2019.12.31

燕山荘

朝、4時半に電気が点いた。
朝食は6時なのに、明るくするの早い。

明るいから準備をして、外の様子を見る。
なんと、雨がぱらついている。

雨は低体温症になるから危険なのだ。
ぱらつく程度だったので、やんでくれることを願う。
予報では曇りなのだ。

5時半から朝食に並ぶ。
5:45くらいに入れてくれた。

おかずの種類も多く、ご飯を2杯食べる。
昨日から食べ過ぎだ。
でも雪山でエネルギー切れは怖いので、貯めておく。

食べ終わって、6時くらいから準備して、6時半に出発。
ヘッドライトが要らないくらいの薄明かり。

登り初めてしばらくはアイゼン要らないだろうと思った。
雪はあったけど、滑る感じじゃなかった。

ちょっと登ったら、渋滞。

雪山は汗をかかないのが大事なのはわかるが、遅すぎる。
少し歩いて立ち止まるので、体も冷える。
それなのに、抜かさせてくれない団体にイライラ。

そうこうしてたら、同部屋の方に追い付いた。
彼女も付けないで登り始めたらしく、アイゼンを付けていた。

ゆっくりペースでタラタラ登り、立ち止まり。。
抜かせる場所はないので、タラタラ。
第一ベンチでようやく抜けた。

同部屋の方もずっと一緒に行動した。

そのあとは第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと進む。
汗をかかないように、コースタイムの速度。

途中、アイゼンを自分で踏んでしまって外れたりしたけど、
時々出てくる急な坂に苦戦することもあったけど、
だいたい順調に進めた。

合戦小屋に到着し、フル装備。
フリース、薄いダウンを着て、バラクラバ、ゴーグルを付け、
手袋をちゃんと重ねて、ピッケル出して、ストックしまって、
行動食も食べて、ようやく準備オッケー。

ここからが正念場。

私は後ろにまわる。
ちょっと装備を変えたら疲れた。
バラクラバで息ができなくて苦戦した。

合戦の頭に行くまでの間で、突風が吹いた。
耐風姿勢でしのいだ。
強風ってこういう感じか、ってのがわかった。

それから何度か、そういう風が吹いた。
ちょっと体が浮くような感じもあった。

でも、個人的には、疲れたのと、
バラクラバの問題の方が大きかった。
途中から、口は出したままにして、ヤバイときだけ蓋をした。

先頭に立ってもらった彼女曰く、突風が怖かったとのこと。
そんな中、ペースを作ってくれてありがとう。

ちゃんとトレース通りに歩かないと、ズボッと埋まる。
だから、ずっと足元を見て歩いてた。

突然彼女が、小屋が見えた!って教えてくれた。
まだ半分くらいかと思ってたので、嬉しかった。

小屋へはぐるっと回って入らないといけなくて、
そこが一番の突風らしいが、別の入り口から入れた。
どうやら彼女が調べていて、中にいた人に開けてもらったらしい。
一番の山場を迎えることなく、到着。

一番の懸念事項が、終わった。

受付を済ませ、乾燥室に干し、お昼にカレーライス。
おしゃべりして、まったりしてたら、
同室だった二人組も到着。

またおしゃべりでまったり。

そのあとは外を見に行って、強風の中で写真を撮ったり、
昼寝したり、ラストサンセットを見て、槍がチラッと見えて、
夕食には振る舞い酒と年越し蕎麦があって、
おしゃべりして、
燕山荘のスタッフさんの自己紹介とか聞いて、
昼寝(夜寝?)して、年越しを待つ。


2019.12.31, 21:10 / ハイキング登山
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