2019.09.17

鹿島槍ヶ岳・五竜岳とか

今回の山は、山小屋泊に切り替えたことが頭の中の多くを占めていて、
ルートについて、あまり詳細に調べて行かなかったような気がする。

ヘルメットは持ってったし、ストックもザックにしまえるタイプに変更した。
その辺は今回のための準備だったといっていいだろう。

初日は扇沢からキレット小屋まで。
爺ガ岳、鹿島槍ヶ岳を超えたあとに、キレット小屋までの岩綾地帯を通る。

扇沢から種池山荘までで一旦疲れてしまって、
さらに、爺ガ岳で疲れて、小屋で休んで、
鹿島槍ヶ岳で疲れて、北峰は行かずにすっとばして、
そこからコースタイム2時間のキレットがある、というスケジュール。

今回も、これは詰め込みすぎたかなと思った。
テント泊の荷物だったら、もうダメだったかもしれないくらいだ。

2日目は、キレット小屋から岩綾地帯を通り、
五竜岳を超えて、五竜山荘で休んで、
唐松岳までの2時間半はけっこう疲れていたので、大変だった。

五竜山荘から唐松岳までの間に、
何度か、山荘から来ましたか? あとどれくらいですか? と聞かれたのが印象的。
そして最後に会った3人組とは、このあと一緒になった。

唐松岳頂上山荘で、同じ部屋の同じ区画の、隣に陣取った3人だったのだ。
声をかけてもらうまでは、全然わからなかった。

そして、行ったはずの人がなぜここに?と思ったら、
怖かったのと距離が長いので諦めて戻ってきたとのことだった。
チャレンジしたことが想い出、と言って笑ってた彼女たちが素敵だ。

私は朝食抜きにしてたので先に出発したため、最後の挨拶はしなかった。
でも、八方池で休憩を終えて、出発する時に、なんとまた偶然にすれ違った。
最後の挨拶ができ、また会うかもしれないですよーって別れた。

下山して、八方の湯であがったら、彼女たちが隣のロッカーを使ってた。
でも裸でちょっと話し込みたくない場面だったので、声はかけなかった。

ランチに近くの蕎麦屋に行った。
お水がなくなったのでもらおうとキョロキョロしてたとき、
お店に入ってきたのが彼女たちだった。

ここまで偶然が重なるものなのか!!

石川県から来たという彼女たちは車だったので、ランチのあとで本当にお別れ。
これまたどっかで会うかもしれないよなー。

というわけで、3日とも濃く過ごせた。
もともと下山だけの予定で薄くなるはずの3日目も、彼女たちのおかげで楽しかった。

こういうのは小屋泊ならでは、だな。

細かい話はまた今度書こう。


2019.09.17, 00:54 / ハイキング登山
鹿島槍ヶ岳・五竜岳とか はコメントを受け付けていません