ABC 2014 Winter
Android Bazaar and Conference 2014 Winter @品川の東海大学 に行ってきた。
最近のAndroidを全然追っかけてなかったので、知らないことばかり。
動向を知ることができてよかった。
・Project Ara と新しいものづくりのエコシステム
丸山先生はいつも時間がなくなるな(笑)
IT技術の動向として、Internet of Things (IoT)が今きてる。
重要な技術分野としては、機械学習や言語処理。
本題(Project Ara)に入る前に時間切れになってしまったので、後でちゃんと資料読む。
・情報通信政策の最新動向 (内閣)
政府としてはIT化を進めるべく、オープンデータのAPI、データ様式、あと個人情報の保護に重点を置いている。
あと、グローバル的にもサイバー攻撃とか被害が大きくなってるので、セキュリティ重要。
ロンドンオリンピックのときのデータからして、東京オリンピックのときも攻撃がものすごく増えるだろうとのこと。
・Android5.0とAndroid Wear で広がる最新アプリ開発技法 (Google)
ウェアラブルデバイスは、自分でアプリを選んで起動するのではなく、Notificationにより起動するのが基本。
通知が多すぎるとアンインストールされるし、少なすぎると使いたいときに使えないので、通知が心地よいことが重要。
・Microsoft <3 Android (Android)
MicrosoftもAndroidに対していろいろやってるよっていう宣伝?
・ウェアラブルコンピューティングとAndroidの未来
常時ヘッドマウントディスプレイをつけっぱなしの塚本先生、有名な方だけど、実物は初めて見たな。
さらにウォッチを左右の腕に3つずつ装着していて、これら同士で連携とかしたいって言ってた。
ウォッチは見た目が重要だからもっといろんなデザインのものが欲しいというのは、確かにと思った。
私は腕時計をしないので、iPod Shuffle みたいなクリップ型が欲しいな。
スマホが巨大化してるから、携帯するのはウェアラブル端末のみで、スマホはカバンという使い方になるかもって。
・IoT時代に備えよう、Androidセキュリティ技術 (SONY)
別の勉強会で聞いたことのある話だった。
Androidセキュリティガイドラインを見てねってことと、Sonyの脆弱性診断ツールの紹介。
・IoT時代における開発手法の提案 (nifty)
NiftyのBackend as a serviceの宣伝。
ゲームアプリとかはログイン情報や最高点数くらいしかサーバー側に保管しないから、その辺をまるっと提供してるらしい。
・Material Designの勘所
一番タメになったかもしれない。
Googleが進めてきたフラットデザインが、何を狙っていてどういう原則に基づいているのか。
Google Guidelines が公開されてるらしいので、後で読む。
基本的には、PC用のデザインから、タッチ入力や音声入力寄りのマルチデバイス共通デザインへ変わったらしい。
そこで、紙を階層構造に浮かせて置いたときの見た目を、そのまま反映させたような見た目にしていて、
誰でもわかるようにオブジェクトが動いたり大きくなったりして反応したりするらしい。
ここまで聞いて、この後 45分休憩。
バザールを見る時間ということになってるが、一通り見たけど、暇すぎるし疲れたしってことで、帰宅。
なんというか、大学の頃に研究課題として聞いていたようなものが、実用段階に来てる印象。
15年でここまで変わるものなんだ・・・ってことを、予測して動いておかないといけなかったんだね。
セキュリティだけ唯一かすってるので、そこはもっと大事にしないといけない。