2018.08.20

剱岳・立山

剱岳・立山を振り返る。

竹橋からスタートし、少々タバコ臭いバスでげんなりしつつ、
オーガニック虫除けスプレーを振りまいて臭い消し。

思いっきり寝ようと頑張るが、1時間起きに休憩が入り、さほど眠れず。

6時にマイカー規制のポイントに到着し、一番乗りで入場。
そして時間通りに、室堂ターミナルに到着。

どこが出発ポイントだ?って迷ったけど、ターミナルを上がっていくと出口があった。
準備を済ませて、写真を撮ったりしてからスタート。

1日目
06:58 室堂ターミナル 到着
07:23 室堂ターミナル 出発
07:29 ミクリガ池 (00:06 CT00:10)
07:57 雷鳥荘 (00:28 CT00:15)
08:13 雷鳥沢キャンプ場 (00:16 CT00:30)
09:56 剣御前小舎 到着 (01:43 CT01:50)
10:05 剣御前小舎 出発
10:42 剣沢キャンプ場 到着 (00:37 CT00:40)
11:15 テント設営 完了
13:56 剣澤小屋へ散歩

最初は観光地。
池と山の景色が最高で、ため息が出る。

少し歩いたら、硫黄のような温泉のニオイ。
これまた観光地気分が高まる。

雷鳥沢キャンプ場までは1時間くらいで着いてしまった。
ガラガラだったが、音楽をかけてゴミ拾いしてる若者たちがいた。
登山ではないキャンプ客の場所のようだった。

そこを過ぎて、裏手の川を渡る。
一度地図を見て道を確認。

途中で曲がって、あとはずっと登る。
全然人がいなくて心配になる。

剣御前小舎まではそこそこ急斜面。
途中で1回休んで、朝食の残り半分を食べた。

そこで長めに休憩していたら、何人かきた。
出発するのが早かっただけのようだ。

剣御前小舎では数人溜まってた。

そこからは劔沢キャンプ場へ下る。
ガスってしまって、視界がなくなる。

ちょっと気持ちが落ちてきていた。
しかし、少し歩いたところで、写真を撮るおじさん。
お花かと思ったが、ちょっと姿勢が高い。

その方向を見ると、雷鳥!
テンション上がった!

自分で見つけたわけじゃないけど、嬉しかった。

しばらく写真を撮ったり、眺めたり。
気持ちよく、再出発。

あとはキャンプ場までの岩の道。
ポールが立っていて道しるべがあるが、そうでもないとわからないだだっ広い場所。

しばらく我慢して歩くと、テント場が見える。

そこまで頑張って歩いて受付。
水は豊富にあるようだ。

まだほとんどテントが張られていなかったので、それはそれで場所選びに迷う。
入り口のほうにはテントを張られないように、石を積んであるほうに入り口を向ける。
風が強かったので、向きもちゃんと選ぶ。

石で全部ちゃんと留めて、なかなかキレイに張れた。
テントをセットしてしまうと、もうやることない。

ランチ食べて、水を汲んだり、劔沢小屋まで歩いてみたり。

テントを半分開けて風を通すようにして昼寝。
16時半ごろから夕食の準備。
17時を過ぎると日が陰って寒い。
18時過ぎには就寝・・・だが、足が冷たくてなかなか寝付けず。

23時に起き、24時に起きたときにトイレ。
星がキレイだった。
そこで少し動いたら足は少し温まって寝たけど、2時、3時、と起きてしまう。

4時半には明るくなるから出発しようと思っていて、4時くらいから朝食。
フルーツグラノーラ・スキムミルク・蜂蜜。
4時半に準備完了し、装備を整えてから出発。

04:42 剣沢キャンプ場 出発
05:13 剣山荘 到着 (00:31 CT00:20)
05:16 剣山荘 出発
07:48 剱岳 到着 (02:32 CT02:30)
08:27 剱岳 出発
10:56 剣山荘 到着 (02:29 CT02:00)
11:11 剣山荘 出発
11:42 剣澤小屋 到着 (00:31 CT00:25)
12:09 剣澤小屋 出発

鎖場が思ったよりずっと早く登場してビックリ。
最初の急な岩場は、北穂高岳を思い出した。

少し難しい岩場だと、渋滞する。
でもそれも休憩だと思えば、全然苦にならないくらいの渋滞で済んだ。

カニのタテバイでは、鎖に両手をかけてしまう場面が出て、悔しかった。
鎖はいつも片手で念のために持ってるだけだったので、鎖がないと登れないのは悔しいのだ。

そういうところはあったけど、順調に剱岳に登頂。
渋滞で休憩が多かったせいかもしれないが、体はラクだった。

頂上はあまり風もなく、とても気持ちの良い天気。
100名山登頂記念の写真を撮ってるおばあさんがいて、盛り上がった。
67歳から初めたと言っていて、何年かかったかはわからないけど、剱岳でシメというのがカッコいい。

だいぶゆっくり休憩してから下山。
帰ってもやることないし、と思うと、歩くスピードも落ちる。

カニの横ばいも、鎖に両手をかけてしまって、悔しかった。
最初の足場が怖いという情報は聞いていたけど、納得。
ただ、真っ赤に印がついていたので、あれは大丈夫だわ。

そこはよかったけど、北穂高みたいな岩場で、落石を起こされたのが怖かった。
後ろを歩いていたおじいさん軍団が転んで、30cm以上はありそうな岩が落ちてきた。
私より上で止まったからよかったけど、真下にいたからな・・・・
謝りもしないジジイたちにイラッとしながら、距離をあけて歩くことにする。

剣山荘に着く頃には疲れていたので、500円でカルピスを買って一気飲み。
心臓がバクバクしたので、熱中症とかなりかけてたのかな?

そこからは高山植物など眺めながら、のんびり歩く。

剣澤小屋では絶景。
テントは暑いし、涼しい日陰がここしかないと思って、思いっきり休憩。

30分くらいして体が冷めてきてから、テント場に戻った。

タンパク質補給!フルーツ補給!と、持ってきた食料を食べまくり。
ぼーっとしたり、少し昼寝したりして、16時半に夕食。

昨日の反省を生かして、寒くなる前に寝袋に入ったら、足は冷えずに済んだ。
24時に起きてしまったけど、考えてみたらそれでも6時間は寝てる。
けっこう熟睡していたわけだ。

それから2時に起き、まだ早いかな・・・と寝たら、次に起きたのは3:50。
3時半に起きて食事してテントしまって4時半に出発って計画だったから、最初から寝坊。

04:56 テント撤収完了、出発
05:54 別山 到着 (00:58 CT01:20)
05:55 別山 出発
06:37 真砂岳 (00:42 CT00:55)
07:18 富士の折立 (00:31 CT00:45)
07:34 大汝山 到着 (00:16 CT00:15)
07:36 大汝山 出発
07:58 雄山 到着 (00:22 CT00:20)
08:20 雄山 出発
08:53 一ノ越 到着 (00:33 CT00:40)
08:57 一ノ越 出発
09:29 立山室堂山荘 (00:32 CT00:40)
10:00頃 みくりが池温泉

慌てて準備して、全て準備が終わったのが5時3分前だった。
テントのチャックが噛んでしまったりしたのが痛いな。
でも、登山計画では5時に出発だったから、そう考えるとピッタリ。

別山に直接登るか、別山乗越を経由するか迷っていたけど、
近づいて見たら予想よりも別山への道がわかりやすそうだったので、そのまま登ることに。
コースタイムで15分の節約になるので、その分温泉タイムが増えるのだ。

かなりの急登だったが、息が切れるのを気にしないでガンガン登った。
朝一だから、息が切れるのなんて仕方ないと割り切り、リズムよく呼吸することに注力する。

後ろを振り向くと絶景。
雲海や雲の流れがカッコ良かった。

別山に到着する前には、もう体が登山モードに入っていて、
テント装備の重さがあるわりに、サクサク歩けた。
食料がだいぶ減ったとはいえ、水は2kgあるので荷物は10kgくらいのはず。

なんか調子よかったので、別山でも軽い休憩だけにして、歩き続けた。

真砂岳への登りもキツかったが、その先もまだ登り・・・
体の調子がよかったからイケたけど、予想外にキツいルートだった。
思えば、調子がよかったのは睡眠が十分だったからだろうな。

富士の折立で少し休憩しようと思ってたのに、いつの間にか過ぎていた。
立ち止まってカントリーマアムを食べたりしながら、大汝山に到着。

黒部ダムが見えて、テンション上がった。
行きたかったなー。

雄山は遠目からも神社が見えるので、テンション上がる。
中に入って、神社のところに参拝するには500円と知るが、せっかくだから行っておく。
そしたら御祈祷を受けられるということで、時間が心配だったけど、
すでに45分ほど巻いていたので、大丈夫だろうと自分に言い聞かせる。

お話もおもしろい神主さんから、登山の安全を祈願するお祓いをしていただいた。
一生、登山については安全でいられますように。。

あんまりゆっくりしていると温泉タイムを削ることになってしまう、
という意識があり、少し急ぎ目に一ノ越へと下りていく。

圧倒的に登りの人が多かったが、登りと下りで道が別れているところが多かったので、スムーズに下りられた。

一ノ越から先はゆるい道だと思って膝サポーターを外したが、思い返せばまだ早かった。
そこからもずっと下り坂が続いていて、膝も危なかった。

観光客が多くて、もうすれ違うときの挨拶なんかしてられない。
膝を心配しながら必死にテクテク歩く。
途中で雪の上を歩く場所なんか出てきて、なかなかの道だった。

平らになってきた頃、立山室堂山荘が見えた。
日本最古の山荘ということで、これも見たかったのだ。
10分と書いてあったけど、道を外れてすぐのところにあった。

あとは、みくりが池温泉を目指す。
予定より1時間ほど早く到着できたのでゆっくりできるかと思ったが、
思ったよりもずーっと、狭い温泉だった。

まず、脱衣所が4,5人でいっぱいになるくらいで、洗い場も5人だけ。
それでも運良くすぐ譲ってもらえたので、シャンプーを3回くらいしてスッキリ。

あとはバスの時間まで、室堂ターミナルで牛丼食べたりしてまったり過ごした。


2018.08.20, 23:25 / ハイキング登山
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