雲取山2日目
朝4時に起きて、トイレに行く。
満月だと気付いて写真を撮るが、うまく撮れない。
誰も起きてる気配はなかったのに、その後は周りが起きてきたようだ。
どうやらサンライズを山頂で迎える人は4時頃に出発するらしい。
5時過ぎにサンライズを撮る人で周りがゴソゴソ。
私も5時半ごろに外に出て、写真を何枚か。
7時に出発の予定だったので、6時には朝食を食べて、テントを片付ける。
まだテントの片づけに25分かかってた。
グラウンドシートに草がびっしり張り付いてしまうのは、どう片付けるのが正解なんだろう。
7時10分、出発。
七ツ石山への分岐まで来た時点で、まだ水もほとんど飲んでなかったので、七ツ石小屋に立ち寄るのはヤメ。
そのまま七ツ石山へと向かった。
上り坂がキツイ。
その後、鷹ノ巣山までの間は巻道というのか、わかりやすい道を選んだら平坦でよかった。
でも全然目印がなくて、自分がどこにいるのかよくわかってなかった。
結局、鷹ノ巣山の避難小屋に着くまで、自分の場所がわからなかった。
鷹ノ巣山に登るまでの道がまた急で、けっこうバテバテ。
鷹ノ巣山の山頂でだいぶ早めのランチにした。
眺めも相変わらず最高で、イイ気分。
その後、鷹ノ巣山から降りるところからずっと、急な下りが出てきて、平らな道があって、の繰り返し。
地図を見ても、やっぱり目印がないので、よくわかってなかった。
ただ、奥多摩駅という看板が出てくるので、それに従った。
だけど何キロっていう表示もないので、やっぱり今いる場所がわからない。
長い間、奥多摩駅という看板を追い続けた気がする。
だいぶ気も滅入ってきていた。
ようやく登山口まで出た!と思って、すぐ駅かと思ったら、また違う場所。
私はいったいどこに出たのだ??というのがわからず、
大きい道のほうへ進んでいったら、奥多摩むかし道の中だった。
そこからまた駅までだいぶ歩いた。
結局コースタイムより遅れて、奥多摩駅に到着。
大荷物を背負って平らな道を歩くのは、だいぶ大丈夫なことがわかったけど、
やっぱり登りも下りも辛いや。
ささっと荷物を片付けて、電車を乗り継いで帰ってきた。
五本指ソックスの効果はすさまじく、足がノーダメージでこれだけの距離を歩けたのは奇跡的。
カカトが若干靴擦れになりそうな気配はしてたけど、それだけ。
外反母趾も痛くない。
もう一足同じのを買っておこう。
7:14 奥多摩小屋出発
7:51 七ツ石山
9:43 鷹ノ巣山
13:14 登山口へ出る
13:32 名前のわからない神社
13:57 なぜかむかし道へ
14:04 奥多摩駅
雲取山1日目
昨日・今日と、雲取山でテント泊してきた。
雲取山は1泊しないと厳しそうだが、山小屋かテントか、一人で行くならテントがいいなって思ってた。
で、その練習が涸沢だったというわけ。
8時半くらいに奥多摩駅に到着し、バス乗り場へ。
ちゃんと調べてなかったが、鴨沢行きは道路を挟んで向こう側で、9番でも10番でも行ける。
2つ目に来たバスに乗れて、一番後ろの真ん中の席に座れた。
隣が洗濯バサミを忘れたのを反省してないとかくだらない喧嘩をしてて嫌な空気。
鴨沢西が終点だったが、調べてあったのは鴨沢なので、そっちで降りる。
トイレがあってよかった。
準備をして、9時半ごろスタート。
動き始めてすぐ暑くなって、いきなり半袖に。
やっぱり登りは汗をかく。
しばらく、なだらかな坂道を歩くだけ。
林道という感じなので、気持ちはいいけど、飽きてくる。
七ツ石小屋の手前から急坂になり、息があがる。
やっぱり10kgの荷物を持って登るのは3時間もたないかーとか考えてしまう。
そうこうしてたら七ツ石小屋に着いて、オーナーさんが明るく出迎えてくれて、ホッとした。
パンとスープのランチを食べて、少し休憩。
ようやく、回復した。
思えばここがジュースを売ってる最後だったので、買っておけばよかった。
そして水も、2Lのパックを持ってくるべきだったし、ここで補充すべきだった。
そう、奥多摩小屋には何もなかったのだ。
そこからしばらく歩いていたら、テントが見えて、ヘリポートが見えて、
テントの数がどんどん増えていき、テント張る場所なくね!?と慌てながら歩く。
奥多摩小屋はすぐで、そのまま小屋の中に入って、テント受付。
真っ暗でボロボロの部屋の前で受付し、500円。
水とかトイレから遠すぎると大変だよなーとか思って、改めて遠くを探すことはせず、
いちおう隣のファミリーに声をかけて、手近に空いてる場所を使うことにした。
地面がちょっと斜めだけど、どうにかなるだろう・・・。
そしたら、通路を挟んで反対側も女性のソロテントのようで、声をかけてくれた。
なかなか楽しいオバさまで、昨日の富士山や朝焼けの写真など見せてくれた。
テントを張って場所を確保したら、要らない荷物をテントに置いて、いざ山頂へ。
テント場から山頂までの道はなかなかの急坂で、荷物が軽いはずなのにシンドイ。
何度も休憩しながら少しずつ進み、小屋が見えたときは嬉しかった。
これはテントを持って登りたくないや。
で、眺めが最高!
よかった。
見えた小屋は避難小屋で、何も設備はないが泊まってもいいらしい。
すでに4,5人が泊まるようで、もっと増えそうだったから、やっぱり落ち着けなさそうだな。
トイレ休憩をしてから、山頂はもうちょっと行ったところなので、さらに進む。
写真はもちろん撮ったけど、眺めは避難小屋のところのほうがよかったかな。
風邪気味だったのが、悪化したり、治ったり、コロコロ変わる。
テント場まで下山したらもう頭痛がヒドイ。
激しい運動をすると頭痛がするから、これはいつものことだけど、日が暮れて寒くなって心が折れた。
水を汲んで、夕食を食べて、オバさまが戻ってきたので少ししゃべって、
まだ18時ごろだったけどそのままテントから出なかった。
寒くてテントから出たくなかったのと、そもそも寝袋から出たくなかった。
床が斜めなのがしばらく気になったけど、19時頃には寝てしまい、4時に起きた。
その間に何度か起きたけど、がっつり眠れたと言っていいだろう。
ヘッドライトを点けてないのに、テント内で物がどこにあるか見えてた。
なんでだろう?街灯なんてなかったよな?とか思ってたら、満月だったようだ。
いいね。
9:26 鴨沢登山口
11:59 七ツ石小屋
12:28 ランチ終わり、七ツ石小屋出発
13:22 奥多摩小屋
13:53 テント設営完了
13:57 雲取山へ出発
14:45 雲取避難小屋
15:02 雲取山
16:20頃 奥多摩小屋テントへ戻る
16:31 水を汲みに行く
16:41 夕焼け
17:22 夕食