2019.04.06

大島・三原山

夜、落ち着いた頃に、隣の隣の寝床の方に話しかけられた。
荷物の感じから観光客ではなさそうだったが、新島に住んでる方らしい。
東京に用事があって行くと、ついつい買いすぎてしまうらしい。

そして、島の人にお土産を買って帰るのに、一番人気なのはマクドナルドとケンタッキーというのに驚いた。
人気ってのはわかるけど、それを長時間かけて大量に持って帰ってることに驚いたのだ。
きっと賞味期限はギリギリか切れるかくらいだろうけど、一瞬で無くなるって。

そして聞いた感じ、いつも一等室はけっこう空いてることが多いようだ。

23時前くらいに、あまりに眠くなったので就寝。
起きたのは5時過ぎだったので、けっこう普通に熟睡した。

大島に降りて、バスの一日券を引き換えて、大島温泉ホテルまでバスに乗車。
満席になってギュウギュウになってた。

ホテルについて、温泉&朝食の券を引き換えて、朝食バイキング。
パンもあってよかった。
一人客があまりいないようで、なんか居心地は悪かった。

朝の温泉は要らないけど、バスの時刻まで1時間半くらい時間があった。
周辺で何か見るものないかなーと外を散策。

看板があり、裏砂漠線 3.2km 65分 と書いてあるのが気になった。
裏砂漠は迷いやすいから入念に調べてから行くこと、っていうネット情報を見た直後だったので、
様子を見て、行けそうだったら行く、ダメそうだったら戻ってくる、ということにして散策開始。

まず、つつじ園。
花は全然なかったけど、道が続いてたので先へ進んでみた。

黒い小石の上に、木、草がある道だった。

分岐があって、なんとなく右側に行ってみた。
鎧端樹海トレースという道らしく、迷いやすいのでキケンという看板が出てた。

このときはまだ、それが裏砂漠へと続く道なのかと思っていたので、進んでみた。
道は一応あるのだが、蜘蛛の巣が張っていて、途中から木の棒を振り回しながら進んだ。

15分ほど進んだくらいのところで分岐が現れた。
左に行ってみたら道が途切れていて、右に行ってみたら目印の赤い四角が倒れていて、途切れていた。
これ以上行くと迷うだろうなと思ったので、そこで引き返した。

裏砂漠は無理かなーと引き返していたら、最初に分岐があったことを思い出した。
反対側に行ってみたら、看板があって、裏砂漠ってちゃんと書いてあった。

溶岩流の跡が見える場所が40分って書いてあったので、引き返すならそこまでは行こうと思い、急いで歩いた。

けっこう道はちゃんとしていて、迷いそうになかった。
MAPS.ME で道を確認して、曲がるところでちゃんと曲がった。

ここをもうちょっと先に進んでいれば、もっと砂漠っぽい裏砂漠が見れたってことは後から知った。
もし次に行くことがあったら、そうしよう。

三原山までそのまま行けそうだったので、行った。
火口一周ルートというほうに行けばいいのだ。

岩がたくさんあって、好きな感じの道で、楽しかった。

上まで行って、火口の縁から蒸気が出ていて、ちょっとテンション上がった。
団体が来る前に、いろいろ見ておこうと思って神社のほうから回った。

全然前知識なく行ってしまったけど、1986年に噴火があって、そのときに燃えなかった神社らしい。
7歳の頃かー、なんとなく噴火があったのは覚えてるけど、それが三原山だったこととか覚えてないや。

次に火口展望ルートで先端まで行ってみたけど、あんまり奥まで見えなくて消化不良。
そして、火口を一周してみたら、よく見えるところがあって、底まで見えた。
今は全然溶岩とか見えないんだなー。
だからこそ、ここまで近くに行けるってことで、当たり前か。

裏砂漠から登ってきたから、降りるのは表砂漠にしようって決めた。

地図にちょっと不安はあったけど、まだ時間はたっぷりあったので、ダメだったら引き返そうと思って進んでみた。
最初の下り坂は急で砂が滑るので怖かったけど、そこを降りてしまえば、あとは平ら。

全然看板がないことが不安ではあったけど、無事に山頂口までたどり着けた。

まだ11時前だったので、ランチには早いなーと思って、展望スペースに行ってのんびり。
けっこう風は強いけど、晴れてて気持ちよかった。

11時を過ぎて、混んでくる前に・・・と思って、昼食の店に行った。
引換券を出したら、メニューは決まってるようで、席に案内された。

天ぷら蕎麦定食だったようで、蕎麦・天ぷら・タチウオ・ごはん・味噌汁、と盛りだくさん。
かなり満腹になった。

まだバスまで時間があったので、代わりに別ルートで行けないかと探してみたけど、
大島公園のほうに行くバスはそれしかなかったので、時間を潰すことにした。

体がダルくなってたので、アイスを食べてみた。
大島牛乳アイス、味は濃いのに後味さっぱりで美味しかった。

だらだら過ごしたり、また展望スペースに行ったりして、ようやくバスの時間になった。
こうしてみると、最初の裏砂漠を焦り過ぎたな。
まぁ、何もわかってなかったし、仕方ない。

バスで大島公園に行き、椿園と動物園で時間をつぶしつつ、接続のバスを待つ。
椿園は時期がちょっと遅かったのか、けっこう椿は落ちてしまっていた。
動物園はわりと種類も多くて、楽しかった。

けっこう疲れてきていた。

最後、バスに乗って岡田港へ。
フェリーの出発までは1時間近くあったので、お土産を見たり。

バスから、プリンを食べてる人が見えて、いいなーって思ったので、その店に行った。
苺ムースが美味しそうだったので、それを食べて一休み。

あとは待合の建物が3Fまであったので、うろうろして、それでも時間があったので桟橋まで歩いてみたり。

ようやく乗船時刻になって、乗り込む。

高速ジェットフォイル船という、特殊な船だということを知った。
水を勢いよく噴出することで船を浮かせて高速で進むらしい。
めっちゃカッコいいじゃん!!
ヨットレースで浮いてるのと同じ原理なのかな?

隣に人がいたので、あんまり動けず、おやつを食べて寝て、東京に到着。

あー、楽しかった。

次はもうちょっと別のところを探検したいなって思う場所だった。
日本っぽくなかったり、東京っぽくなかったり、非日常感がいい感じだったので、
もっと週末島旅をしてみようかな。


2019.04.06, 23:32 / ハイキング登山
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