ANT-MAN
原子の間の距離を縮めることで、物体のサイズを小さくする研究をするピム。
その技術を継承した弟子ダレンクロスが、悪用を目的として技術を売り出していた。
ピムはその計画を阻止すべく、盗人マックスに完成済みのスーツを着せて、戦わせる。
MARVELのヒーロー物映画。
ダメダメなオヤジがヒーローに仕立て上げられ、娘を守るべく戦う。
このわかりやすさは好きだ。
原子より小さい素粒子になってから復活してくる過程は気合?
まぁそもそも距離を小さくするって・・・なんて考えちゃいけないね。
Max
兵器の発見を目的として訓練された軍用犬のマックス。
その面倒を見ていた兵士カイルが、敵の襲撃でやられてしまい、マックスも不安定に。
手をつけられなくなったマックスが唯一なついたのが、弟のジャスティンだった。
マックスとジャスティンの友情という物語の軸がありつつ、
カイルが殺された時の真相を追うという軸もある。
そちらは兵器の転売をしていた同僚兵士が、カイル一家に近づいてきて、
真相を探ろうとするジャスティンとマックスを殺そうと企むという、謎な展開ではあるが。
でもやっぱり、犬と少年の友情物語というのは良いものである。
万能鑑定士Q – モナ・リザの瞳 –
驚異の鑑定眼を持つリコは、モナリザ展に向けた鑑定士の選抜に招待される。
そこで勝ち残った者に向けたトレーニングを受けた結果、リコは鑑定眼を失ってしまう。
その背後に隠された事件に気づき、阻止しようと奮闘する。
原作も他の作品も知らない状態で見たが、楽しめた。
でも、あのトレーニングがおかしいことには最初っから気づいていたので、
それが鍵の1つだったとなると、そんなもん?と思ってしまうところもあるのだが。
眠かったせいかよくわからなかったのは、燃やしたのは何だったのか?ってところか。
捲くためにやったことだけだったのかな。
脳内ポイズンベリー
誰でも起きているであろう頭の中の葛藤。
ネガティヴ、ポジティヴ、本能、記憶を頼りに、議長がまとめて発言へと移す。
恋愛向きの男と、結婚向きの男が違う場合、どっちをとるか?
30歳女が23歳男に恋をするということで、30歳なんてとっくに過ぎた身としては痛くもある。
でも、思ってたよりもずっとキュンキュンする内容だったし、
脳内会議もポジティヴくんの意見が好きだった。
わたしもああいうポジティヴな考えを強く持っていたいものだ。
DOPE
オタクと称される、学校でも目立たないグループにいる黒人の少年少女3人組。
悪いヤツに絡まれないように、事を荒立てないようにと過ごしていたが、
ヤクの売人からの頼まれごとを断れないでいるうちに、自らがヤクを売ることになってしまう。
黒人だからと偏見も多く、巻き込まれながら生きることは当然として、
いかにうまく巻き込まれるかという微妙な環境に生きる少年少女。
銃がばんばん出てきたりして明らかに不安定な脆い生活。
端から見てれば逃げればいいのにと思うところを逃げなかったり、
彼らなりの判断というものがあるんだろうけど、そのへんがおもしろくもある。