上海観光
GW休暇の最終日であった昨日、朝はちゃんと目覚めた。
夜中に目が覚めずに朝まで寝られてよかった。
クッキーの残りを朝食がわりに食べながら、ネットやbooking.comのガイドで調べ、
行こうと計画していた「豫園」が8:30オープンだと知る。
8時に出発したらちょうどいいかな? と思うが、大きな荷物はホテルに預かってもらいたい。
チェックアウト後に荷物を預かってもらえますか?という文章を中国語に翻訳して画像を保存しておく。
バックパックは軽めにして、荷物を詰め直し、
8時ごろに受付に行って、保存しておいた画像を見せたら、ニコニコっと理解してくれたようだ。
通じれば、笑顔も見せてくれるんだな。
ちゃんと預かり証のようなものを書いて、半券をくれた。
これで一安心だ。
チェックアウトも済み、デポジット金から宿泊費を引いて、返してくれた。
無駄に金持ちになって、気が大きくなる。
1日で1万5千円も使わないよな。
Maglevの駅から、メトロに乗る。
最初入り口で荷物検査があるから、そこはMaglevなのかと思ったら、どの入り口でも荷物検査あるのね。
ハンドバッグは通さなくていいみたいだけど、バックパックは通さないとダメ。
順番を待って荷物を検査機に入れようとしたら、私の前の隙間に荷物を入れようと、私を突き飛ばしてきた。
あー、これが中国か・・・・と、だいぶムカついた。
朝の通勤時間帯だからか、メトロは大混雑。
冷房がついてなくて、きっと人間の体温ぐらいの気温になっていて、ムンとした気持ち悪い暑さ。
汗をかいてしまった。
1回乗り換えて、豫園の駅に到着。
そこからの行き方がよくわからなかったけど、人の多い方向に行ったら、ちゃんと看板があった。
巨大だけど、ちょっと古風な建物が並ぶエリアがあり、そこが観光地らしい。
古風な建物だけど、中は普通のそこらへんの店みたいだったり。
うろうろ歩いていたら、料金を払って入るところを発見。
そこが求めていた「豫園」だった。
中国の庭園。
木々と、岩と、家屋という、なかなかイイ感じの場所。
奇岩っぽい岩がたくさん使ってあって、けっこう好きな感じだった。
ゆっくり歩き回って、10時半くらいになった。
外の、金ピカの建物にフードコートがあったので、そこで早めの昼食。
揚げ餃子と小豆餅。
思った通りの味だった。
飛行機が17時過ぎなので、空港には15時に着いていればよく、ホテルを14時に出ればいい。
とすると、13時半にホテルに戻れば十分なので、まだまだ時間があった。
予定していた観光は、豫園だけだったが、他のところも行ってみることにした。
めぼしいところは、新天地と、東方明珠電視塔。
まずは新天地に行ってみることに。
メトロで数駅移動して、新天地の近くの駅で降り、地図上にマークされた方向に歩く。
ここは、セレブが出没するようなオシャレな場所ということだが、まぁわかる。
なんというか、六本木みたいなところだった。
だから、特にこれといって見どころがあるわけでもなく、ふーんって感じ。
ささっと歩いて、次は東方明珠電視塔。
またメトロで数駅移動して、降りたらすぐに、未来的なビジュアルのテレビ塔。
時間がなかったらそれだけでも十分だが、まだ12時くらいで、かなり時間があった。
お金もあるし、上がってみることに。
4千円くらい払って、球体までエスカレーターで一気に上がる。
曇っていたので、さほどキレイな景色でもなく、未来感のある建物もなかった。
けっこう残念な景色。
さらに上に上がろうと思ったが、さらに千6百円ということで、やめた。
そこまでの価値がある景色は見られないだろう。
1つ下の階は、透明な床。
かなり怖かった。
だって、中国だから、、、信用ならん。
みんな透明な床の上でゴロゴロしてて、よく怖くないな・・・と。。
まだ12時半だったので、博物館も見て行く。
せっかくお金を払ったんだから、見ないともったいない。
上海の歴史ということで、戦争で日本バッシングかな・・・と思ったが、
カルチャーの紹介が中心で、アヘン戦争の頃という展示はあったけど、それ以上の戦争のことはなかった。
けっこう見応えのある展示だった。
13時になり、そろそろホテルに戻ろうと、帰り始める。
ホテルに戻って、半券を渡して、鍵のある部屋から荷物を出してきてくれた。
14時にMaglevに乗り、14時半には空港に着いてしまい、ヒマ。
小銭を使い切ろうと、甘いものを買ったりして、無駄遣いしてしまった。
400元も残ったので両替しようと思ったが、両替所がない。
日本で両替するか・・・と思ってたのに、忘れて帰ってきてしまった。
7千円くらいなはずだが・・・もったいないことをした。
いつかまた中国でトランジットのときに両替するか・・・。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
中学生の夏休みの登校日、
花火大会に誰と行くか?なんて話題が出つつも、
花火は横から見たら平べったいのか、丸いのか確かめに行く。
というのがメインかと思いきや、
ガラスの玉を投げると時間を巻き戻せるというタイムスリップものだった。
なんじゃこりゃ。
やたらと女性の胸を強調する絵も気に入らないし、がっかりな映画。
The Book of Henry
12歳の天才児ヘンリーは、普通学級でつまらなく過ごしつつ、
いじめられっ子の弟ピーターを守ってやりながら、
家では大掛かりな工作をしたり、実験をしたり、家の税金の計算なんかをして父親代わり。
母親もすっかりヘンリーに頼っていた。
ヘンリーは隣の家に住む女の子が継父から虐待を受けてるのを目撃し、
ソーシャルワーカーに連絡したりするが、取り合ってもらえない。
なんとか彼女を救いたいと思ったヘンリーは、継父の殺害計画を立てていた。
しかしその途中でヘンリーは脳腫瘍で倒れ、亡くなった。
ヘンリーの残した計画ノートをピーターが見つけ、母親はその計画を実行することにする。
英語で見たので、やや理解が不安。
どうしてあんなに頭がイイのかとか、どうして父親がいないのかとか、わからないけど、
あのヘンリーだったら、確かに頼りたくなる。
虐待を揉み消すオッサンとか、田舎町の人間関係が鬱陶しい感じもあるが、最後は救われてよかった。
The Greatest Showman
貧乏だけどユーモアがあって、人を楽しませるのが好きな少年。
大人になり、なんとか貧乏から抜け出そうと博物館を始めたものの、客が入らない。
ふと考えたのが、ユニークな人を集めた奇人ショーをすること。
良くも悪くも注目を集め、サーカスとして人気に。
セレブとの関係もできるようになってきて、忙しくなるにつれ、家族の心は少しバラバラに・・・。
英語で見たので、理解できるか心配だったが、だいたい理解できた。
奇人ショーって、昔はお祭りのときにあったりしたけど、今もまだあるのかな?
奇人の皆さんを、気持ち悪い人じゃなくて、特技のある人と捉えて接してるのがいい。
だから、彼らにとっても、サーカスはHOMEなんだな。