2019.10.06

パノラマコース

朝、2時半に目が覚め、3時半に目が覚め、4時前に起きた。
周囲のテントは朝から登る人はいないようだ。

混む前にトイレに行き、
ついでに夜の写真を撮ろうとしたが上手く撮れず。

着替え終わって、まだ4時半すぎだったので、朝食も済ませた。
やっぱりフルーツグラノーラは正解。

5時頃からテント撤収。
周りの人も起きてきたので、気兼ねなく。
あまり夜露がついてなかったので、そのままたたんだ。

サンライズは5:47ということなので、そこで一旦手を止める。
まだモルゲンロートまでは時間がかかりそうなので、
昨日行った池のほうまで移動した。

うっすらモルゲンロート。
一応見れたことにしておく。

まだもっと変化する可能性はあったが、6時を過ぎたので、
残りはパノラマコースから見ることにして出発。

この時間にトイレは大渋滞になってた。

パノラマコース、出だしは昨日見たので知ってる道。
その先からドキドキ。

滑りそうな土の地面に、手を使わないと登れないような岩。
そんなのがたまに出てくるけど、五竜岳らへんよりは易しいかな。
滑りそう、というのが、一味違う怖さがあるけど。

そんな道を1時間もしないで、
ちょっと見晴らしがよくなったところで、分岐。
屏風のコルなのかな。
看板はないけど。

往復になるので、重い荷物はデポ。
水をナルゲンボトルに少し入れて、あとはカメラと貴重品。

そこからまた急登。
ストックをしまうか悩んだけど、しまう場所ないし、
なかったらないで滑りそうな場所あるし、そのまま行く。

途中、前の人たちが岩を登るか悩んでた。
ショートカットできないかなって。

結局そこは目的地じゃなかったけど、
この時はそう思ってしまい、次の分岐を見逃して、迷いかけた。
下ってる?おかしいな、で、すぐに戻ったけど。

そこからまた登って、屏風の耳だっけ。
看板はないけど。

雲が出ちゃって、槍ヶ岳とかは見えなかった。
残念。

少し休憩してから戻る。
登ってくる人とたくさんすれ違った。

荷物をデポしてた付近まで戻ったら、猿がいた。
道を歩いて、私に向かってきた。
怖かったし、写真撮りたかったけど、刺激しないように動かず。
横を通りすぎてくれた。
ホッとした。

涸沢から来る人はどんどん増えて、行列になっていた。
1時間ほど出遅れてたら、巻き込まれたな。

荷物を回収して、あとはひたすら下り。
本当にキツいのはここからだった。

滑る土の上に、落ち葉と岩。
そんな急坂が、延々と続いていた。

怖いし、実際2,3回滑った。
転びはしなかったけど、変に足をねじって、膝が少し痛かった。

これ以上滑ったら、膝が壊れる、と思って、
スピードをさらに落とした。

たくさんの人に抜かしてもらった。

途中、河原っぽい場所で、朝食第2弾で休憩。
まだその先も長そうだった。

最後のほうは、私と同じくらいゆっくりなおじさんと、二人。
抜かしたかったら抜かしてな!って言われたけど、
本当に同じペースだったので、気を遣わせないよう5mくらい開けた。

そんな状態が1時間くらい続いた気がして、やっと平らな道に出た。

パノラマコース、景色がいいのは最初だけ。
楽しいのも、そこだけ。
景色目的だったら、涸沢から往復したほうがいいかな。

つまり、もう行きたくない(笑)

最後の新村橋を渡ったところで、
そっちのコースどうでした?って話しかけられた。

イヤー、キツかったです、
4分の3は眺望もない急坂です、って答えた。
なるほどねーお疲れさま!って、横尾方面へ歩いてった。

少し歩いて、徳沢。
ここはソフトクリームを食べる拠点。
ちゃんとソフトクリームで休憩。

明神ではランチにカレーライス。
前も同じパターンだったかな。

そして小梨の湯でさっぱりしてから、
上高地でのんびり。

日焼け止めを塗り忘れてて、顔が真っ赤。
なかなかヤバい。

帰りのバスに電源がついててラッキー。


2019.10.06, 18:44 / ハイキング登山, 日々所感
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