2018.04.01
セブンティーン・アゲイン
バスケ部のエースであるマイクは、奨学金がかかった大事なバスケの試合の直前に、
彼女から大事なことを告げられ、試合をフイにしてしまった。
その後、彼女とは結婚したのだが、過去を引きずっていて生活はうまくいっていなかった。
家庭だけでなく仕事もうまくいかなくなったマイクは、高校に忍び込み、過去を懐かしむ。
そこでなぜか17歳の体に戻ってしまい、高校生活をやり直すことになる。
高校では自分の子どもたちと同級生。
家では深い会話をしていなかったので、勝手に楽しく生活していると思っていたが、全然違った。
自分の子どもたちがちゃんと楽しい高校生活を送れるように奮闘しつつ、妻への気持ちにも気づいていく。
という、わかりやすい話ではあるのだが、タイムスリップではなく、現代のまま体だけ高校生に戻る。
だから今を見つめざるを得ず、現状を第三者の視点で見ることになる。
過去の失敗を誰かのせいにするのは簡単。
だけど、そんな卑屈な心で良いことなんか起きない。
というのもそうなんだけど、
高校生の時にあんなにカッコよかった人が、
いくら堕落したからってあれだけダサいおじさんになってしまうというのも、悲しい。