2012.04.16
バスキアのすべて
ニューヨークの画家バスキアの短い生涯を、
彼の知人たちと本人のインタビュー映像で綴る。
スプレーで描かれた壁の落書きの中に芸術がある。
強いメッセージと鮮やかな絵で徐々にスプレーアートで有名になり、
有名アーティストと交流を深めるが、当然のようにドラッグに手を出し、27歳の若さで他界。
バスキアという名前は全然知らなくて、作品も見たことあるかわからないが、確かに惹かれる。
色にまず惹きつけられ、そしてそこに描かれているものに惹かれる。
子どもの落書きのように見えて、全然そんなことはない。
色のバランスや形のバランス、調和がとれていて、それでいて尖っている。
絶対にマネできない。
30年前、まだまだ黒人差別が強かった時代。
差別による陰と、絵の鮮やかさと、バスキアの無邪気な笑顔。
光と影のコントラストがなんだか切ない。
監督:タムラ・デイビス
出演者:ジャン=ミシェル・バスキア、 ジュリアン・シュナーベル、 ラリー・ガゴシアン、 ブルーノ・ビショフベルガー
収録時間:93分
レンタル開始日:2011-10-05