高尾山
外国人と旅するシリーズの番外編?
本編は以前行った鎌倉ツアーと同じ系列なのだが、それが中止になったらしい。
すでに申し込んでた外国人たちを連れてってあげようというプライベート企画。
外国人たちは、日本でインターンをしてたり博士課程の一部で来てたりする人がメインだった。
半年くらいのスパンで日本にいるけど、移住したわけじゃないという若い方々。
いろんな国から11人と、日本人が6人。
前のツアーに比べて割合が逆転していてイイ感じ。
この人数なので、新宿から電車で向かう。
バスより断然良かった!
バスだと隣の人としか話せないけど、電車だといろんな人と話すことも、一人になることも可能だ。
グループ分けもされなかったので、いろんな人と話せるし、合う人とは多めに話せるし、イイ。
11時にランチという変なスケジュールだったけど、結果的にはランチで仲良くなれたのでまぁいっか。
けっこう一眼レフを持ってきてる人が多くて、自分も持っていけばよかったなと。
ケーブルカーがメンテナンスで運休だったので、リフトで半分まで上がる。
15分くらいずっと風にさらされるので、寒い。
降りたところでは東京が見渡せる景色。
みなさん写真撮りまくり。
ここから上は見所が多いので、写真を撮りまくるペースに合わせ、ものすごくゆっくり進む。
お地蔵さんのこと(なんでマフラーや帽子をしてるのか等)を聞かれたり、
天狗はモンスターか神か聞かれたり、高尾山にあるのは神道か仏教か聞かれたり、
今回もなかなか難しい質問が多かった。
私の回答は調べたものではなくて完全にイメージなので、間違ってる可能性が大きくて申し訳なかった。
お地蔵さんは亡くなった子どものために祈るもので寒いからマフラーしてる。
宗教というよりはカルチャー。
天狗は後で解説の看板があったが、高尾山の守り神。
神道か仏教かといったら両方。
途中でお賽銭箱があったところは、仏教式の手を叩かないお祈りをする。
・・・ということを英語で答えたわけだが、んー、難しい。
後半は雪がドロドロになった後で少し固まったもの残っていて、ときどき滑るので怖かった。
山頂では、雪で真っ白の富士山が見えて、テンション上がった。
帰りは皆さんが朱印帳に興味を示し、買って印をもらってた。
私自身これを知ったのは数年前なので、もっと前に知ってたらやってたかもなと思った。
いやー、楽しかった!
天気も最高だったし、皆さん良い人だったし、素敵な休日だ。
アンコール!!
シニア合唱団で大勢の友だちと合唱を楽しむマリオンと、
そんな社交的な彼女と正反対な性格の夫アーサー。
マリオンの病気が再発してから、アーサーは彼女の趣味である合唱を通じて新しい世界を見る。
予告編とか邦題はちょっとズレてる気がするが、
アーサーがマリオンから頼まれたから頑張ってたわけではなくて、
彼女のことをいつまでも近くに感じたいと思ったからこそ、行動したのではないだろうか。
アーサーが、マリオンの前だけでは素直になっているのが、愛おしく切ない。
あぁ夫婦っていいなって、ものすごく思った。
愛する者が死ぬとわかっているときに、何をすべきかわからなくなる。
ホントは生きてる間に伝えたかったのではないか、変わりたかったのではないかと思う。
後悔だらけであっても人生はやり直せない、それが切ない。