ガウディ
今日はガウディの建築を見る日。
続いては、昨日諦めたカサ・ミラ、カサ・バトリョを見に行く。
今度こそ間違えないようにと、近くまで地下鉄で行ってみる。
問題なのは地下鉄から出てから、どっちの方角に進めばいいか。
やっぱり1回間違えて、現在地が書いてある看板を見つけて、やっと自分の居場所がわかった。
地球の歩き方の地図には、何も役に立つ目印が書いてなくて困る。
カサ・ミラは Casa Mila とは書いてなくて、La Pedrera という名前で書かれていた。
入場料は 16.5ユーロということでだいぶ高いが、維持費だろうからしょうがない。
エレベータで屋上に行き、波打ったような屋上と不思議なオブジェを見学。
その下の階は、天井を支えるためにアーチ状の柱がたくさんあって、
ガウディの建築についての資料や模型が展示してあった。
ちょっと見学できる箇所が少なかったなーという印象。
そして、次の目的地カサ・バトリョまでは一本道なので安心したところで、
ちょっと遅いランチを、カフェにて。
カウンターでパンとコーヒーを注文して、そのままカウンターで食べてみる。
だいぶドキドキだったけど、ちゃんと食べられてよかった。
次は、カサ・バトリョ。
こちらは 20.35ユーロとさらに高いが、妥当な値段と思える濃い内容だった。
チケットを買う行列にいるとき、日本人のおっさんに、20ユーロの価値あると思います?と聞かれて、
まぁ維持費ですからねぇと答えたけど、それ以上にちゃんと得るものはあったと思う。
というのも、オーディオガイドが料金に含まれてたので、内容がよくわかったからかもしれない。
日本語のもあったので、日本語のを借りた。
ヘッドフォンじゃなくて電話型だったので、ずっと耳に当ててるのが疲れたけど。
曲線で自然をモチーフにしてるのはガウディの特徴だけど、
ここは海をイメージしているらしく、曲線の度合いも強くて、楽しい空間だった。
青を基調とした吹き抜けもキレイだったし、こういう家なら欲しいって思う。
見て良かったと思える建物。
ここまで見終わって15時ぐらい。
次は、グエル公園。
ちょっと離れているので、地下鉄で数駅ほど移動。
駅を出てからずっと、Park Guell の看板があったので、全く迷うことなく地図を見ずに行けた。
徒歩15分くらいかかるけど、今までで一番親切な場所だ。
看板に従い、丘の上に登っていってチケット売り場。
8ユーロって書いてあったので、払って中に入る。
後でわかったが、チケットを買わなくても、公園自体には入れる。
見どころはモニュメントゾーンとなって区切られていて、そこに入るのにチケットが必要なのだ。
チケットも時間制になっていて、入場できる時間帯がチケットに印字されている。
なぜか買った直後に入場しようとしたのに、既に時間切れになっていて、
入場口でチケットチェックしてるお姉さんが、これはおかしいって困ってたけど。
お土産屋さんでよく見かけたトカゲのオブジェなどはここで見ることができるもののようだ。
1200円はだいぶ高いけど、やっぱり維持費なので仕方ないと思うことにする。
夕方っぽい空になってきたところで、見学はおしまい。
また地下鉄でサグラダ・ファミリア駅まで戻ってきて、夕食を探す。
都会で一人でレストランに入るのが苦手なので、難関。
マックもケンタも見つけたから、いざとなったらそこでいいやと思いつつ、
サグラダ・ファミリア周辺を歩き回る。
これを食べたいというものが思い浮かばなかったので、
サグラダ・ファミリアの横らへんで見つけた食べ放題の店にした。
サラダもフルーツもパエリアもピザも食べることができたし、大満足である。
ガウディを堪能できて、良い日だった。
見る前よりも、好きになった。
スペインはカトリックでしたか?
サグラダ・ファミリアも歴史学的には「キリスト教権力の誇示」ということに
なっています。スペインは地震が無いようですが、耐震構造はないんでしょうね。
周辺ではにぎやかにクリスマスはしていないのですか?
カトリックのようですね。
サグラダ・ファミリアも2010年にローマ法王がミサをやったそうです。
設計の展示はたくさんありましたが、耐震については触れられてなかったように思います。
戦争で焼かれたりというのはあったようですが。
周辺を歩いててもクリスマスを感じることはあまりないです。
サグラダ・ファミリア横の公園でやってるクリスマスマーケットはさすがにクリスマスっぽいですが、日本の浮かれモードとは違いますね。家庭用の飾りを売ってるのですが、電飾はほとんどなくて小さい置物の人形とリースがメインです。
まだ1ヶ所にしか滞在していないので、もしかしたら、他の場所に行ったら違うのかもしれません。