再会
映画「風に立つライオン」の舞台がケニアということで、
ケニア・タンザニアに一緒に行ったメンバーで久しぶりに集まった。
機会を提案してくれたメンバーに感謝。
ランチにタイ料理、そして映画を見て、ディナーはアフリカ料理。
まだ1年半しか経ってないというのが信じられず、もっと長かったような気がする。
その間に2回も仕事の転機があったからかな。
他のメンバーも、就職、結婚、転勤などなど、変化が多かった。
変化があってもまた会える関係であることは変わらないし、そういう仕事とか関係ない繋がりはイイものである。
風に立つライオン
大学病院で働いていた航一郎は、現地の赤十字病院から内戦の負傷者が運ばれる病院へ派遣された。
そこは地雷や銃で負傷した人々が運ばれてきて、治療をするというよりは手や足を切断して命をつなぐだけの場所だった。
その実態、特に麻薬で心を消された少年兵に心を動かされた航一郎は、自ら任期を延長し、彼らの心のケアに勤める。
地雷を探すために子供たちに危険地帯を歩かせるとか、戦闘を怖がらないように麻薬漬けにするとか、非道。
そういう中での治療とは何か、自分に何ができるのか真剣に考えて、すぐに行動に移す航一郎が眩しい。
ケニア・タンザニアに一緒に行ったメンバーと見に行った。
鳥の巣がくっついた木や、マサイ族のジャンプなど、懐かしいシーンも多かった。
さだまさしの風に立つライオンという曲を知らなかったし、その背景は最近のTVでの番宣で初めて知った。
出演している子どもたちが役者でなく現地の子であることや、マサイ族とのシーンの裏話などもTVで見ていて、
ケニアでの撮影が本当に現地と深い関わりを持って行われたことが、興味深かった。
企画した大沢たかおはすごい情熱だなぁと思うし、彼の思いの強さも、現地をリスペクトするところも好きだ。
胸が痛むストーリーだったが、やっぱり子どもたちの笑顔はイイ。
わたしのハワイの歩きかた
雑誌の編集者をしているミノリは、友だちがハワイでの結婚式の、2次会幹事を引き受けた。
ハワイ特集を口実にしてハワイに行ったところ、現地の友だちができ、彼らの生き方を間近で見ていたところ、
自分探しを始めてしまい、なかなか帰ってこない。
ハワイで男漁りをしている女性がいたり(こういう奴がいるから日本人女性が軽く見られると思うので迷惑・・・)
アメリカンドリームを信じてやってきたが事業がうまくいかないイケメン君がいたり、
お金持ちの家に生まれたけど、親の事業に本気になれなくてグダグダしてる人がいたり、いろいろ。
ハワイだけど、日本人のゴタゴタ。
こうやって自分探しを始める人、けっこういそうだなーとは思うんだけど、ハワイじゃなくてタイとか東南アジアのイメージだな。
人生なんて真っ直ぐ平坦に進むよりは、こういう時間があったほうが面白いとは思うけどね。