見かけたので、ガラガラで運行しないとかだったらどうしよう?とか心配していた。

結果、そんな心配は全然いらなかった。
乾期だと座礁するとかいうブログも見かけたが、全くそんなことはなかった。

5時に船のチェックインで、5時半に出航。
4:50にタクシーを呼んでもらったが、ホントに10分で着くのかな?って不安だった。
出航前に着けば大丈夫なはず、、と自分を安心させる。

もしタクシーが早く来たら早く行っちゃいたいな、って思ったので、4時半に宿をチェックアウト。
しばらく待ってたら、40分ごろにタクシーが来たので、狙い通り早く出発できた。

ニャウンウーの北の外れの船着き場から出発。

暗いからよくわからなかったけど、特に建物とかもなく、ただの川岸に大きめの船が並んでた。
タクシーのおっちゃんが予約してた船の会社の人を見つけて、私を引き渡してくれた。

チェックインは船の中。
ちょっと早かったけど、入れてくれた。
リクライニングできるフカフカの椅子に、電源もある。

しばらくして団体さんが来たりして、満員ではないけど、それなりに席は埋まってた。
見た目、欧米な方々がほとんどだった。
ミャンマー人っぽい人はいなかった。

最初に設備とスケジュールの説明があって、消灯。
少し寝た。

でも、サンライズの時間が近づいてきたので、デッキに上がった。

まだ人は少なくて、スタッフの人もまだ余裕そうで、コーヒーをもらったり、おしゃべりしたり。
サンライズもバッチリ見えて、よかった。
遠くにバガンの気球が見えるのを教えてくれたり、あの橋はミャンマーで一番長い橋だって教えてくれたり。

だんだんと人が集まってきて、朝食。

食器が船の振動でカタカタ鳴ったり、動いて落ちそうになったり、ちょっと怖い。
振動が少ないポイントを見つけると嬉しかったりする。

朝食は、トースト、バター、ジャム、スクランブルエッグ、バナナ2本。
私が好きなやつで嬉しい。

食べ終わってからは、デッキで変わらない景色を眺めたり、
席に戻ってスマホでゲームしたり本を読んだり、また寝たり・・・。
電源があるとスマホで暇つぶしできていい。

船の前の方は全員同じグループだったようで、車座になってジェスチャーゲームみたいなのをしてた。
騒がしかったけど、高校生くらいの団体だから、みんなで旅行して楽しいんだろうな。
おじさんの一人旅かと思った人も、その若者集団の仲間だった。先生かな。

12時前にまたデッキで写真を撮ったりしながら、ランチ待ち。
団体のうちの3人と同じテーブルになって、ちょっと気まずかった。
英語ではなかったが、何語かわからなかった。

ランチはワンプレートに、チキン、野菜、ライスが乗ったもの。
チキンのところは一人一人選べるように、出航してから注文を聞いて回ってた。
ミャンマー料理もこういうスタイルもあってくれると嬉しいんだけどな。
夜とか、そんなにお腹が空いてないときに、軽く食べたいけど、屋台の揚げ物以外に小さい料理を見かけない。

食べ終わってから、またさっきの繰り返し。

本を読んでたら、今からプレゼンテーションの時間だよって呼びに来た。
ロンジーの巻き方と、タナカの使い方を見せてくれる時間があるのだ。

ロンジーの巻き方、見れてよかった。
服として履く以外にも、鞄になったり、バックパックになったり、いろいろ出来てて、おもしろかった。
多彩さが風呂敷みたい。

タナカの方は途中まで見てたが、遠方に仏塔やら仏像やらが見えたので、
どうしてもそっちの写真を撮りたくて、途中抜けしてしまって申し訳ない。

川から仏塔とか見えるのは、船旅ならでは。
よいものを見れて、満足。

17時頃からはサンセットに向けての写真タイム。
若者たちはそういうのに興味ないみたいで、場所取りにならなくてよかった。
サンセットを見終わって、マンダレーに到着。

船での移動は思ってた以上に、よかった。
飛行機だと早いけど味気ないし、バスはまだ乗ってないけど、バスだと歩き回れないしね。

船を降りたら、バイクタクシーが待ち構えてたが、徒歩30分なので歩く。
今日は完全に運動不足だし、マンダレーの町の雰囲気を知っておきたいし。

Google Maps が示す通りの道を行ったら、かなり普通の方々が生活してるエリア。
もう暗くなってきてるのに子どもが走り回ってて、平和な雰囲気。

バイクが多いのは怖いけど、それも含めて、バガンと似た雰囲気だ。
子どもが Hello! Money! Money! って言ってくるのは、バガンよりスゴいかも。。

ホテルに無事に到着し、このホテルだけ飛び抜けて高層なのに驚いた。
中に入ると、そんなに広くはないが、高級感がある。

パスポートを見せて、部屋を準備してる間に、地図をくれて、マンダレーの観光案内もしてくれた。
なかなかインテリな空気を出してる青年で、きっとこのホテルで働くのってスゴいんだろうなって思わせる。

10階まであって、朝食は10階。
部屋が8階だったけど、十分に見晴らしがいい。

部屋のなかもバスローブやドライヤー、ミニバーまであって、至れり尽くせり。
すごいじゃん!と思ってから、年越しを挟む宿だけ少しイイ部屋を予約したんだった!って思い出した。

自分エライ。

ミニバー、人生で初めて使ったかも。

Hotel Nova

明後日は朝からバス移動だから、観光は明日だけだ。

どこを回るか、これから考えよう。

 


2018.12.31, 00:16 / 2018.12-2019.01: ミャンマー
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