2014.12.29

王宮、屋台、散歩、散歩

昨日は21時頃に寝たと思うけど、朝までぐっすり。
さすがに二日連続でちゃんと眠れてなかったから、眠れてよかった。

7時に朝食をお願いしていたので、7時過ぎに行く。
今日も雨が降ってなくて、少し空も明るくてイイ感じ。

美術館とか博物館とかいろいろ廻ろうと思ってたんだけど、
いちばん大きそうなソノブドヨ博物館が月曜休館。

それは明日に行くことにして、近場を手当たり次第。
ダラダラしてから、9時ごろに出発。

ホテルを出てすぐのところにローカルなマーケットがあった。
これも明日見てみよう。

王宮馬車博物館というマイナーそうなところから行こうとしたが、
ホテル前にいつもいる自転車タクシーの兄ちゃんに連れてかれたのは、
方面的には合ってるけど、よくわからない場所。

伝統芸能の人形などを作っている工房だった。
売り込まれる前に離れたくて、支払いを済ませ、あとで行くからってバイバイ。

歩き出すと、そこらの自転車やバイクのタクシーが声かけてくる。
Museumに行く!って答えたら、あっちだよって教えてくれた。
(それがどのMuseumかわからないけど)

その前に…ってさっきの工房に連れていこうとするので、紹介料が良いのかな?
あとでって断って、言われた通りの方角に行く。
細い道を指示されたが、そこに入るまで見届けられたから合ってるのだろう。

結局 Kraton (王宮) が見つかったので、入る。
カメラ持ち込み料が10円かかるが、日本人ですか?と聞かれて、自動的に持ち込みになってた。
もちろんそのくらいなら全然払うし、支払済の札を付けてれば堂々と撮れてイイ。

やっぱりここもインドネシア人っぽい人が多い。
スマホで撮影するのはカメラ持ち込みにならないのかなー。

スルタンの使った生活用品やバティックなどが展示されている。
あとは、伝統芸能を日替わりでやってて、今日は唄と楽器の演奏だった。
席は少ないけど座って聴く人も少なく、座れたので2曲くらい聞いてきた。

演奏が始まると、演奏者の近くで写真を撮ったり、演奏バックに記念撮影したり。
演奏を聴く場というより、演奏を見る場になってたな。
残念ではあるけど、身近といえば身近になってるわけだし、うーん。

王宮を出て、思わぬところに馬車博物館があったので入る。
こっちもカメラ持ち込み料がかかる。

広い部屋にスルタンが使った歴代馬車が15台くらいかな。
見る人が見たらオーって思うのかな?ってくらいマニアックだ。

雨が降りそうで降らない微妙な感じになってきたので、ショッピングセンターに向かう。
Malioboro (マリオボロ)というのが地元民自慢?なのか、よくタクシーがMalioboro行く?って言ってくる。

そこに向かうまでの道が、ジョグジャカルタでいちばん賑やかみたい。
洋服中心の巨大なマーケットや、Tシャツやローカルフードの屋台がビッシリ。
ギュウギュウなので落ち着いて見れるわけもなく、疲れる。

でも、あぁ来たなって実感もする。

Tシャツとかバッグとか普段使うようなものは数百円だし、食べ物は100円くらいだし。
これだけ大量に安いものがあって、それでまわってるんだよなーと。

お土産用か地元民用かわからないけど、男性用のTシャツはハードロック系が人気なのかな。
黒地にドクロとかゾンビとかそういうのが多かった。
あと目立ったのは、カワイイ系のアニメっぽいイラストのTシャツ。
この2つが両極端だけど、たくさんあったので、なんか不思議な光景だった。

ちなみに、中心部でも、歩行者用の信号はあるけど全く機能してなかった。

それでもインドネシアの大量の人々には問題ないわけで。

マリオボロモールは、中心が吹き抜けになってる4階建て?のデパート。
カフェ、洋服、ゲームセンター、レストラン。
1階でバティックの服がたくさんあったけど、基本的には地元民向け。

空調が効いてて湿度が低くて快適だった。
レストランでランチにミーゴレンを食べただけだけど。

でもここがホテルから近ければ、たくさん来たかもしれない。
と思うと、もうひとつのホテルエリアがこの辺だから、こっちのほうが便利かも。

お腹が一杯になって、帰りの屋台では全く惹かれるものもなく。

王宮近辺まで戻ってきて、雨がポツポツ。
もう疲れたので、最後にTaman Sari (水の宮殿) に行って終わりにしようと決める。

途中で謎のフルーツを売ってるおばさんが話しかけてくれた。
ぱっと見はライチっぽいけど、皮が鱗のようになってて、これだけを売ってる店がたくさん。
道端の屋台はローカル向けだと全然相手にされないので、聞きづらかったのだ。

試食させてもらった。
皮を剥くと中はニンニクのような房になっていて、それをそのまま食べる。
サクサクしていて、梨のようなマスカットのような、食べたことある気がする味。

美味しいし、せっかくなので 0.5kg 購入したら、8個くらいで 5000ルピア。
そんなに手を汚さずに食べられるので、歩きながら食べてた。

で、肝心のTaman Sari、看板はあれど入口が見つからず、さまよう。
でも、観光客っぽい若者集団の後をつけていったら到着できた。
たぶん閉館ギリギリ。
平たく言うと昔のプールと部屋で、プールに入る遊女を部屋から眺めたそうな。

相変わらずフルーツを食べながら歩いてたら、ホームレスが手を伸ばしてきたので、1つあげた。
半分くらいあげればよかったと、ちょっと後悔したけど。

朝に送ってもらったところまで戻れたので、
伝統芸能の人形などを作っている工房をチラ見した。
紙芝居用の人形は1つ1万円くらいだった。

じっくり選んでる年配のご夫婦がいたので、私はそんなに構われずに済んだ。
自分の家があって大切な人と旅行した思い出を飾るんなら買ってもいいし、
むしろそういうんだったら偽物じゃないものがイイけどさ、ねぇ。

もう見るものは見たし、帰る。

でも行きは途中から傘をさしてて見てなかったので、帰り道がわからない。
地図にも細かい道が載ってない。
時間だけはたくさんあるので、お金を払ってショートカットする必要はない。

たぶんこっちという方角に歩く。

観光地から少し外れると、静かで緑豊かで、すごく雰囲気がイイ。
気持ちよくのんびり歩いていたけど、とうとう行き止まり。

王宮エリアは高い塀で囲まれており、門があるところからしか出られない。
門がないということは、思ってたのと違うところにいるわけだ。

通りかかった人が May I help you? って。
この人英語話せる!ってことで、この塀の向こうに行きたいって言ったら、
ずーっとあっちまで行かないとダメだねーって教えてくれた。

行ってみたら、その門が到着する予定だった門。
倍も歩いてしまっていたらしい。

もう疲れたけど、ここからは昨日歩いてるので知ってる道。
ホテルに戻る前に冷たいジュースを買って、帰ってベッドにバタン。

スコールがあると思って、それでいったん冷えるかと思ってたけど、
今日はスコールもなく、けっこう晴れていた。
ちょっと熱中症気味になったし、足は日焼けでサンダルの跡が残った。

そんなこんなで疲れたけど、楽しい散歩だった。

そのままウトウトしかけていたら、またドアをドンドンとノックされた。
今度は出ることはできるが、用心してカーテンの間から外を見る。

スタッフさんがティータイムです~って。。
お断りして、また休憩。

ウトウトしてるときに驚かされて、しばらく心臓バクバクしてたわ。。
そういうのが来るなら最初から言っておいてくれればいいのに。
いや、おもてなしの心を踏みにじりたかったわけじゃないけど・・・

時間的に昨日のもこれだったのかな?
ティータイムとは言ってなかったけど、インドネシア語でティータイムだったのか?

暗くなる前に、昨日と同じレストランで、今日はカレー。
タイカレーみたいなやつだったけど、インドネシアにもカレーってあるのかな?

ジョグジャカルタでの夜は最後。
夜の伝統芸能の鑑賞はしないまま終わることになる。

ジョグジャカルタでのメインは昨日終わった気分だったので、ムリしない^^
 


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