2017.03.13
ベン・ハー
エルサレムのユダヤ人の名家に生まれたベン・ハーは、養子であるローマ人メッサラと義兄弟。
メッサラは自分が本当の家族じゃないことを気にし、自分に自信をつけるため戦争に参加。
数年後に生き残って帰ってきたときは英雄となっており、ベン・ハーの家と対立。
裏切りにより決定的な決裂をしてしまい、ベン・ハーは奴隷船へ送り込まれる。
数年後、なんとか生きて逃げ出すことができ、家族を裏切ったメッサラと決着をつけるため、馬車レースに挑む。
身も心も痛いシーンが多かった。
自分じゃどうしようもない、血筋だったり、宗教だったり、そういったもので、
大切な家族や、愛する人を失ってしまう。
しかも、自ら手を下したりしていて、心が痛い。
どうにもならないことで、望まぬ未来へと進まなければならない。
それでも諦めず、数年間も耐え抜き、少しだけ見えた希望にしがみつく。
定めとか運命が暗くても、諦めちゃいけないんだなって思った。
でも、諦めないで生き長らえても、そのまま光が見えなかったら・・・と思っちゃうんだよな。
なかなかに勇気付けられる映画。
ちなみに、1959年のほうの映画は知らない。
ちなみに、ベン・ハーは短髪のときがいちばんカッコイイ。
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演者:ジャック・ヒューストン、 モーガン・フリーマン、 トビー・ケベル、 ロドリゴ・サントロ
収録時間:123分
レンタル開始日:2017-02-08