2017.10.21

安藤忠雄展

安藤忠雄展に行ってきた。

もちろん、名前は知ってる。
でも、代表作は? と聞かれても、答えられない。
その程度の知識しかなかった。

最初、住宅の設計と模型を展示している部屋。
ここがいわゆる建築家としての仕事の紹介部分になる。
最前列で張り付いて設計図を見ている列が、なかなか動かなかったので、後ろからチラチラ見て進む。
私にとっては、設計図を読み込むより、模型を見たほうがいい。

コンクリート打ちっ放しなどシンプルであり、幾何学的でクール。
デザイナーズマンション、と言ってしまえば近いのかもしれないけど、それをだいぶ昔からやってるわけで。

そこから、光で十字架を描いた教会など、シンプルさの中に、自然が融合していく。
アートとも言える、好きな感じ。

そして、駅、複合商業施設、美術館など、大規模な建築。
大きな部屋に、大きめの模型や写真があり、なかなか見応えのある部屋。

直島に行ったとき、たしか安藤忠雄の作った建物ってのをみた。
そういうのもここに含まれる。

日本だけでなく、海外の作品も多く、
震災だったり、地域復興だったり、森林再生だったり、テーマ性も強くなる。

建築家、という枠だけでなく、人の生きる道としてできることをやるという熱さを感じた。

高校の頃に建築家についてもっと知ってたら、そっちの道を進みたかったな。
技術の授業で設計図とか描くのは大好きだった。

今の自分は何もしてないなって、辛くなった。

 


2017.10.21, 21:56 / イベント
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