JaSST’11 CEDEC
JaSST’11 CEDEC というカンファレンスに行ってきた。
JaSSTというソフトウェアテストのセッションが目的である。
CEDEC(コンピュータ エンターテインメント デベロッパーズ カンファレンス)のCo-located event。
コンピュータエンターテイメントは仕事と全く関係ないが、
ソフトウェアテストについては視野を広げておくのもいいかも・・・と思った次第。
結果からすると、コンピュータエンタテイメントは全く関係なかった。
でもおそらく、通常の JaSST よりはだいぶ入門編になっていたと思われる。
ということで、私にとってはちょうど良かった。
2つ目の 「ソフトウェアテスト技法入門 ~明日からのテストのために~」 は、
同値分割、境界値分析、ディシジョンテーブル、直行表についての勉強タイムだった。
同値分割と境界値分析は知っていたが、
ディシジョンテーブル、直行表についてちゃんと聞いたのはたぶん初めて。
網羅的なテストをしたいけど数が多すぎるという場合に良い感じ。
初めて知ることだったので、とても楽しい時間だった。
3つ目の 「JaSSTテスト設計コンテストに出場してみた! ~ はじめてのテスト設計」 は、
テストを専門としていない開発者たちが、テスト設計にチャンレジした話。
弊社も開発者もテストしなきゃダメだよねっていう感じになってきてるけど、
ここまでちゃんとテストに向き合うことはないだろう。
開発者だからこそ知ってることっていうのも、テストする上で有用な情報。
それらをうまく活かすことで、より良いテストができそうだ。
ただ、情報が細かくなってしまうので、有効活用できるレベルにまとめる必要はありそうだ。
というわけで、
ゲーム向きテストの話が多いかと思っていたのに全くそんなことはなく、
ちょうどいい勉強タイムとなったので楽しかった。