調整中
時差ボケ調整中。
帰りの飛行機であまり寝ず、家に帰ってから夜に寝た。
だいぶ早めで19時に寝てしまったのだが、起きたのは朝になってからだった。
それだけ寝たせいか、眠かったけど仕事できないほどじゃなかった。
23時現在まだ目が覚めてるということは、まだリズムが戻ってないけど、
ドイツに到着したときの時差ボケと比べれば、だいぶマシ。
出社しても1人ぼっちだったので、やっぱりドイツ勤務がいいなーとか思う。。
でも友だちと遊ぶとか、テレビとか、日本がいいなーとも思う。
日本のテレビ、世界のニュースだけをやるような番組があってもいいのに。
無料でそういうチャンネルがあれば充分なんだけど、今のうちにはないのだ。
だいぶ卑近な話題ばかりで、なんだか虚しい。
A Beautiful Mind
1994年のノーベル経済学賞を受賞した実在の人物、
ジョン・ナッシュの半生を描いたドラマ。
なんか見たことあるような、と思って見ていたが、やっぱり見ていた。
でも全然ストーリーは覚えてなかったので、また楽しめた。
国家重要機密の暗号を解く役割を得たナッシュは、
自分がソ連に追われているという妄想に苛まされるようになる。
機密情報だからと周囲には詳細を一切話していなかったが、実際には全てが妄想だった・・・。
ノーベル賞のは、そうなる前に発表した論文だったのかな。
自分に見えるものを信じちゃいけないというのは、なかなか難しいものだ。
自称霊感が強いという人も、そこらへんに霊がいると言っていたが、そういうものなんだろうか。
テレビのガリレオもそうだけど、なんで窓に数式を書くのかなー。
そして、あれでなんですごいことがわかるのかなー。
数式、苦手^^;
Revolutionary Road
戦後のアメリカ、子どもを授かって結婚した若い夫婦。
女優の夢を諦めた妻は、夫が好きでもない仕事をして、ただ平和に過ごすことに閉塞感を感じていた。
そこでパリに移住しようと思い立ち、計画を進めていくが、なかなかうまくいかない。
できちゃった結婚の悪いほうの結末。
夢を諦めて結婚して、子どもを授かったことも間違ったと言ってしまい、夫婦は喧嘩ばかり。
なんで結婚しちゃったんだろうね、この人たち。
さらにもう一人妊娠してしまい、これが決定打となる。
田舎の閉塞感というのもあるかもしれないけど、結婚生活の閉塞感が大きそう。
BIG MIRACLE
アラスカのテレビ局が、氷に閉じ込められて出て行けない鯨の親子を発見して放送した。
それが反響を呼び、なんとか鯨を助けようとする人の数は次第に増えていく。
しかしマイナス50度の世界で、鯨に呼吸をさせ続けることだけでも、困難だった。
実話ベースの話。
1988年の話らしい。
鯨は呼吸をするために海面に顔を出すことが必要なのに、周りは8kmずっと分厚い氷が張ってしまった。
どうにか呼吸のための穴を開けないといけないが、人力で開けてもすぐにふさがってしまう。
その一方、その地の原住民であるイヌピヤック族は、捕鯨して食料を得ていたので、
食用とは違う種類の鯨だけど、食用にしたいと考えていた。
氷を砕く船を投入するなど、アメリカ軍やソ連まで登場して、皆で鯨救出作戦を実行する。
イメージアップをしたい政治家や企業が寄ってたかって協力しだし、
イヌピヤック族の立場も複雑なものとなっていく。
そこに群がって視聴率を確保し、何とかスクープを得ようとするマスコミも、心がない。
しかし長らく救出作戦が続くうち、本当に鯨を救出しようという心でまとまっていく。
人間心理の変化がなかなか興味深かった。
関係ないけど、アラスカの人って、やっぱり日本人に顔が似てるね。
A Thousand Words
出版社で働くジャックは、軽口をたたいて契約を勝ち取るのがパターン。
あるとき人気の宗教指導者の本の契約を取ったが、その後で自宅の庭に木が生える。
ジャックが言葉を発するたびに葉が一枚ずつ散っていくことを知り、葉が全てなくなると死ぬと言われる。
なんというか、絵本みたいな話。
ジャックが葉がなくなったら死ぬと信じたのは何故だったんだろう。
でもそのおかげで、自分の人生を見つめなおす機会を得たし、
死ぬ直前の本心というものが引き出され、結果としてはよかったけど。
自分がジャックの立場だったら、しゃべるのをやめるか?
観ながらずっと考えてたけど、自分ならどうするか、わからなかった。
Parental Guidance
出張に妻を同伴させたくて、子どもを妻の両親に預けさせることにしたフィル。
しかし妻アリスは、やんちゃ盛りの子どもたちが両親の手に負えるはずがないと、不安がる。
両親は両親で、長らく会ってなかった孫たちに気に入られようと奮闘する。
子育ての方針なんて、ホント人それぞれだよね。
アリスと両親の意見が全然違うということは、アリスは自分の育てられ方がイヤだったってことだ。
そうである以上、方針が合わないのは当たり前。
しかも、フィルの発明品によりオール電化となっていた家は、両親世代が使いこなせるわけがない。
完璧主義ってのは、何にしても良くないなって思う。
自分だけが完璧主義ならまだいいけど、それを子どもに押し付けるのとか、将来にも影響する。
それでも距離を詰めていくおじいちゃん・おばあちゃんと孫たちに、ホッとする。
何か心が通じる瞬間ってのがあるんだよね、きっと。
それを見つけるのが難しいわけだけど、彼らはちゃんと見つけた。
どっちの世代がいいとかいうことじゃなく、分かり合おうとすることが大事。