2012.01.07

ヨルダン料理

ランチの場所を探そうとしたが、レストランが近くにない。
スイーツショップはあったけど、お昼がスイーツじゃダメよねって思ってたら、
スイーツ&レストランって書いてあったので、レストランに入った。

英語のメニューはあったけど、それがどういうものなのかわからない。
Mansaf ってなに? Ogni ってなに?って・・・

よくわからなかったので聞いたら、現物を見せてくれた。
Mansaf がライスとヨーグルトソースのことで、
Ogni が別のライスだったかな?(これにしなかったから忘れた)

で、Meat とあったらラム肉のことらしい。
モロッコでは Meat は牛肉のことだった気がするので、各国バラバラだ。

Mansaf with Meat が一番の定番料理らしいけど、
ラム肉を食べる気分ではなかったので、チキンにしてもらった。
(Chicken Mansaf っていうメニュー)

ヨーグルトのソースって言ってたからドキドキ。
ヨーグルトが1皿、ライスとチキンで1皿がやってきた。

どうやって食べるのかよくわからなかったので、ヨーグルトのほうを味見。
そしたら、パルメザンチーズ(パスタにかけるやつ)っぽい味がして、しょっぱい。

これはそのままで食べるものじゃない、ってことがわかったので、
ライスの上にカレーのようにかけながら食べた。
だいぶ味が濃いけど、チーズライスのような感じで、悪くはない。

後から来た観光客さんはMansaf with Meat を頼んでて、
ウエッって感じになっていたので、人それぞれ好みが分かれるところなのだろう。

でも、しょっぱいのと、量が多かったのとで全部は食べられなかった。

お腹がいっぱいになってしまったので、食後のデザートもなし。

夕食までにお腹空くかな・・・と微かに期待をして丘を上がったり散歩し続けてみたが、
結局お腹が空くことはなく、夕食は屋台で売ってる揚げ餃子っぽい見た目のものにした。

何て名前なんだろう?

強い甘さではなくて、白いもちっとしたものが中に挟まっていた。
2個くれて1JDだった。(値札はないので本当の値段はわからない)

それと、ジュースとお菓子を買って、おしまい。
お菓子は明日の行動食なので、まだ食べてないよ。

すっごい運動してるはずなんだけど、そしてあんまり食べてないはずなんだけど、
太っているような気がするのは何なんだろう。


2012.01.07, 03:44 / 2012.01: ヨルダン
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2012.01.07

価値

民俗博物館で考えてたこと。

コインをアクセサリーとして使ってるような、頭につける装飾品があった。
そこから頭の中でいろいろとグルグルし始めた。

その装飾品を見て、アクセサリーって昔は銀行の代わりだったんだよなって思った。
自分の財産を蓄えておく場所という意味での銀行。

預けることができないから、自分で肌身離さず持つために、アクセサリーとして身に付けた、と。
それで、もし食料が必要になったら、1つ手放して交換するんだろう、と。

だけど、そのためには、アクセサリーに価値があるものじゃなくちゃいけない。
金属は利用価値があるからともかく、石(宝石)に価値をつけた人間ってスゴイと思ったのだ。

確かにキレイかもしれないけど、実用面ではそこまでじゃないと思うので、
これとパンを交換してくれって言ったって、ヤダって答えた人は多いんじゃないか?と。

まぁそれでも、キラキラしてるし、滅多にお目にかかれないものだとしたら、
希少品ということで価値が高くなるのは、まぁ理解できる。

だけど、お金って、今はお札のほうが金額が高いじゃん?
お札って紙じゃん?

ってことは、希少品じゃないものに対しても価値をつけたわけなんだよね、人間って。

それを最初にやったのは、強制力以外の何物でもないんだろうけど、
今では紙のお金が当たり前になっているわけで、
誰も紙きれだとは思わないわけで・・・ (初めて見る通貨だと間違えるかもしれないけど)

そういうの、最初に考えた人がスゴイなって思ってたわけ。

博物館での妄想なので、
いろいろと事実じゃないことが含まれてるかもしれないけど、ご容赦くだされ。


2012.01.07, 03:21 / 2012.01: ヨルダン
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2012.01.07

ローマ劇場とアンマン城

この部屋はアザーンがあんまり聞こえないので、
朝5時に起こされることがなくなってしまった。
明後日出発なので、起こされたほうがむしろ安心だったかもな。

7時ごろに朝食やってるかなーって覗きにいったら、外が雨なことに気付いた。
部屋は外への窓がないから気付かなかった。
散策する気まんまんだったから、ちょっと残念だった。

朝食はすぐに用意してくれた。
ビュッフェ形式じゃなくて、一人分がワンプレートに乗っててお子様ランチみたい。
真ん中に乗ってるミートボールがカレー味でおいしい。

同じころ朝食に来た人も、雨が残念だったみたいで、一緒に天気予報をチェックした。
そしたら明日は晴れってなってたので、少し安心した。
もうちょっと詳しく見てみたら、午後から晴れるっぽかったので、ほっとした。

見学したい場所としては、ローマ劇場とアンマン城。
どちらも博物館が一緒の場所にあるので、そこで長めに過ごして雨が過ぎるのを待とうと思った。

ホテルからローマ劇場までは1本道。
行ってみたら人の気配がなく、近くにいたTourist Policeに聞いてみたら、9時からだって。
8時半かと思っていたので30分ヒマになってしまい、両替をしたり、市場をうろついたり。

アンマンのダウンタウンにはいろいろ市場があるようだが、
ホテル周辺のマーケットでは服と靴ばっか大量に売っていた。

別の通りでは、いろんな鳥を売っていた。
鶏肉を買うとかいう概念がないんだろうな、きっと。
あとはトマトやナスなどの野菜のマーケットがあったな。

全然観光地っぽくなくて、お土産屋さんは全然見当たらない。
都会に突然遺跡があったりするのが不思議なところ。

時間になって、ローマ劇場に行ってみた。
中に入ってみたが、外には誰もいなくて、民俗博物館の中に2人観光客がいた。
雨だし朝早いしこんなもんか・・・とゆっくりした。

民俗博物館は、民族衣装や装飾品の博物館。
展示品からいろいろと想いを巡らせることができて、なかなか楽しめた。

外に出てみたら、団体さんが来ていたので、ちょっと賑わってる感じになった。

次の目的地であるアンマン城は丘の上。

看板とかなくてよくわからないけど、とりあえず時間はたくさんあるので、
丘の上に向かってみることにした。

途中で通りすがりのタクシーがクラクションを鳴らしまくりでイヤだった。
客引き・注意を喚起する目的なんだろうけど、自分が危ないのかと思ってドキドキしてしまう。
やたらめったらなんでもクラクション、エジプトでも同じだったな・・・

頂上まで行ったら城壁があって、入口を探してぐるっとしたら、見つかった。
看板がキレイで新しそうで、ちょっと意外だった。

中に入ると、場内MAPがあって、見たところ思ってたより広そう。
少し青空も見えてきたので、まずは考古学博物館に行って、ゆっくりする。

紀元前10000年からの出土品が年代順に並べてある。
日本の歴史ってどうだったっけ?って思い、復習しようと思った。
こういう意識があってから歴史を勉強すれば、吸収が違うはずなんだよね。

ここで初めて、日本人の女性に話しかけられた。
ぺトラでも日本人は数人見かけたけど、特に話したりはしなかったのだ。

彼女は仕事を辞めて長めの旅行をしているようで、中東を回り始めるらしい。
思ったよりもずっと寒くて、安宿のドミトリーに暖房がなくて夜が特に寒いらしい。
イエメンとかシリアとか、今ちょっとヤバめのとこも行こうとしてるらしいが、大丈夫かな・・・

彼女と話してて、旅のタイプが全然違うなーって思った。
旅が好きな人には彼女のように、行きたいところをまとめてぐるっと行く人は多い。
私は行きたい場所にピンポイントで行き、あとはその国の文化とか人を知ることに時間を使う。
たぶん、もったいないって思われてるんだろうけど、これでいいのだ。

で、ゆっくりと博物館で時間を使ったら、外は晴れていてくれた!
予想どおり!

でも丘の頂上なので吹きっさらしで、風が冷たくて寒かった。
凍えながらモスクや集落の跡などを見て回った。
攻め込まれにくいということで、城壁内に人も住んでいたらしい。

手と肘だけ残ってる石造があり、よく丘の上にこんな巨大なものを作ったなって感心した。
なんつーか、パーツが1個1個デカイのだ。

予想を超えていろいろ見るものがあったので、楽しかった。
晴れてくれたのも嬉しかった。

これだけ見ても、まだお昼だった。
今日はアンマンで過ごすってことにしてたので、まだまだ時間がある・・・


2012.01.07, 03:06 / 2012.01: ヨルダン
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