2019.01.16

パッドマン 5億人の女性を救った男

結婚し、大好きな妻が生理中に隔離された部屋で過ごすことを初めて知り、
さらにナプキンじゃなく使い古した布を使っていることを知ったラクシュミ。
妻が病気になったら困ると、なんとかナプキンを使ってもらおうとするが、
そこは男性が生理について触れるだけでも変態扱いされるほど、偏見の多い社会だった。

妻のためという一心でナプキンを開発するラクシュミ。
なんだって自分で作れる、という気概があるからこそ、当たり前にチャレンジしてしまう。

一方女性陣は生理について話されるだけでも恥で、そんなことすぐにやめてほしい一心。
それはそれで、わからなくもない。
夫だったらいいじゃないかと思うけど、妻以外の人にいきなり生理の話をしてたら引くよな。
もうちょっとちゃんと前提を話したらいいのに・・・と思う場面は多々あった。

ともあれ、諦めないで開発する姿勢に、応援したくなる。
開発するより前に、そもそもの知識を得るために大学教授の家に召使いに行ったり、行動力がすさまじい。
一直線に進むだけじゃなく、ちゃんと必要なことのために一歩一歩進んでいるのだ。

家族を含め、なかなか田舎の人たちには理解されなかったのが辛いところだけど、
ちゃんと協力者を得られて、前に進んで、一気に認められるところは爽快。
そこまでの長い長い道のりを考えると、そうなってほしかったから、嬉しかった。

これが実話なのがまたすごいところ。
本当に助かった人はたくさんいたと思うし、世の中をかなり大きく変えてる。
こういうエンジニアになりたいよなーって思う。

アツさ、欲しい。
 


2019.01.16, 00:27 / ☆☆☆☆☆
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