厄介
今日もどうせ雨だろ、と思ってたら、晴れてるし、暑いし。
ちょっと予想外だったけど、気にしないことにして掃除の日とする。
掃除っていうか、片付けのほうね。
去年の年末に一度大々的にやったけど、なんか中途半端な気がしてる。
場所ごとに少しずつ手をつけているが、まだその気持ちは晴れない。
ゴミ袋1個半くらい出来たけど、まだダメだな。
昔、三田祭の景品でもらった化粧品がたくさんあるんだけど、
捨てるのもったいないけど誰かもらってくれないかな。
自分で買ったわけじゃないとはいえ、未使用のものを捨てるのは心が痛む。。
ぬいぐるみも心が痛むし、親が買ってくれたものも心が痛む。
そういうのがあるから、モノって厄介よね。
あと心に引っかかってるのはデッカイ棚。
既に横に寝かせていて本来の本棚としての役目は果たしていないのだが、
見た目以上にやたら重いので、一人でどうにかできるもんじゃないし、こっちも厄介。
あうー、身軽になりたい。
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
老人の姿で生まれ、気味の悪さから捨てられたベンジャミン。
長生きできないと思われていたが、予想に反して日に日に若返っていく。
老人の姿で中身は子どもなのは、老人としてあまり違和感がなく、
実際に老人ホームの方々にすっかり溶け込んでいた。
だが、死を意識した人に囲まれて育つのは切ない。
少し時が経つと、年の割に元気という状態になる。
好奇心は旺盛なので、少ない経験を徐々に補っていく。
もうこの時点で、自分の肉体はどんどん若返っていると認識している。
それを知っているからこそ、人との出会いが重要になってくる。
自分が他人と違うということを受け入れていても、
他人と同じように成長していけないのは、見ていて苦しい。
でも、すれ違う理由は、この見た目の差だけが原因じゃなかった。
数奇な人生であってもそうでなくても、やっぱり人間は人間なのだ。
それなりに幸せもあり、悲しみもある。
あれだけ受け入れてくれる人がいるのは、たぶん幸せなんだと思う。
特殊メイクとかCGとか多用しているんだろうけど、違和感なく楽しめた。