2014.06.27

イノベーション・オブ・ライフ

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

Clayton M. Christensen (著), James Allworth (著), Karen Dillon (著), 櫻井祐子 (翻訳)

ものすごい良い本だった。
久々に、染みる本に出会った。

高校生や大学生くらいの、まだ社会に出る前に読んでおきたかった。
よくビジネス書に見かけるような、○○するためには××しろというようなテンプレート本ではない。

人生にとって何がいちばん大切で、大切なものを失わないためには何をどう身につけておくか。
そういった芯のところに訴えかけてきてくれるので、響く。

目先の利益に目をくらまされてはいけない。
少し失うものがあっても、その後のことまで考えればプラスになることもある。
大切なものが何かを意識して、少し長いスパンでそれを守る方法を選ぶべき。

仕事のことだけじゃなくて、子育てや結婚生活でも同じことが言えるという。
当たり前と言えばそうなんだけど、古典的な日本人の考えでは、当たり前と思われてないだろう。

確かに若いときに読んでおきたかった本ではあるが、今からでも役立つだろう。

 


2014.06.27, 21:38 /
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