2014.12.28

散策

明日のツアーは3時半にピックアップ。
もう夕方だったので、近くをフラフラして、夕食をとって帰ってこようと外に出る。

レインウェアに折り畳み傘、下はハーフパンツにサンダル。
完全な雨タイ。

出ると自転車タクシーやらバイクタクシーやらが話しかけてくる。
韓国?中国?と聞かれることが多い。

日本って答えたら、たまたま通りがかった日本語を話せるおじさんが来た。
昔日本語を勉強してて、成績優秀者で日本に行って働いたこともあるらしい。
今は日本人相手のガイドをしているとのこと。

ちょうどツアーの予約をしてきたところって言ったら、その線は諦めたみたい。
日本語の勉強のために夕食に付き合ってくれと言うので、王宮の伝統料理の店に行く。
玉子、チキン、豆腐などを乗っけて食べるご飯で、300円くらい。

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そこでいろいろ聞いたら、40歳で独身で、弟も日本語を勉強してるらしい。
観光客向けじゃない染め物の店の場所や、銀細工の店、
コピルアク(ジャコウ猫が云々のコーヒー)を作ってる場所などを教えてくれた。

あんまり遅くなりたくなかったので、場所だけ確認させてもらう。
染め物の店は確かに現地の人ばかりだった。
100円のハンカチサイズから、4000円くらいのテーブルクロスサイズ、
腰巻きにするもうちょっと高いのなどいろいろ。

買わずに、次はコピルアクを作ってる場所。
町外れの普通の農家みたいなところで、作ってた。

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コーヒーの木があり、ジャコウ猫が数匹いて、糞を貯めてあり、
それを乾燥させ、砕いて豆を取り出す。
その全工程をハンドメイドでやっていて、スマトラ地区の次に始めたのがこの家とのこと。
コーヒー豆がないときはバナナやマンゴーなどフルーツを食べてるらしい。

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今はこの家のを真似して、ジョグジャカルタでも生産者が増えたらしい。
ここから日本にも輸出していて、テレビの取材が来たこともあったとのこと。

お土産屋さんで売ってるのは、他の豆を混ぜてあったりするものも多いらしい。
手間がかかりすぎるし、確かにそうだろうなーと思った。

試飲もさせてくれた。
少し砂糖を入れるのがいいらしい。
ミディアムローストの豆で、少し納豆っぽい味がしたのが面白い。
発酵させるという過程を考えると、確かにそういう風味でもおかしくない。

100g 500000ルピアなので超高級だが、日本では1万円以上する。
逆にこれより安いのは怪しいらしい。

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自分で楽しむというより、コーヒー愛好家に楽しんでもらおうと買った。
主にI社T星の方々が頭に浮かんでいたが、別のグループもいるかな?
ローストの度合いで二種類、約一万円のお土産。
これでお土産予算を使いきった^^;

最後ホテルまで送ってもらって、おしまい。
ガイド料を請求してくることもなく、よかった。

21時に寝て3時に起きる予定が、23時に騒音で起きてしまった。
こんな時間にアザーン?
アザーンというより、その放送機器が壊れてるのか、大音量のノイズ音。

30分か1時間かして収まったが、すっかり目が覚めてしまってマズイ。
 


2 Responses to “散策”

  1. とみざわ より:

    脚の具合もすっかり良いようで、なによりですね。

    美味しい食べ物や博物館や美術館、景観が楽しめると良いですね。

    個人的には、江戸時代に東インド会社の拠点がありましたから、関連文化財のが、多くあるのかなあ、考えてしまいます。

    • meg より:

      博物館、美術館、まだ全然行ってないですが明日は特に予定ないので、いろいろまわってみるつもりです。