再会
トルコでお会いした方と、品川で再会(笑)
連絡先も交換していなかったのに、また会えたのは彼女が見つけてくれたから。
その行動力、すばらしい。
意外に業種は近かったらしく、ときどき仕事スタイルの話をしたりしつつ、
SNSやブログの話なんかしたりしながら、やっぱり当然のごとく旅の話がたくさん。
私はある程度は予定を決めてから旅立つので旅行者って感じだけど、
彼女はホントふらっと旅人って感じの旅をしていて憧れる。
話し方が好きで、しばし観察してしまったりした。
興味を持って考えながら、話題を提供するところ、マネしたい。
カッパドキアのホテルで話してたときも、ホント楽しかったもんな。
わたしは考えてるとき口が停止してしまうので、両方同時にできないのだ。
ものすごく久しぶりに食べて飲んで、1ヶ月分くらい食べた気がしたが、
体重は特に増えていなかったので安心した^^;
さー、次は夏休みの旅だ!
5/7: 最後に海を眺めて
今日も気持ちの良い晴れ。
6時ごろに起きてしまったが、今日は特にすることがないのでゆっくりする。
8時過ぎに朝食の会場に行ってみたら、昨日のお兄さんがいた。
食べ終わったころに話しかけられて、甘い物好き?って聞かれて、
大事そうにしまってあったスイスのチョコレートをこっそりくれた。
ありがとう、おいしかったよ。
10時ごろまで部屋でテレビを見ながら荷物を詰め替えたりして、
チェックアウトしに下に降りて行ったが、お兄さんたちはいなかった。
マネージャさんにキーを渡して、バイバイ。
13時ごろに空港に向かえば14時ごろに着いて、16:55の飛行機には十分に間に合うので、
まだ3時間くらいヒマな時間がある。
せっかく綺麗に晴れているので、ブルーモスクにもう一回行った。
前と違って、入口は長蛇の列だった。
中に入ったら、やっぱり光が強くて、前よりも綺麗に感じた。
重い荷物を背負いながら、何枚か写真を撮った。
表に出て、撮影ポイントに座って休憩しつつ、また写真を何枚か撮った。
まだ時間はたっぷりあるので、ガラタ橋のほうに行くことにした。
もう電車の乗り方はわかっているので気楽だが、荷物が少々大きくて重いのが面倒。
空いていたので外の写真を撮ったりしつつ、のんびり。
海沿いの景色はホントすがすがしかった。
さすがに晴れてるからキレイだ。
橋で釣りをする人々を撮って、橋の下のレストランでスズキのムニエルを食べた。
15TLのところを、交渉もしてないのに12TLにしてくれて、チャイもつけてくれた。
他にほとんど客がいなかったからかな。
海の景色を眺めながら魚を食べるとは、なかなか休日っぽい長閑さだ。
食べ終わってもまだ12時半くらいだったので、エジプシャン・バザールに行こうかと思ったが、
地図のそれっぽい方向に歩いても見つからなかったので、13時を待たずして諦めた。
さすがに荷物が重いときに迷うもんじゃない。
また路面電車に乗って、途中の駅で電車に乗り換えて空港に向かう。
かなり混雑していた。
そして、ずっとぴったり背後にやせ細った男が立っていて、気味悪かった。
話しかけられるでも、触られるでもないので、ムシすることにした。
乗り換えの駅の手前が終点で、乗り継ぐ必要があった。
それはわかっていたので、降りて次の電車を待っていたら、さっき背後にいた男が手招きしてる。
他の乗客に路線図を見せて、この駅に行く?って聞いたら、行くというのでそのまま乗った。
乗り換えの駅でちゃんと降りて、メトロに乗り継ぎ。
背後にいた男も、手ぶらで空港に行く格好じゃないのに、なぜかついてきて気持ち悪い。
これは金欲しさに道案内してるつもりだろうな、と思ったので、巻いた。
ちゃんと自分で行けるもん。
空港は初日にいろいろ歩いたので、もう十分に見覚えがある。
搭乗したら12時間で成田。
朝10時に成田着なので、まだ一日が長い。
このパターンは珍しいな。
原発
ホントうんざりするね。
今さら炉心溶融してたことの発表とか、
一番危惧されていたことを隠すとかありえない。
海水注入を中止するよう指示したのは誰かとか、
今やることか?それ。
企業トップや政治家からどうして嘘つきを排除できないのか?
嘘をつけない人はこんな汚い世界に入りたくないからか。
無意味で幼稚な言い争いばかりなのは、与党対野党という構図のせい?
個人個人がちゃんと考えて話し合いしろよ。
自分の利害なんて考えないでいれば、
良い方向に向かうための行動って、もっと他にあると思うんだけどな。
5/6: 雨のイスタンブール
6時くらいに一度起きたけど、もちろん二度寝。
その次に起きたのが8時くらいだから、10時間以上寝たかな。
もちろん眠気はすっきりなくなった。
で、廊下に出てみてビックリ。
雨が降ってる。
降ってたようだ、じゃなくて、ガンガン降ってる。
完全に予定外でショックだったが、とりあえず朝ごはん。
パンと野菜とか、いつもの感じ。
ゆっくり食べたけど雨がやむ気配はないので、出かけることにする。
とりあえず、トプカプ宮殿に入るのに20TLで、
その中のハレムに入るのに15TLが必要だったが、所持金が30TLしかなかったので、
まずは両替をしにグランドバザール方面へ行こうと決めた。
その前に無料で入れるブルーモスクに行ってみた。
もし晴れて入りたくなったら入れるしね。
周りでは傘売りが大盛況。
女性はスカーフとロングスカートじゃないとダメって看板があったけど、
前のツアーのマネをしていたところ、ただ靴を脱ぐだけだった。
ブルーモスク、これも予想を裏切って良かった。
アヤソフィア博物館でも驚いたけど、
こんな巨大なドーム建築が昔からあったってことに、再び驚いた。
建築のことがもっとわかったら、もっとおもしろいんだろうな。
途中に何軒かある両替所でレートを確認しながら、テクテクとグランドバザールに向かった。
1ユーロ2.225リラくらいだったのに、直前のところで2.240ってのがあったので両替。
まぁ、歩いてる間にレートが変わっただけかもしれないけど。
まだ雨だし、グランドバザールには屋根もあるので、
そのまま戻るのももったいないと思い、雨がやむことを願いつつ、ふらふら。
気になっていた鏡のコンパクトを2つと、ケータイストラップを2つ買った。
そして外に出たら、傘が必要ないくらいのパラパラになっていた。
でも、まだ空の雲は厚く、晴天は望めそうになかったので諦めて、
予定通りトプカプ宮殿に行くことにした。
チケットを買って中に入って、すぐにハレムに行く。
地球の歩き方に混むって書いてあったから。
でも、そんなに混んでなかった。
外に小学生の遠足みたいな団体はたくさんいたが、ハレムには来ないらしい。
こんな天気だから、皇帝の妻たちや母が住んでいたところを見ても、
ここに住んでいたのか~寒そうだな~と思ってしまう。
広くて天井も高くて、壁はタイル張りで、寒そう。
生活の光景を思い描こうとしても、描けなかった。
イスラム圏の方々はこういう暮らしを理想とするのかな?とか、
そういうことばかりずっと考えてた。
宝物館なんて、巨大なダイヤモンドとかあったりして、
その割に警備は他のところと同じなので、これ本物?と思ったり。
他の宝石はともかく、86カラットのダイヤという4,5cmあるダイヤは輝きが違った。
ハレム以外のところは、小学生の遠足軍団がたくさん。
ワイワイガヤガヤと騒がしかったが、
たまに通りすがりに、恥ずかしそうに小さい声でコンニチワという子もいて可愛かった。
晴れるのを待って、だいぶゆっくり回ったつもりではあるが、
レストランは高かったのでやめて、カフェは寒そうでやめたので、時間つぶせず。
結局3時間弱いたようで、14時くらいに出た。
もう手がかじかんでいたので、とにかく暖まりたかった。
今ちゃんと食べたら夕食が食べられなくなりそうだったので、
カフェでスイーツとコーヒーにした。
いくつかあったスイーツ店のうちの1つ。
バクラワを3種類とヌガーを、エスプレッソコーヒーとともに。
美味しかった。
雨はやんでいたので、公園のFree Wifiを試したが、画面に光が当たって見づらかったのと、
接続が制限されています、になっちゃったので、すぐ諦めた。
こういうときiPhoneとかは気軽に試せていいなって改めて思った。
やっぱAndroidを買おう。
予定していたブルーモスク、グランドバザール、トプカプ宮殿は回ってしまったので、
昨日見かけたけど行けなかったトルコ・イスラム美術博物館へ行ってみる。
たくさんの綺麗なコーラン、8m以上もある巨大な絨毯、
あとはノマドの生活を再現したものなど、意外におもしろかった。
途中で外に出られるところがあったので、休憩しようと出てみた。
なんと!晴れてる!!
よし外に出よう、と、最後にお土産屋さん&カフェに立ち寄ったら、
コーヒーを飲んでた人に話しかけられたので、少しおしゃべり。
妻が中にいるんだ、と言いながら、私を誘ってくるのがスゴイ(笑)
私は student face らしく、それから、なんで日本人は baby faceなんだ?とか。
もっと話したさそうではあったが、外が晴れてるので写真を撮りに行きたいとサヨナラした。
ブルーモスクとか外から見えるところは、ここぞとばかり撮る。
もう一度トプカプ宮殿に入れないかな?と行ってみたが、半券があっても1回しか入れないらしくて残念。
確かに、何回も入れたら転売されちゃうか。
写真は諦めて、最後にもう一度グランドバザールに向かう。
今度はもう最後のお土産タイムのつもり。
晴れたことが嬉しくてしょうがなくて、テンション高かった。
ブルーモスクらへんまで戻ってきたところで道で話しかけられ、また少しまともに話した。
どこから来たの?っていうお決まりの質問をされたので答えたら、ホントに日本人?と疑われた。
なんで?って聞いたら、肌が黒いからメキシコかスペインかと思ったと・・・
そういや、同じ理由でタイ、マレーシアって言われたこともあったな。
で、彼はデザイナーをやってて、日本には4回行ったことがあるという人だった。
2回は観光で、2回はデザインの個展みたいなやつって言ってた。
けど、そこから絨毯の話になって、自分用のお土産は何を買うんだ?とか怪しい空気。
私が自分用のお土産は写真だけで充分!って答えたら、残念そうだった。
他の人のお土産は買うかって聞かれたから、グランドバザールで買うって答えたら、
それならTurkish delightがいいよって教えてくれた。
それを買うつもりだったので、よし!って思った。
それから、また絨毯の話に戻って、もし買うんだったら・・・みたいに言ってきたので、
I don’t buy と、にこやかに断ったらバイバイってなった。
お土産を買わない人に勧めてもしょうがないと思ったんだろう。
で、気を取り直して、グランドバザールに向かう。
途中で、あれ?見覚えのある顔だな・・・って思ったら、さっき博物館で話した人だった。
妻が薬局に用があってね、と言いながら、今晩の予定は?と誘ってきた。
懲りないやつだなーと思いつつ、ある意味すごいなと感心。
No chance? と言うので、うん、No chance って答えたら、
Your boyfriend is lucky… と残念そうだった(笑)
そんな話をしているとき、カッパドキアのGreenツアーで一緒だった男二人組に遭遇。
他の人に会いました?って聞いたら、やっぱり会ったらしい。
イスタンブール、狭いな。
これでもうツアーで会った人の半分くらいに会ったぞ。
それからも、歩いている途中でレストランの人にお茶を飲もうと誘われたりした。
時間と心に余裕があるときだと、少し話して適当にかわすという、まっとうな断り方ができるな。
余裕がないと、無視かNo!!かどっちかだから申し訳ないのだが。
晴れてるところで話したり歩いたりしてて喉が渇いたので、フルーツジュース。
そしてグランドバザールを歩きまわって、目的のお土産を買い、
所持金が40TLになってることに気付いて若干焦った。(2000円くらい)
夕食と、明日の昼食とおやつだから、たぶんちょうどいいくらいだけど。
また足の裏にマメができたらしくて痛くて、もう歩き疲れたので、18時半ごろ戻ることにした。
帰る途中で夕食を・・・と思っていたが、なかなか決められず、
呼び込みをしていた店で、ガラス越しに見ていたら声をかけてもらったので、そこにした。
気になってたのは、キャベツで巻いた肉かと思ったら、ポテトとのこと。
食べたことなかったので、そのポテト焼きみたいなやつを注文。
なかなか美味しかった。
半分以上食べたくらいで、1人旅の日本人女性が来て、店の人が相席をすすめてきた。
(混んできてたので、座る場所がなかったってのもあるんだと思うけど)
会社の研修みたいなやつで1年間フランスにいて、
今は日本の休みに合わせて休みをとってトルコに来たらしい。
最後に名刺をもらったが、この会社はそんなことやってるのか、すごいなと。
イスタンブールから一人旅を始めたらしく、客引きとか大変じゃないですか?と聞かれた。
私の印象ではイスタンブールが特に大変なだけであって、他のとこはそこまでじゃない。
彼女は次にカッパドキアに行くらしいので、超癒されますよ!と答えておいた。
あんまり口数の多い感じの人ではなかったので、ポツポツ話して、
こっちがだいぶ早く食べ終わったので、そこでバイバイ。
夕焼けだったが、あんまりそれっぽい写真は撮れなくて残念。
もう歩けないってくらい疲れたので、ホテルに戻った。
そしたら、宿スタッフの兄ちゃんたちがいた。
とりあえずってレストランに通された。
お腹いっぱいだって言っても、何か飲まないと帰さないよ~って言うので、アップルティーをもらった。
兄ちゃんは今夜クラブに行かない?と誘ってきたが、
もう疲れて歩けないからムリ!って断った。
すぐさま次の兄ちゃんが登場。
ちょっと年上な白髪まじりな兄ちゃんとは座っておしゃべり。
けっこう聞き取れないことがあって、ん?ってことが多くて申し訳なかった。
最終的にはそれをマネされて遊ばれていたが。
何歳?と聞かれて答えたら、自分は何歳に見える?と聞かれた。
35歳って答えたら近いと言ってたけど、
白髪になってきたしお腹出てきたし~というので、40歳?と聞いたら上すぎたらしい。
ホント外国の人は年齢がわからんものだ。
白髪は早い人もいるから多少差し引くとしても、
日本であの感じだったら、45歳ってところなんだけどな。
ここでも日本人に見えないと言われてしまったので、なんで?って聞いたら、
Open mindだからって答えだったので、ちょっと嬉しかった。
日本人は怖がりだから話してくれない人が多いって言ってた。
でも友だちになるとちゃんと話してくれるから、やっぱり日本人は好きだって言ってた。
で、こっちの兄ちゃんは後でテラスで飲もうって言ってきたが、
もう疲れたから部屋で休みたいって言って断った。
ごめんよ。
どうやらホテルのマネージャはこれらの兄ちゃんではなく、横でニコニコ見ていたおじさんらしい。
マネージャはほとんど英語をしゃべれないらしく、さっきの兄ちゃんたちが通訳。
彼に2泊分の支払い78ユーロを済ませた。
マネージャはチャラくなくて安心した^^;
そうこうしてたら、部屋に戻ったのが20時半。
夕焼けがいちだんとそれっぽくなっていたので、廊下の窓から写真を撮った。
シャワーを浴びたら、突然水しか出なくなって残念だった。
他の人と時間がかぶるとダメなのかな。
さて、明日はチェックアウトしたら、ゆっくり空港に向かおう。
空腹
ものすごい久しぶりに、会社で空腹を感じた。
最初お昼に感じたときは、なんか外で食べてこようかなーと思ったが、
今にも雨が降りそうだったので、結局いつもどおりコンビニにしてしまった。
夕方になってまた空腹を感じた。
ということは、いつもの量が足りなくなっているんだろうか。
食費はかかるようになっちゃうけど、もうお昼の外食を再開させてもいいのかもしれない。
あー、でも今月は異常なまでにお金がないんだよな。。
旅行は想定内だけど、家の更新と住宅保険と定期券という忘れてた出費が・・・。
やっぱり仕事内容が影響してたのかな。
5/5: イスタンブールの博物館
イスタンブールまで深夜バスで12時間。
今度こそバスの中でガッツリ寝るぞ!って決めていた。
前も決めていたけど、今度は最初に隣の席は空いていたので寝やすかった。
最初は1時間おきに起きてしまったりしていたけど、
足の位置を変えてから、2時間眠れたりして、少しコツがわかった気がした。
窓側の席だったので、左足は壁のでっぱりに乗せることができたが、
右足が地面に届かなくてつらかったので、右足を組んであぐらみたいにしてみた。
(ホントは靴を脱いじゃいけないらしいけど、また脱いでる)
この体勢は足が届かなくて膝が痛くなるってこともなく、
体重がおしりだけにかからなくて済むので痛くなく、なかなかイイ感じ。
途中で3時ごろに停車したとき起こされたから、
着いたのかと思ってIstanbul?って聞いたら、食べる仕草をされた。
ちょっと長い休憩だったらしい。
でもこんな時間に食べたくはなかったので、首を横に振ってまた寝た。
5時半ごろ人がたくさん降りたところがあって、慌ててキョロキョロしていたら、
お前は座っとれ、という仕草をされたので、違うことがわかった。
ちゃんと見ていてくれてありがとう。
8時ごろカーフェリーで少々移動したから、もう着くかなと思ったが、そこからが長かった。
だんだんと人が降りていくので、不安でもう眠れなかった。
初めて車内サービスでジュースとケーキをもらって、朝食代わりに食べて目を覚ました。
じーっと外を見ていたら、Istanbul Otogalって書かれたゲートをくぐった。
やっと到着だってことがわかった。
アナウンスとか全部トルコ語(?)でわからないけど、ここだけはターミナルって聞こえた。
ちゃんと降りて荷物を受け取って、さぁどこへ行くべきか?と地球の歩き方を広げる。
ものすごく黒い空だが、幸い雨は降っていない。
オトガルから市内までバスが出てることが多いって記述は見たことがあったけど、
どうやらシャトルバスがあるような雰囲気ではなかった。
ちゃんと読んだら、メトロの鉄道で市内まで出て行けるって書いてあった。
そこでメトロの駅を探したが、現在地が地図のどこだかわからない。
地図と周囲を見比べていたら、近くにいたおっちゃんたちが集まってきちゃったので、
Metro stationって言ったら、連れてってくれた。
地図を見ると、円を描くようにバス乗り場の待合室が並んでいるのだが、
到着したバスは円の外側に停車していたようだった。
内側に回ればその中心にメトロ駅があるのだ。
見よう見まねでジェトンというコイン型の切符を買い、(1.75TLで降りるまで一律料金)
どっち方面かちゃんと地球の歩き方の路線図をたどって確認。
意外にスムーズに乗ることができた。
とりあえずその終点まで行って、別の路線に乗り換えればいいらしい。
乗換のところは「徒歩」って書いてあった。
その徒歩の部分がよくわからなくて、ちょっと時間を食ってしまった。
M1と書いてあったのが普通の電車で、T1と書かれていたのが路面電車らしい。
その違いにもっと早く気付いておけば楽だったかもしれない。
電車の駅を探してもなくて、駅があるはずの場所はバス停・・・?で迷った。
正解は、バスが通ってる大きな道路の真ん中に走ってる路面電車だった。
それに気付いたら、あとはまたジェトンを買って、正しい方角のホームで待てばいい。
やたら混んでる電車がやってきたが、日本人らしく頑張って乗り込んだ。
途中、バザール前の駅でたくさん降りて、座ることができたので、駅名を確認。
予約していたホテルの最寄り駅が中間くらいだったので、
どの駅で降りようかちょっと迷ったけど、メジャーそうなほうにした。
また流れに乗って降りた。
そこからは地図を片手に、ブルーモスクをまず目指し、
その次は地図に×印をつけておいたホテルを目指して進む。
ちょうどページの境目で地図が見にくかったけど、なんとか到着。
ヤンキー風の兄ちゃんが宿の人らしく、予約のプリントを渡した。
それからコーヒーをもらって、部屋に案内してもらった。
最上階に建て増ししたような4階で、階段は息が切れた。
鍵の掛け方がちょっと難しくて、また兄ちゃんを呼びに下まで行ったりしたけど、
洗面所が生乾きのにおいがする以外は特に問題なく、
少し着替えたりして、すぐに出発。
天気が悪いので、屋外の写真はきっと悲しげになってしまうから、
今日は天気に関係なさそうな博物館巡りをすることにした。
アラスタ・バザールを抜けてまっすぐ行けば良さそうだったので、
地図を片手に歩いていたら、見たことのある顔。
カッパドキアのツアーで一緒だった人たちに会った。
女性二人組と若夫婦。
みんな似たようなルートで移動してるもんだね。
まず国立考古学博物館に行こうと、地図を見ながら歩いていた。
お土産屋さんかどっかのおっさんが声をかけてきて、
どこに行くのか?と聞くから、博物館って答えたら、今日は閉まってるとか言ってきた。
No! と言って、さよなら。
なんでそんなウソをつくんだろう。
誰も得しないのに。
やっぱりカッパドキアは良かったな~としみじみ。
考古学博物館は、さすがに展示品が多くて、見応えがあった。
肉体や服を写実的に模ったギリシャの彫刻や、それより昔のローマ時代のもの、
土器、青銅の道具など、さすがに歴史が古い。
そうだよな、トルコが世界の大部分を制していた時代もあったんだよな。
ホント歴史の知識がないことが残念だった。
ギリシャ神話とキリスト教って関係あるんだっけ?
やっぱりここでも、顔の部分を壊されているものが多かった。
2時間ほどいて、今度はアヤソフィア博物館。
こっちは建物は1つで部屋も1つなんだけど、圧倒された。
(先にこういうことを書くのもなんだが)イスタンブール観光で一番気に行った場所だ。
ものすごい広い舞踏会場みたいな大広間があって、そこには柱がない。
そのことに驚き、感心した。
半球型のドームになっていて、上のほうにも装飾が施されている。
2階部分にも上がることができた。
親指を入れて、手をくるっと一回転させると願いが叶うっていう柱があって、
ちゃんとくるっと一周させておいた。
さぁ願いよ、叶え!
キリスト教の装飾が、イスラム教の時代には塗りつぶされて、それを一部復刻したらしい。
いろんな宗教背景があるらしい。
1時間ほどいて、もう16時くらい。
次の博物館に入ってもすぐに閉館になってしまうので、食事にすることにした。
朝に車内でもらった小さなパンケーキ以来の食事。
アラスタ・バザールというちょっと高そうなお土産屋さんが並んでるところで、
食べたいなってもの(バクラワというパイのハチミツ漬)があったけど、
値段を聞いたら 7TLと言われて、高いと思ってやめた。
もうちょっと安そうなレストランを探そうと、ホテルのほうに歩く。
あんまり高そうじゃないレストランを発見。
店先にナスと肉をはさんだやつ(パトゥルジャル・ケバブ)があったのが気になり、
そこのメニューを見せてもらったら、さっきのバクラワも5TLであった。
ここに決定。
2階にも部屋があると言われて行ってみたら、外の屋台っぽい雰囲気と違ってキレイ。
ちょっと一人でいるのが寂しくなるけど、まぁいい。
先ほど書いた2つと、あとはまだ見かけてなかったアイランという飲むヨーグルトにした。
アイランはちょっとしょっぱいけど、思ったより強くない。
甘かったらデザートと一緒にって気分だけど、これは確かに料理に合わせて飲むものだ。
ナスと肉も、サラダとライスが付いてきて、なかなか大量でビックリした。
はさんであるので、全体が肉というわけではなく、むしろ野菜が大量なわけだ。
と、自分に言い聞かせて、残さず食べた。
肉がラムだったので、モロッコを思い出してしまって、またさみしくなった。
パンも大きくて気になっていたが、お腹いっぱいで食べられず。
バクラワは見たまんまの味だった。
甘くておいしいんだけど、味が単調なので、飲み物がないと飽きる。
チャイと一緒に食べたらおいしそうだ・・・もしくはブラックコーヒーかな。
しっかり満腹になったが、まだ18時。
食後の散歩ということで少し歩く。
やっぱり寒い。
特に目的もなかったが、トラムの線路沿いに歩いたら、けっこう栄えてた。
バクラワを売ってる店もたくさんあった。
そのままグランドバザールまで歩いて、少しだけ中を見て、帰ってきた。
帰りがけに、またカッパドキアのツアーで一緒だった人に遭遇。
アジア方面のほうがお土産は安いということを言っていた。
今日は2日ぶりにホットシャワーだし、足を伸ばして眠れるのが楽しみ。
だいぶ早めに帰ってきたけど、そういうのが今日の幸せだ。
明日は、グランドバザールと、トプカプ宮殿と、ブルーモスク。
それだけ回ったら明日はそれだけで終わるな。
日記を1時間くらい書いてた気がするが、まだ21時過ぎ。
この部屋はネットが使えなさそうなので、
明日は公園のFree Wifiと書いてあったところに行ってみよう。
明日は晴れるといいな。
ボトル
今日みたいな暑い日に、いちいち飲み物を買うのはもったいないなと、今さらボトル購入。
400ml のスリムタイプで保温できるやつ。
会社の日はいつも100円ちょいを飲み物に使ってるので、
その回数が減れば、2,3ヶ月で元は取れるだろう。
http://www.tiger.jp/products/outdoor/mmp_m.html
スケッチ紀行
ダヤンのスケッチ紀行 モロッコへ行こう
著: 池田あきこ
モロッコを姉妹で旅行した著者が、
各地でスケッチしたものを元に日記を書いた感じの本。
写真じゃなくてスケッチってのも味があるな。
行った場所とか文章とかは、特別なものではない。
ホント普通に10日くらい旅行に行った雰囲気。
だから、スケッチってのもありなんだなって思った次第。
けど、写真の代わりに描こうと思ったら、なかなか前に進めないか。
ここに描かれているのは10年近く前のことなのか、今とはだいぶ違うような気もする。
ケータイが普及してないとか書いてあったし。
トルコ、モロッコ、南イタリアのシリーズにするつもりが、
モロッコだけが濃すぎて単独になったらしい。
やっぱモロッコって濃いよね。
懐かしいな。
行きたいな。
マイネーム・イズ・ハーン
イスラム教のインド人リズワン・ハーンは、アスペルガー症候群。
弟がアメリカで成功を収めていたため、母の死後、アメリカに渡って生活を始める。
仕事先の美容室で、ヒンズー教のインド人マンディラに恋をし、やがて結婚する。
しかし、9.11以降、イスラム教徒に対する強烈な差別が始まり、全てが変わってしまった。
見る前の期待を大きく超えて、壮大な映画だった。
これがアメリカが制作したものだったら嫌味だと思うが、インドが作ったもの。
しかも、インド映画特有の歌とダンスを完全に封印し、想いを伝えることに専念した映画だ。
・ アスペルガー症候群
・ イスラム教 vs. ヒンズー教
・ アメリカ vs. イスラム教
差別と偏見に立ち向かう姿を描いている。
しかし、戦うのではない。
自らの行いで乗り越えていくのだ。
ハーンは一度聞いたことはしっかり覚えて実践できる。
母が、人間には良い人と悪い人の2種類がいるだけで他に違いはない、と教えたことで、
ハーンは、宗教に関する偏見もなく、誠実に良い行いだけをするようになった。
マンディラも、ハーンと同じように心の素直な人で、
アスペルガー症候群に対する偏見もなく、イスラム教の彼のことも自然と受け入れていた。
そんな素直な、どう考えても善人な彼らが、
9.11以降ハーンという姓のせいで地獄の苦しみを味わうことになるのである。
マンディラから言われた一言をただ実践するためだけに、ハーンは動き出し、
その彼の行動力が実を結んでいくのだが、その過程もいい。
前半はアスペルガー症候群がテーマで、後半はイスラム教差別がテーマである。
どうしようもないことに対して屈せずに進んでいく強さがある。
すごい悔しい思いがずっと流れているが、ハーンの行動から前向きな気持ちをもらえる。
平塚
トルコ土産を渡しに実家に行ってきた。
到着する直前で妹と遭遇し、甥っ子と共に来てるらしいことを知る。
着いたら、母と甥っ子が遊んでいた。
遊び始める前に、先に祖母のほうにお土産を渡しておしゃべりしてきた。
やっぱり旅行の話と結婚しないの?的な話だった^^;
甥っ子くん、先週会ったはずなのに、まだ覚えられてないようだった。
いや、ボールを投げてきたのは微妙に覚えてるのかな?
先週よりも歩くようになってたような気がしたのは、気のせいだろうか。
なんか言葉の種類も増えてる気がした。
次に会うときにはまた変わってるんだろうなぁ。