2011.09.25

元気ほしい

今日は大掃除するつもりだったんだけど、起きてみたら全くヤル気がせず。
それどころか、動きたくないというか、身体に力が入らない。

とりあえず図書館に本を返しに行って、
いろいろと本のタイトルを見ていたら、ああ帰ったらあれやろうとか思えた。
(結局やってないけど)

けど、どうにも力が入らないので、どうすれば元気になるのかわからず。
たしか炭酸で元気になれたことがあった気がしたので、
コンビニでコーラと、即効元気っていうゼリーを購入。

帰ってそれらを食べながら、ロバート・ハリスの『モロッコ オン ザ ロード』を読む。
前に読んだのは1回目の後だったので、知らない場所もあったが、
2回行ったら載っている場所が全て行ったことのある場所になっていた。

そして、少し気持ちは元気になった。
どれが効果があったのかはよくわからないけど。

結局なんもしないまま今日が終わっていく。
あー、今週は5日間あるんだよね。。


2011.09.25, 18:39 / 日々所感
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2011.09.25

小さな村の小さなダンサー

中国の田舎の村に、英才教育を受けさせる子どもを選びに役人がやってきた。
選ばれたリーは北京で柔軟のテストを受け、芸術学校に入れさせられる。
バレエの特訓を受け、やがてアメリカでのバレエ研修生として選ばれ、渡米する。

バレエの世界には疎いもので、これが実話だとは知らなかった。
中国とアメリカの間の話だが、オーストラリア映画。
彼がオーストラリアに移住してから書かれた小説がベースだからだ。

北京での修行は、バレエの楽しみも教えられることなく、ただ型を叩き込まれるだけ。
それでも毎日スパルタ教育を受けていれば上手くなるもので、政府の役人を前に演じたりする。

でもそれが、銃を持って戦う姿を表現させられるなど、バレエの美しさとはかけはなれたもの。
政府を称賛する内容ばかり押し付けられていて、北朝鮮のようなイメージであった。

そこから自由の国アメリカに行くのだから、カルチャーショックは大きかっただろう。
家族や国を背負っているリーにとって、発言を制限されることもなく、
芸術的なバレエに邁進できる環境はさぞ楽しかったことだろう。

芸術の世界では認められ、ソロで躍らせてもらうようになったが、それでも中国は中国。
アメリカの自由さに染まらないようにと強硬な態度を崩さない。
国の政策に苦しめられる。

バレエを愛する気持ちはあっても、そのベースには家族のためという想いが強かったはず。
だから中国の取った冷徹な態度に、中国のことを嫌いになった。

それがあったからこそ、ラストには感動した。

中国も変わっているのだ。

小さな村の小さなダンサー
監督:ブルース・ベレスフォード
出演者:ツァオ・チー、 ブルース・グリーンウッド、 アマンダ・シュル、 ジョアン・チェン
収録時間:117分
レンタル開始日:2011-07-08



2011.09.25, 08:36 / ☆☆☆☆☆
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