アイデアは考えるな
著: 柳澤大輔
面白法人カヤックの社長が書いた本。
実際にお会いして考える力の強い人だなと思ってたが、本を読んで理由が少しわかった気がした。
難しいことやイヤなことがあっても、それを面白がれるかどうかで、面白くなるかどうかが変わる。
自分の捉え方次第だし、面白くするには自分でどう動くか、何をアウトプットできるかがかかってる。
面白がって仕事をしてる人には、仕事が舞い込んでくる。
仕事とかサービスとかソフトウェアとか、そういうレベルの話じゃなくて、人生全般に通じる話。
最近イヤだイヤだと思ってる時間が多いので、反省。
自分でなんとかできる部分はなんとかしようとしてるつもりなんだけどなー。
それじゃ世界が狭いってことか。
なかなか考えさせられる本でもあるので、また少し時間をあけて読んでみよう。
温故知新会
研究室のOB会である温故知新会。
教授の一人が今年で退官ということで、強めの召集がかかり、ちょっと久々に参加。
近い代の人も少しずついたので、今までよりは居やすかったかな。
一人一人の自己紹介タイムもなかったので、気楽だったし、よかった。
名簿を見ると皆さんやっぱり大企業。
でも意外とテレビ・広告系の人もいるんだなってことも気づいた。
Apple Watchをしてる人が多いな、とか、
赤や黄色の髪をしていたり、今いる職場に近い雰囲気の人が多いな、とか、
今の職場の人が言ってたようなエンジニア像の人は皆無だな、とか、人間観察多め。
先生たちに今の会社のことを話しても、皆さん知らなかった。
やっぱり世代が一回り(以上)上だから仕方ないか。
先生方とも一通りお話しできたので満足。
皆さん覚えていてくれるものですな。
2次会が2種類用意されていたらしく、現役世代が企画した若者向けと、先生寄りの人が企画した年上向け。
私近辺の代はどちらとも10歳以上離れてるという狭間の世代となってしまい、
企画した人もいなければ、どちらにも参加しにくく、結局解散してきた。
ショート・ターム
児童養護施設で働くグレイスと、同僚で彼氏のメイソン。
ときどき脱走を試みる少年少女と向き合いながら、グレイスは自身のトラウマとも闘っていた。
グレイスの浮き沈みの激しさが、子どもたちの世話をする側というより、世話される側。
それに対して、メイソンはホント良い奴だから、なんかかわいそうでもある。
グレイスが自分の過去を、恋人のメイソンではなく、新しく入ってきたジェイデンに打ち明けたり、
グレイス自身も彼らと会話をして一緒に過ごすことで心を開いていく。
すごい不器用な人たちをクローズアップしてるけど、
自分の心が弱いせいとかじゃなくて、環境要因でそうなった人ばかりなので応援したくなる。
最後のシーンで急激にこの映画いいなぁって思ったのを覚えてる。
それまではグレイスの気性の激しさに辟易してたけど。