2012.01.06

アンマン到着

死海が終わると、あとはアンマンまで50kmくらい。
1時間ほどで到着である。

ホテルを紹介してやると言われ、挙げられたホテルが
ちょうど目をつけてたやつだったので、そこに行くことにした。

そして支払いを・・・という話になり、当初の約束どおり150JDを渡した。

そしたら、NO TIP? と聞かれた。

ワディ・ラムのツアーが1時間短かったからその分がチップじゃ!
というようなことを話して、おしまい。

ホテルまで送ってくれるわけでもなく、外でタクシーを捕まえようとしていた。
捕まえたタクシーも相乗りで、言われたホテルの場所はわからないらしく、
適当な場所で降ろしてもらった。

で、あとは地球の歩き方を手にホテルを捜索。
目印がすぐ見つかったので、現在地もすぐわかり、ホテルもすぐ見つかった。

店の2階がホテルになっていて、入口は横の小道のほう。
そこからエレベーターを通って2階へ。

部屋は空いてるらしく、準備してる間に紅茶をいただく。
そして部屋を見せてもらい、特に問題なかったので、そのままチェックイン。

ぺトラの約半分の12JD(シングル1泊分)だった。

あとはホテル周辺の地図(手書き)をもらい、その道どおりに散策してみる。
外は車も人もメチャクチャ多くて騒がしい場所。

散策してたら、鳩小屋を発見。
鳩と夕焼けの写真とか撮ってたら、呼びとめられた。

そして、鳩を飼ってるおじさんちで、鳩と写真を撮ったり、猫の写真を撮ったり。
新聞にも載ったことのある有名な鳩おじさんらしい。

アラビア語混じりの英単語で話しかけてきて、英単語で返す。
そんなつたないやりとりだったけど、紅茶をくれた。

そうこうしてる間に外が暗くなってしまったので、バイバイ。

もらった地図に書かれていた、安くてうまいレストランに向かう。

入ってみたら、地元っぽい男たちがワイワイガヤガヤ食べていた。
どう頼んでいいのか戸惑っていたら、2階の席へ通された。
女性とカップルしかいなくて、静かな席だった。

注文を取りに来たけど、どう頼んでいいのかわからず(メニューはアラビア語のみ)
そしたら下に連れていかれて現物を見せられたので、指さしで注文。

チキンと野菜のトマト風味のものを頼んだ。
おいしかった。

所持金が15JDだったので、いくらだったのかわからずドキドキしたが、
お会計してもらったところ 2JD だったので嬉しかった。
(ぺトラのホテルの夕食は 6JD で、ぺトラではこれが安いほうだった)

残り2日もここに行っちゃいそうだ^^

おやつを探しながら帰ってきたけどスーパーはなくて、
代わりに、ホテルのすぐ裏でスイーツを屋台で売ってるところを見つけた。
見てたら、食べてたおじさんが少し分けてくれた(というかお店のを勝手にくれた)

やっぱり甘さに癒された。


2012.01.06, 03:50 / 2012.01: ヨルダン
2012.01.06

死海

ワディ・ラムを出て、一度ぺトラ遺跡の近辺に戻って、
それからワディ・アラバというイスラエルに近い道路で死海へ向かう。

途中、兵士のヒッチハイクに応じて、乗せていた。
ワディ・アラバは、岩山の黒と畑の緑ばかりがよく見える道路だった。

ケータイで、ヨルダンはパケ放題が適用外です、みたいな通知がたまに来るのだが、
途中で、イスラエルは~という通知が1回来て、あぁ近いんだなって思った。

ワディ・ラムの1件があるので、暗い気分がどんどん増えてきた。
お腹が空いてきたせいもあったのかもしれないけど。

死海は絶対に楽しまなきゃ!と思った。

アンマン・ビーチ(死海のビーチ施設)は高いから、無料で入れるところに行くと言っていた。
シャワーはあるの?って聞いたら、水の大きいボトルを買うから!って言われた。
着替えるところは?って聞いたら、木がたくさんあるから大丈夫!って。。。

ダメじゃね?

男ならともかく、女一人でそれは餌食になりに行くようなもんでしょ・・・
さらに、オレが泥マッサージやってあげるよ!って言われたので、NO THANK YOU!!

平和な心を求めて、アンマン・ビーチに連れてってくれと頼んだ。

死海で食べると高いからってことで、途中で死海の脇の道路を通ってるころ、
道端の商店でランチを買ってきてくれて、車の中でランチ。
(もともとランチ込みって話だったのだが高いのはムリってことで・・・)

食べてるときとか、横の綺麗な海を指さして、
無料のとこだったらあんなに綺麗なところに入れてあげたのに・・・とか、
何度もブツブツ文句を言ってたけど、ちゃんとアンマン・ビーチに連れてってくれた。

16JD (1JD 値上げしてたっぽい)。
時間は、1時間もらった。

どんな格好でみんな入ってるのかなーと覗いてみたら、
全身黒ずくめの女性も何人かいて、彼女たちはそのまま海に入ってた。
他の観光客らしき人たちは、ビキニ姿の人もいたので、なんでもアリかなって思った。

更衣室で準備して、鍵付きロッカーが30個くらいあったけど全部使用中だったので、
仕方なく荷物を全部持って海岸へ。
他にもリュックで移動してる人は多かったから、そんなもんだろう。

看板がたくさんあって、潜るなとか、顔を水につけるな、みたいなことが書かれていた。
ゴーグルをしている人が多かったが、持っていなかったので気をつけるしかない。

イスがたくさん置いてあったので、1つ取って荷物置き場にした。
おっちゃんが、海に入ってる間も自分の荷物から目を離すなよ、って言ってた意味がわかった。

まず足だけ入ってみると、そんなに冷たくない。
外も日差しでけっこう暑かったので、ちょうどいい感じ。

いつ身体が浮くのかドキドキしながら、ゆっくり入った。
水の温度に慣れるまでしばらくの間は寒くて固まってた。

けど、いったん浮いてみると、あとは水の中のほうが温かく感じた。

水のついた指を舐めてみたら、塩辛かった。
(30%なので当たり前)

歩いて深いほうに入っていくと、いつの間にか足がつかなくなって、
それでも自然と水中に立っていられるのが不思議な感覚。

足がつかなくなってすぐはジタバタしてしまうのだけど、落ち着いてみると浮いてるのだ。
ちょうど肩の高さで止まってて、勢いをつけないと下にいかない。

それからは仰向けになってみたり、立ってみたりして、遊んでた。
一度、うつ伏せで浮いてしまったときがあり、
顔を水につけないで元に戻るのが難しくてジタバタしてしまった。

楽しい。

せっかくなので写真を撮ってもらおうと、
イスで休んでた黒ずくめの女性たちに撮ってもらった。

1時間じゃ足りない・・・と思ったくらい、楽しかった。

時間になってしまいそうだったので切り上げて、海岸にあるシャワーで海水を流す。
そして少し乾かしがてら、海岸の写真を撮ってから、おしまい。

更衣室がけっこう混んでたけど、なんとか時間ちょうどくらいに戻ることができた。

死海、2, 3時間は遊べると思う。
1月なのに特に寒くなかったし、それほど混んでなかったし。
車にいたからあんまり気付かなかったけど、外は上着がいらないくらい暑かったし。

アラブ系っぽい男性のねっとりとした視線は確かにあったけど、
他の欧米っぽい観光客の近くになるべくいて、特に近寄られることもなかったし。

ドライバーのおっさんの二人だけのビーチにしなくて、ホント良かった。
やっぱ、雰囲気大事よね。

このためだけにヨルダンやイスラエルに行くか?って言ったらアレだけど、
もし行くんだったら死海に寄ってみるべし、ということは言える。

そして久しぶりに水着になってみて、お腹まわりのダイエットをしよう、と決めた^^;


2012.01.06, 03:31 / 2012.01: ヨルダン
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2012.01.06

ワディ・ラム

7時にピックアップだったので、6時半から急ぎ目で朝食を食べてたら、
10分前にあのおっちゃんが現れて、すんなり7時に出発。

ワディ・ムーサの道端で拾ったおっちゃんとのツアーが始まった。
(結論から言うと、ただのタクシー以上の働きはなかったが・・・)

ホテルの人と何やら話していたので聞いたら、
ホテルのツアーを予約してあったのに横取りしやがって・・・みたいな感じだったらしい。

何か知らないけどその流れで、ベドウィンの話。

ベドウィンの人は1人の女性がいると、パーティーをしようとか洞窟に連れてってあげるとか言って、
人のいないところに連れだして、お金を盗んでレイプして町に捨てる、という話をしてた。
特にヨーロッパの女性が好みらしい。

ロバの兄ちゃんが、フランスの女性と3晩過ごしたとか自慢してたのはそれなのかな・・・
NO!! を言いまくっといて良かった。

さて、最初の目的地はワディ・ラム。
2011年に世界遺産に登録されたばかりらしい。

1時間ほど車で移動して、道端で停まるから何事かと思ったら、
4駆のジープをチャーターして乗り換えるとのこと。
てっきり、おっちゃんのジープのまま行くのかと思ってた・・・

しばらくして、おじいさんがジープで現れて、乗り換える。
おっちゃんと二人で何やらいろいろ話してる後部座席に乗り込むと、砂漠の中を進む。

砂漠といっても、草と岩の砂漠なので、ワーオ!って感じにはならない。
ラクダの親子がいて、ちょっとテンション上がる。

けど、上がったのはここだけだったかも。。

最初に、岩の橋を見たいってことは伝えてあったので、そこに連れてってくれた。
だけど看板があるわけでもないので、それがどの橋だかわからなかった。

そして帰るけどいい?って聞かれたので、もちろんNO。
2時間のツアーのはずなのにまだ30分くらいしか経ってなかった。

そしたらすぐ裏手にあるもう1つの石の橋に連れていかれた。
そして、帰るよ、とおしまいになってしまった。

えー。

戻ってきて、ちょうど1時間だった。
1時間分の損である。

他のところは?とかビジターセンターはどこ?とか聞いても、
他に見るところはない、ビジターセンターはお金がかかるから行かないと返される。

ホテルのドライバーさんが言っていたことは正しかったようだ。

もうチップあげない!って決めた。

というわけで、ほんの少しだけワディ・ラムを見ただけになってしまったが、
綺麗な砂砂漠ではないので観賞用ではなくて、アクティビティを楽しむほうがいいのかも。

かも。


2012.01.06, 02:50 / 2012.01: ヨルダン
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