3/26: アユタヤ
電車でアユタヤに行ってみた。
バンコクのHua Lamphong 駅から電車が出てることは調べた。
本数もけっこうあるらしい。
まずは駅までどうやって行くかが問題。
朝7時ごろ、ホテルの近くにいたメータータクシーに、駅に行きたいって言ったら断られた。
アユタヤに行くならタクシーで連れてくと言ってきたが当然却下。
歩いて行けるだけ行って、途中で拾おうと思い、歩き始めた。
すぐにトゥクトゥクが来て、値段交渉。
50バーツがいいって言ったら、80バーツって言われ、一旦断る。
でも昨日歩いた全部の距離を歩くくらい遠いので、早々に心が折れた。
次に声をかけてきたのも 50 vs.100 から始まり、80バーツで落ち着いちゃったので、それで決着。
トゥクトゥクで走ってみて、やっぱりけっこう距離があった。
駅について、チケットを窓口で購入。
人が並んでるところと並んでないところがあった。
行き先によって窓口が違うのかと思ってインフォメーションに聞いたら、どこでもいいらしい。
アユタヤって伝えただけで、普通席の20バーツのチケットを出してくれた。
想像よりはるかに安くてビックリした。
駅までの4km に80バーツ払って、アユタヤまでの70km に20バーツとは・・・
出発までしばらく時間があったので、売店でパンを買って食べた。
暑さでどうせグッタリするし、元気なうちに食べておかないと。
しばらくそこで待ってたけど、電車が来たらすぐ席を確保しなきゃ!と思って、ホームに行ってみた。
ホームごとに行き先が掲示されていてわかりやすい。
もうけっこう人がいたので、そこで入ってきた電車の清掃とか、周りを眺めながら待ってた。
そしたら荷物を運んでたおっちゃんに話しかけられ、チケットを見せたら、4号車だと言う。
チケットには書いてないので、近くにいたタイ人っぽいお姉さんに聞いたら、彼女も4号車だと言う。
4号車が普通席ってことなんだろうと理解して、教えてくれた場所で待つ。
時間になり、電車が入ってきて、わーっと駆け込む。
そしてボックスシートの進行方向に向いた窓側の席を確保!
これであとは出発を待つだけだと思ってたら、タイ人のお兄さんが来て、そこは俺の席だと。
よく見ると1つ1つの席の近くの壁に、マジックで数字が書いてある。
俺の席は47番だと言う。
まだ他の席も空いてたし、とりあえず席は譲り、じゃあ私の席はどこ?ってチケットを見せた。
そしたら字が読めないのか(タイ語と英語の併記)、値段の20を指して、20番と言ってくる。
Class 3(普通席の意味)を指して、お前は3号車に行けと。
こいつが間違ってるなと確信したものの、3号車に行けとうるさいので、
ちょうど入ってきた駅員さんに聞いたら、どこでも座っていいと言ってくれた。
改めて、進行方向に向いた窓側の席をGET。
どんどん混んできて、同じボックスシートには観光客らしき女性が座った。
英語じゃない言葉をしゃべってたが、ヨーロッパのどっかな雰囲気。
電車の出発は20分くらい遅れ、さらに走りはじめてもすぐに止まってなかなか進まない。
目的地に着いたかどうかを到着予定時刻から推測するのは不可能になった。
地球の歩き方には全駅が書いてないけど、時々出てくる大きい駅の名前と、周りの方々の反応で現在地を推測。
でも、ドキドキ。
バーンパイン駅を過ぎて、次かな?って思ってたら、駅員さんが次がアユタヤって言ってまわってた。
降りる人が多いんだろうな。
30分遅れくらいで、無事アユタヤに到着。
電車を降りて、すごい人混み。
歓迎の儀式なのか、ホームで伝統芸能っぽい躍りが披露されていた。
タクシーなどが声をかけてきたけど断り、とりあえず歩いて行ってみる。
まずは川を越えるため、渡し船に乗らないといけない。
一本道だったので迷わず行ったら、日本人の男性にここですよね?って話しかけられた。
電車でチェンマイに行くはずが、電車の故障でバンコクで降ろされて大変だったらしい。
とかいう話を聞いて、渡し船は終わり、自転車を借りたそうだったので、そこで別れた。
冷たい飲み物が欲しいな~とか思いながら歩いたが、店はあまりなく、人も歩いていない。
すごく広い道路に、時々車が通るくらい。
これはアユタヤに泊まることにしなくて正解だったなって思った。
泊まるなら自転車を借りないと何もできなさそう。
2km ほど歩いて、Wat Mahathat に到着。
ここに来て初めて、いいなと思った。
自分がきらびやかな寺院に興味を持てないことは気づいていた。
雰囲気がアンコールワット周辺の寺院のようだった。
ビルマ軍によって破壊された仏像などがある。
ここの木に取り込まれたような仏像を見たかった。
暑かったが、ここはゆっくり見学。
売店でジュースを買ってしまったりしながら、次はWat Phra Sri Sanphet に行こうと決める。
たくさんある寺院の全てに行かなくていいやって思った。
地図上では、Wat Mahathat の広い敷地を越え、裏の池を越えたところ。
風は涼しくて気持ちよかったが、日差しが暑い。
1km くらいのはずなのに、ものすごく長く感じた。
途中の景色ものどかで良かったので写真を撮ったりしながら、歩きでよかったと思った。
でも、もうだいぶ疲れてきた。
途中でWat Phra Ram のほうに迷い混み、人を乗せた象が通ってちょっとテンションが上がったり。
無事にWat Phra Sri Sanphet に到着。
中が広くて、やっぱり疲れてしまう。
正面の御堂だけ先に見て、トイレ休憩をして、5バーツの有料トイレがキレイ過ぎてちょっとビックリしたり。
トイレの鏡で自分の赤さにひいたので、頑張ってクールダウン。
アイスを買って、木陰のベンチでしばらくボーッとしてた。
もう大丈夫かな?と思えるようになって、3人の王のお墓のほうに入った。
寝起きのようなボーッとした気分で見学。
ここを見たら帰ろうって思った。
もう歩く元気はなかったので、帰りはトゥクトゥクかなんかで一気に戻ろうと駐車場に行った。
そしたら何故か、象に乗れる場所に迷いこんだ。
お土産屋さんにクーラーが入ってたので少し休み、あとは象を見ながら冷たいペットボトルで身体を冷やした。
乗らないのに長居するのも何なので、予定どおりトゥクトゥクと交渉開始。
駅まで100バーツと言われたが、それは高いので、ボート乗り場までにしたら70バーツになった。
ボートは4バーツだからね。
ボートに乗って対岸に渡り、もう14時だったので何か食べないとなぁと、レストランに入る。
チャーハンを頼んだが、人参が固いし、味がないし、半分くらい残してしまった。
食欲がないときに食べるものではなかった。
駅でバンコクまでのチケットを買い、やっぱりまた時間があるのでホームの屋台を見学。
フルーツが欲しかったがなかったので、フルーツシロップのシェイク。
迷ってたら駅員(案内係?)らしきおじさんが話しかけてきて、チケットを見せる。
シェイクを飲みながら、座って待っていたら、正しい電車が来るまで、これは違うって教えてくれた。
それを真似しようとしたのか、ホームレスらしき人がチケットを見せろと言ってきたが、それは断った。
ゴミ箱を漁って残り物を食べてる人もいた。
電車は遅れていたようで、時間になっても来ない。
おじさんはあと5分くらいで来ると言ってて、インフォメーションのホワイトボードにも15:45って書かれてたので、待つ。
Are you japanese? って日本人に聞かれて、はいそうですと答えた。
日本人っぽい男2人がいるなーとは思ってたが、声はかけてなかった。
電車が来るのか聞かれたので、45分くらいに来そうってことを答えた。
そして、僕らバンコクでカオサン通りに行きたいんですが、どう行ったらいいですかね?と聞かれた。
歩くには遠いので乗り物を使った方がいいと思うって答えた。
もうちょっと掘り下げられるかと思ったのに、そこでありがとうございますって終わった。
この回答は彼らの意図に合ってたのかわからないが、きっとバックパッカーな経験をしたいんだろうし、まぁいっか。
45分に電車が来そうなアナウンスがあったので、線路を渡ってホームで待機。
車内は空いていて、ちゃんと座ることができた。
隣にはインド人のような男性。
バンコク行きか聞かれたので、自分のチケットを見せた。
合ってるかわからないけど、私も同じだよ、と。
すぐに車掌さんがチケットのチェックに回ってきて、問題なかったので、お互いホッとした。
それから話しかけられて、インド人じゃなくてドバイ人らしい。
宝石卸みたいな仕事をしていて、タイにビジネスチャンスがあるか見に来たらしい。
いつか日本を見に行くから連絡先をくれって名刺をくれたので、メアドだけ教えた。
宝石を買えみたいな話にはならなかったし、もちろん悪い人じゃなさそうだけど、宝石商には巻き込まれたくない。
メアドでも満足してくれたようで、車内販売のジュースをおごってもらっちゃった。
やっぱりバンコクの手前で謎の停車時間があったが、それほど遅れずにバンコク到着。
あの日本人2人と同乗したら割り勘で安くなるな、でもトゥクトゥクは3人乗れなさそうだしな、
とか考えた結果、やっぱり同乗はやめた。
トゥクトゥクが声をかけてきて、150バーツとかいう。
朝は80バーツだったって話をして、90バーツで決着。
だいぶ折れてくれたけど、降りたとき笑顔だったのでよかった。
カオサン通りを抜けたところで、Floating market tour の文字が!
水上マーケットは行きたかったが、行くのにお金かかるし、船をチャーターするのも高そうだしと困ってたのだ。
説明を聞いて問題なさそうだったので、250バーツ払って予約。
これが半日ツアーなので、午後は虎を見に行くツアーを600バーツで薦められたが、ちょっと高いので無し。
まだチャーハンからお腹が空いてなかったので、フルーツヨーグルトシェイクを飲んで、ホテルに戻ってきた。
明日はビーチサンダルのほうがいいのかな?
スニーカーとビーチサンダルしかなく、普通のサンダルを持ってこなかったことが、今回の大きな失敗だ。
初出社
雨で寒いのが残念だが、3社目となる会社に初めて出社した。
10分ほど早めに着くように家を出たつもりが、
電車の混み具合がわからず、大井町駅の混雑で思うスピードで歩けず、
着いてからも思ってた出口と違うところに出てしまって若干迷い、ギリギリの到着。
でも、出社・退社の時間はだいたいでいいらしいので、今後はちょっと心に余裕が。
ここ数週間どういった服装で行くか悩んでいて、結局ビジネスカジュアルのマジメ版にした。
客先に行くという理由もあるんだろうけど、みんなスーツだったので、
ちゃんとしたカッコで行ってよかった。
たぶん客先に行ったりしないうちは何でもいいんだろうけど、
暑くなるまで、しばらくはこのくらいの服装で行こうかな。
あまりに静かで眠くなってしまったので、もうちょっと早く寝て、頭スッキリ状態を保てるようにしなきゃ。
さすがに最初だから覚えることが多すぎるし、眠いと英語が理解できなくなるし。
自分で仕事ができるようにならないと、眠いのは取れないだろうな。
まずは早く全体像をつかめるよう、がんばらなきゃ。
初日のバタバタも静けさに消され、非常に穏やかな1日だった。