2018.07.17

北穂・奥穂の反省

荷物に関しては、完璧。

持って行ったけど使わなかったのは、
軽アイゼン、雨具、ダウンジャケット、帽子くらいか。

初めて持って行ったのは、スウェットバンド。
燕岳の時に装着したものより、細いタイプ。
ヘルメットの中で髪を押さえるにはちょうどいい。

膝サポーターも燕岳に引き続き、新しいやつ。
ぐるぐる巻きにすると、枕にもなることがわかった。

シュラフとシュラフカバーは、いつものやつ。
シュラフカバーの中に潜ってしまえば、ライトでテントを照らされても眩しくないことを知った。

ストックを軽いものに買い換えようか迷っているが、
今のオスプレイのザックに装着できる長さも大事な気がして、迷い中。

日焼け止めは、塗ったけど、めちゃくちゃ焼けた。
今見たら、ウォータープルーフじゃなかったんだな・・・失敗。

気になるのは、食器を拭くのはウェットティッシュでいいのか?ってのと、
体を拭く用の大判ウェットティッシュはあったほうがよかったな、ってところか。

あ、あと、リラックス靴のための靴下も必要だった。
裸足でサンダルでもよかったけど、靴なら靴下がないとベタつく。

食べ物に関しても、イイ感じ。

ポテトチップはどのタイミングで食べるか迷うくらい、いつでも食べたい。
やっぱり塩気があるお菓子を持っていくべきなんだな。

あんこ玉は最後まで残って、帰りのバスで少し食べた程度。
今度からは持っていかなくていいかも。

真空パックの醤油味のササミは今回も持っていったが良い。
ウズラの卵とベーコンのパックも、なかなかイイ感じだった。

最近の定番となっている、フルーツ缶詰パック、フルーツグラノーラは安定の味。
やる気が出るし、かなり大事。
もうちょっとフルーツグラノーラの量を多くしてもよさそう。

アルファ米は、ガーリックライスのほうは、まぁ普通かな。
牛飯はよかった気がするな。

行動食も、けっこう食べた。
ナッツバーがやっぱり手軽に食べられてイイ。


2018.07.17, 22:21 / ハイキング登山
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2018.07.17

北穂高岳・奥穂高岳

渋谷から高速バスで上高地バスターミナルへ。

1日目、バスは5時過ぎに到着し、身支度を整えてスタート。
そんなに急ぐ必要はないとわかっていたので、気持ちよいペースで散歩。

だが、本谷橋を超えてからが地獄。
暑さが酷くて、疲れが収まらずにヤバイ。

5:18 上高地バスターミナル 到着
5:31 上高地バスターミナル 出発
5:37 河童橋
6:15 明神館 到着 (0:44 CT1:00)
6:19 明神館 出発
7:00 徳沢 (0:41 CT1:00)
7:50 横尾 到着 (0:50 CT1:10)
8:05 横尾 出発
9:00 本谷橋 (0:55 CT1:00)
10:51 涸沢ヒュッテ 到着 (1:51 CT2:00)
11:46 テント完成

11時にテント場に着き、無事にコンパネGET。
視界の良い場所をとったつもりが、後から来た3人組にテントを埋められてアウト。
熱中症気味だったので、アイスやジュースを大量補給。

地図と山を見比べて、雪の状態を推測するが、どう見ても雪がありそう。
パトロールの方が常駐している山岳相談所に行って、奥ホ北ホ間の雪の状態を聞いてみた。

涸沢岳の横に少しあるかもしれないけど、切ってあるからアイゼンなしでも歩けるだろうって。
もし凍ってたときにはアイゼンがあったほうが安心かもしれないけど、心配するほどの雪じゃないとのこと。
あと、どっち周りか聞かれて、どっちの方がいいとかあるんですか!?って聞いたら、
そりゃ北穂から奥穂のほうが楽だよ、って教えてくれた。

当初の予定通り、北穂から奥穂へ縦走することに決定。

夜は夕焼けとかはなく、19時ごろから片付けて、就寝。
11時に外が騒がしくて一回目が覚めたけど、あとは1時、3時と、外が騒がしいタイミングで起きたのみ。
けっこう熟睡できていて自分でもビックリ。


2日目、4時ごろからもう騒がしくて眠れる状態じゃなかったので、朝食をとる。
4時半ごろからサンライズ待機をしつつ、食事の片付けをしつつ。
4:50ごろに赤く染まって、ビックリ。

もう完全に起きてしまったので、予定より早いけど、出発。
北穂高岳への道は、おそらく奥穂高岳よりは空いている。
最初は岩場の急登なので、ゆっくり登る。

下からは緑に見えていた、茂みの中を通る時間が長くて、眺めも良い。
だんだんと疲れてくる。
途中で(ちょっと離れたところで)大きな落石があって、怖い。

後半は岩場の急登がずっと続く。
もうそろそろ見えるかな?というところで、休憩していたら、子どもが登ってきてビックリ。

もう完全に疲れていたけど、ゆっくり登る。
山頂は眺めが良くて、気持ちよかった。
槍ヶ岳も見えた。

奥穂高岳が遠く感じた。
しばらく休んで元気になったので、また少し来た道を戻る。
分岐のところで半袖に戻り、上の奥穂への道へと進む。

そこからは、完全に岩場。
落ちたらヤバイところで、足場も小さかったりする。
ちゃんと手で掴める場所はあるので、それほど怖くはない。

というか、楽しい。

ところどころ鎖もある。
前を歩いていた若者3人組が、鎖に頼り切ってたり、力任せに登ってて怖い。
なるべく距離を空けて歩いてたけど、途中で一気に抜かさせてもらった。
目の前で落石なんて起こされたら、たまったもんじゃない。

涸沢岳は、下から見るとトンガリでかっこいい。
上で見ると、休憩する場所もない、ホントのトンガリだった。
けっこう疲れていたので休憩したかったけど、我慢。

そこからも危ない道が続くので、よろけないように注意しながら歩く。
平らなところでだけど、つまずいたこともあって、怖かった。

穂高岳山荘が見えて、ゴールの気分。
もうバテていたので少し長めに休憩してみる。

休みすぎてもよくないな、と、奥穂高岳へ登ってみる。
ゆっくり行こうと思っていた矢先、大混雑でしばらく下の集団が過ぎるのを待つ羽目に。
10人を超えるくらいなら、間で一回登りに進ませてほしいよな。。

入り口の大混雑を過ぎたら、あとはそんなに混んでいなかった。
ゆっくり歩く。
50分の道のりということだけど、長く感じる。

まだかまだかと時計を見ながら進み、そろそろ?というところで山頂が見えた。
これで今回の山行の登りは終わる・・・と、少し感慨深く、ラストスパート。
頂上では写真を撮ったり撮ってもらったりして、しばし休憩。

西穂高岳への道も見えて、ここが有名なジャンダルムかーとか、眺める。

下りもゆっくりだけど、少し元気に進む。

穂高岳山荘でもさほど休まず、そのままザイテングラートへ降りる。
雪があったので、ストックのゴムキャップをとって、慎重に歩く。
30mくらいで終わる。

あとは長い下り。
混んでるので、抜かしてもらいながら、やっぱりゆっくり。
楽しい道ではなかったので、下りでよかった。

最後、ザイテングラートを出るところでも少し雪。
あとはパノラマコースのガレ場を延々と歩く。
暑くてダルくて、あそこは二度と歩きたくないや。

涸沢小屋はタバコ臭いので、テント場まで一気に降りる。
テントに着いて、装備を下ろして、ホッとした。

4:39 モルゲンロート
4:50 モルゲンロート 終わり
5:08 テント場 出発
5:15 北穂入口
7:34 北穂分岐 (2:19 CT3:00)
7:44 北穂高岳 到着 (0:10 CT0:20)
7:58 北穂高岳 出発
9:10 最低コル (1:12 CT1:05)
9:58 涸沢岳 (0:48 CT1:10)
10:17 穂高岳山荘 到着 (0:19 CT0:15)
10:29 穂高岳山荘 出発
11:13 奥穂高岳 到着 (0:45 CT0:50)
11:38 奥穂高岳 出発
12:18 穂高岳山荘 到着 (0:40 CT0:30)
12:20 穂高岳山荘 出発
13:26 ザイテングラート終 (1:06 CT1:10)
14:10 パノラマコース終 涸沢小屋 到着 (0:44 CT1:00)

オレンジジュースを一気に飲み干し、コーラも飲んだ。
あとは食べたり、ふらふらしたり、何もやる気がしない状態。

やりきった感。

やることがないので、17時ごろから夕食にしちゃったり、
18時ごろからやることがなくなり、歯磨きしたり、ゴロゴロしたり。
19時になって、今日も夕焼けはなさそうだなって思ったところで、就寝。

1時に音がして起きて、そのあとは3時に起きて、4時までゴロゴロして、起きた。
やっぱり、思ったより熟睡できていて、ビックリする。


3日目、出発はゆっくりでいいので、顔を洗ったりくらいだけして、
4時半ごろから涸沢ヒュッテのテラスでサンライズ待ち。

私のすぐ隣のテントの3人組のおじさんが、テントを片付けてるのが見えて、
さっさと出発してくれないかなーってのも、眺めてた。

4:50を過ぎても、赤く染まらなくて、今日は雲があるからダメだねって声。
確かに、昨日と同じ時間には赤くならなかったので、諦めた。

テントに戻って、朝食。

それからゆっくりテントを片付ける。
雨も降らなかったし、コンパネを使ったので、全然汚れてなくて楽チン。
6時少し過ぎに出発の準備が整ってしまった。

7時に出発の予定だったけど、もうやることがないので、出発。
当初の予定ではパノラマコースを通ろうと思っていたが、残雪のため通行止め。
おとなしく、来た道を戻る。

コースタイムで5時間ほどだが、温泉が開くのが12時過ぎ。
なるべくゆっくり、コースタイムより遅くなるように歩いた。

横尾でジュースとお菓子で休憩して、でも暑くてあんまり長居できなくて、
徳沢ではコーヒーソフトを食べて、ゆっくり休憩して、
明神ではカレーライスを食べて、ゆっくり休憩して・・・。

明神でスマホをONにして、上高地温泉ホテルの日帰り入浴の時間を調べたら、12時半オープン。
時間的にはちょうどよくなってきたので、小梨のお風呂はスルーして、ゆっくり歩く。

上高地では猿の親子がいたりして、完全に観光地。
上高地温泉ホテルはちょっと遠かったけど、到着したのがちょうど12時半。

6:14 涸沢ヒュッテ 出発
7:34 本谷橋 (1:20 CT1:10)
8:30 横尾 到着 (0:56 CT0:50)
8:48 横尾 出発
9:41 徳沢 到着 (0:53 CT1:10)
10:01 徳沢 出発
10:47 明神館 到着 (0:46 CT1:00)
11:24 明神館 出発
12:06 河童橋 到着 (0:42 CT1:00)
12:22 ウェストン碑
12:24 上高地温泉ホテル

チケットを買って、入浴。
熱すぎてあんまり浸かれなかったけど、いい時間つぶしになった。

帰りのバスは新宿まで。
2時間渋滞したけど、22時ごろ家に着いた。

いやー、良い旅だった。

コースタイムに近くて、良い速度。
膝も痛くならなかったけど、ただ、めっちゃ筋肉痛。

 


2018.07.17, 22:00 / ハイキング登山
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