2014.04.26

トゥ・ザ・ワンダー

マリーナは、夫が浮気で出て行って以降、シングルマザーとして娘を育てつつ恋人ニールと同棲していた。
3人でアメリカに渡って生活するが、娘はパリの友だちが恋しくて帰国。
2人での生活を続けるが、ニールが元恋人の女性の元へ行ってしまってから、残されたマリーナは狂う。

詩の朗読に映像を乗せたような構成で、非常にふわふわとしている。
フランス映画かと思ったらアメリカでビックリした。

マリーナが、無邪気でかわいらしい女性といった印象から、めんどくさくて鬱陶しい女性に変わる。
大事なものを失って鬱状態になっていたんだろうけど、魅力はなくなっている。

元恋人に遭遇してそちらに惹かれてしまうこととか、浮気されて精神的にやられてしまうこととか、
子どもを介して仲良くしていた二人が、子どもが去ってギクシャクするところとか、
きっと人生のうちでよくあるんだよねと思わせる題材を、淡々と描いている。

決着のないまま、その感情の中で漂っているようで、それが人生だといわんばかり。

トゥ・ザ・ワンダー
監督:テレンス・マリック
出演者:ベン・アフレック、 オルガ・キュリレンコ、 レイチェル・マクアダムス、 ハビエル・バルデム
収録時間:112分
レンタル開始日:2014-01-10



2014.04.26, 11:13 / ☆☆☆
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