2015.03.30

災難×2

一度窓とドアを閉めて、蚊はパッと見いなかったので、寝た。
ふと痒くて目が覚めたけど、そのあとは室温も下がったようで5時頃まで眠れた。
でも起きたとき、腕が痒くて痒くて、掻いたら熱くて、イライラ。
ふらふら飛んでる蚊がいたので、ヤツにちがいない。

これは想定内。

7時半に朝食だと言っていたので、少し前から窓などを開けて涼み、
ちょうどくらいに荷物の支度を終えて、部屋を出る。

IMG_1335

昨日の晩御飯の時はちょうどに用意してくれてたのに、今日はいない。
というか、作ってるような音もしないし、静寂。

他の客がいないことは薄々気づいていたが、もしや誰もいない?
でも1つ脱ぎ捨てたビーチサンダルがあったので、もしや寝坊?と疑う。

オーナーの部屋らしきところに声をかけてみるが、無反応。
ドアを叩いても、ドアノブをガチャガチャしても無反応。

ホテルの外に出る門もゴッツイ鍵がかかってて、出れず。
テレビもないし、Wifiも朝になったらまた落ちてたので、暇。

8時を過ぎて、向かいの小学校に生徒が続々とやってくる。
送迎のバイクでだいぶうるさいのに、それでも起きてこない。

いろいろ漁ってみて、窓が空いてるところがあったので、
スマホのアラーム音を大音量で鳴らして突っ込んでみたが、無反応。

いくら暇な日だとは言え、こういう過ごし方はイヤ。
8時半になったら書き置きして、塀を乗り越えて外に出ようと決めた。

書き置きの準備と、支払いしてない分のお金を用意して、
乗り越えられそうな塀を探す。

門のところでガチャガチャしてたら、外を歩いてる人に声をかけられた。
外に出たいけど、ロックされてて、中に誰もいないっぽいって伝えたら、
隣の人に助けてくれるよう言ってきてあげる!と。
あぁ助かる!

すぐに隣の家の人が塀を乗り越えて入ってきて、オーナーの名前を呼んでくれた。
どうやら私がアタックしていた部屋で正解だったらしい。
しばらく無反応で、どうしようねぇという顔になったが、中で物音がしたらしく、
中の人とやり取りをして、私に向かってもう大丈夫だよ、って。

助けてくれた人が受け取った鍵で門を開けてくれて、やっと経路確保。
オーナーは身支度を整えに、また部屋に戻ってしまった。

助けてくれた人はトゥクトゥクのドライバーをしてるらしく、
私のこれからの予定(両替をしてからバス停)を聞いて、300でどう?と。
渋ってたら250というので、お願いした。

やっとオーナーが戻ってきたが、朝食はもういいやって伝えて、
払ってなかった分を少し値引きしてくれて、バイバイした。
イイ人だったんだけど、寝坊しすぎ~。

両替をして、ミンネリアに行きたいならトゥクトゥクで送るよ~って。
そのあとダンブッラまで送って4000と言ってきたので、いいかも?と思ったが、
ミンネリアで象を見るためにはジープを別途借りないといけなくて、
それに6000くらいかかるということだったので、ミンネリアごと諦めた。

バス停まで送ってくれて、ダンブッラ行きのバスを探してくれた。
私を助けてくれた人なので、チップ込みで300を渡して、バイバイ。

教えてもらったバスは、まだ誰も乗ってなくて、出発まで時間がありそう。
近くの店を覗いては戻りを繰り返してたら、車掌さんにナインサーティーと言われた。

そう、ここ大事。
8:50に、ナインサーティーと言われた。

あと40分もバスで待つのはつらいので、大きな荷物をバスに預けて、店をうろうろ。
特に朝食になりそうなものはないなと思ったところでSIMカードを思い出した。

手続きをしてもらったが、ちょいちょい他の客を挟んだり、
freetel機の起動が遅いのもあって、無事に手続きが終わったのが9:15。
よかった~間に合った~とバスに戻る。

が、バスに荷物がなく、車掌さんも違う人。
バスを間違えたかと思ったけど、KANDY行きなので正しい。

車掌さんに私の荷物がないと言ったら、それはさっき出発したバスじゃないか?と。
9:10のバスがさっき出発したよって。

え?9:30じゃないの?って聞いたら、それはこのバスと。
えーーーーー!!

私の荷物!ヘルプ!ヘルプ!って、泣きそう。

大丈夫、助けてあげる、と、すぐに前のバスに電話してくれて、
私にはタクシーで追いかけるぞ!と、トゥクトゥクに事情を説明してくれた。

トゥクトゥクもちゃんとバスを探しながら走ってくれて、5分もしないで追い付いた。
トゥクトゥクにちゃんとお礼を言って、多めに100を渡して、バイバイ。

バスに乗ったら、私の荷物はそのままの場所にあった。
これだよねーって、認識はしていたらしい。

その後ずっと車掌さんの動きを注視。
ちゃんとダンブッラで目線をもらい、降りることができた。

大きいバッグも肌身離さずってのは難しいけど、気をつけないとなぁ。

なんだかんだ、スリランカ人は良い人だ。

 


2015.03.30, 21:37 / 2015.03-04: スリランカ
災難×2 はコメントを受け付けていません
2015.03.30

ポロンナルワ観光

バスは1時間ほどで、ウトウトしかけた頃に到着。
バス停でトゥクトゥクに囲まれ、ホテルまで連れてってもらう。

そのドライバーさんと、休暇はどれくらいなのか?とか話してたら、
ポロンナルワの遺跡は4時間で廻れるから、これから行かないか?と言う。

値段も安いように感じたので、お願いすることにした。
(逆に安すぎる気がしたので、ちゃんとチケットを買うのか不安)

14時にまた迎えに来るということで、ランチ。
けっこうお腹が空いてたので、山盛りのチャーハンを全部食べてしまった。

IMG_1325

14時に迎えに来て、スタート。
韓国で働いてたことがあって、そのときに数回日本にも行ったことがあるらしい。
後で聞いたが、ホテルの兄ちゃんも同じく韓国で働いてたことがあるらしい。

最初の場所についたということで、見学しておいでと言われる。
どうもチケットを買ってるのは見てないし、チケットをチェックされてもない。
聞いてみたけど、Included という答えしか返ってこない。

チケットチェックしてない場所だけ見るのかなぁ。
それだったらボロ儲けしてるはずだからチップは要らないのかなぁとか考える。

沐浴場、宮殿跡を見て、既に暑くて、トゥクトゥクでよかったとシミジミ。
それから少し移動して、石立像、図書館跡。

IMG_2176

そこから大きく移動して、キリヴィハーラ、ランカティラカ、
ゴーパラパッバタ、ランコトゥヴィハーラの4つを見てから、最後の地点で合流。
ここは長かったので、途中で水を買ったり、ゆるりと進む。

この辺から自転車で廻ってる人が多いなぁと思った。
皆さん暑そうで、トゥクトゥクでよかったと再度シミジミ。

次に、メインと言われるクワドラングルを見て、
ドライバーさんがお昼寝してる間にココナッツジュースを飲み、
もっとふらふらしてようかな~と思ったところで起きて、さすが。

IMG_2224

最後にシヴァデーワーラヤなど小さめのやつを見て、おしまい。
北の端のほうは行かなかったけど、疲れてたのでもう終わりにしたかった。

ということで、ポロンナルワをぐるっと見学してしまって、
明日からの予定を変えるか、このままでのんびりする時間を増やすだけにするか悩む。

部屋に戻って水シャワーを浴び、スッキリ。
夕食に Kottu という、うどんを細切れにしたものを使ったチャーハン。
量が多すぎて、半分しか食べられなかった。

IMG_1333

エアコン無しのファンだけの部屋にしていたので、暑い。
ここは蚊帳も網戸もないので、窓を開けておくのはキツイが、
室温を下げるために、部屋を暗くして窓を開けている。

33℃から31.7℃まで下がったので、
どこかで切り上げて、電気をつけて蚊をやっつけてから寝ることにする。

ここのトイレにも蛙がいてビビった。
スリランカでは普通なのか?

 


2015.03.30, 01:33 / 2015.03-04: スリランカ
ポロンナルワ観光 はコメントを受け付けていません
2015.03.30

シーギリヤロック

シーギリヤロックが、今回の旅のハイライト。

蚊帳の中も快適ではなく、脚が痒くなってきたので持参したスリープシーツ。
トイレには蛙がいるし、全然ぐっすり眠れなかった。

でも、そんなことはどうでもいい。

今日はシーギリヤロックの日。

7時の朝食を終えて、トゥクトゥクで向かう。
ネットで予約したときに、徒歩20分というのを見て決めた気がするが、
実際には10kmくらいあって、どうにも身動きとれない宿だったのだ。

IMG_1311

トゥクトゥクのおじさんから電話番号をもらって、私が観光を終えたら呼び出す手筈。
だけど、こっちのSIMを結局まだ買ってなく、OCNのだと間違い電話になる。
誰かに頼んで電話をかけてもらうしかないということになった。

チケットを買ってしばらくガイドらしき人がついてきたけど、断った。
そうこうしてるうちに博物館を通りすぎてしまって残念。
ここの博物館は日本が建てたのだ。

最後に博物館に行くことにして、もう岩に向かっちゃう。

IMG_1959

あの有名な大岩の前も、池や岩などの雰囲気がよく、テンション上がる。
大理石の少し狭めの階段を上り、大岩に到着してからは岩につけられた鉄の階段。

シーギリヤレディの壁画がハッキリと残っているのに驚く。

IMG_2013

ミラーウォールを経て、ライオンの足がある入口。
ここを上ると、もう頂上なのだ。

IMG_2043

頂上、良かった。

跡地ということで、建物はなくて、段々に整備された土地と、プールなど。
マチュピチュのような計算された建築という印象はないが、
竹田城よりは色々と残ってるし、眺めの良さが段違い。

いやー来て良かった!
しばらくボーッとしてみたり、いろいろ歩き回ったり、気持ち良かった。

IMG_2053

帰りは途中までは同じルートを戻り、最後は別方向に出口がある。
ということはつまり、博物館に行くためには、移動しないといけない。

出口の駐車場にドライバーさんがいないことを確認して、入口方面へ移動。
いちおう道はあるんだけど、1kmくらい普通の人は用がない道。
途中の警備員さんも、博物館に行くって言ったら丁寧に方向を教えてくれた。

博物館は日本がやったというだけあって、わりと解説もあるし、キレイに展示されてる。
写真不可なのも日本流だったのかな。

もう一度駐車場にドライバーさんがいるか確認してから電話しようと、戻る。
トゥクトゥクが追いかけてきて、駐車場まで100で行くよとか言われる。
シーギリヤ、何でも今までの2倍の値段を言ってくるので、その点はイヤ。

再び警備員さんのチケットチェックまで来て、何をするのか聞かれる。
ドライバーさんを探してるって言ったら、電話してあげるって。
ラッキー。

無事にドライバーと合流し、ホテルに戻る。
そもそも、このホテルは食事も交通の足も料金が高すぎるから、
合流しないで別のドライバーのほうが安そうだけど、荷物を預かってもらってるし。。

帰り道に、高そうなお土産やさんに無理矢理つれていかれ、
ポロンナルワにもホテル持ってるからそこに泊まれとしつこいし、イライラMAX。
最終的には無視。

ホテルで荷物をピックアップし、バス停まで再度トゥクトゥク。
だけど今度は違うドライバーさんだった。
近距離で最初150って言ってきたけど、100にはしてくれた。
それでも高いような気がするけど。

ダンブッラまで戻ってからポロンナルワへのバスを探すつもりでいたが、
ポロンナルワ行きのバス停が、近くのジャンクションにあるということで、そこまで。
48番系統がポロンナルワ行きだと教えてくれて、そこでバイバイ。

IMG_1323

10分ほどで無事にバスに乗ることができ、シーギリヤをあとにした。

 


2015.03.30, 00:30 / 2015.03-04: スリランカ
シーギリヤロック はコメントを受け付けていません