1週間
今日でちょうど1週間である。
会社で大地震に遭い、その日は帰宅困難で4時間以上かけて家まで歩いた。
それがもっと遠い昔のことのように思えてしまうのは何故だろう。
それ以来、影響を受けたことと言えば、朝食のパンと牛乳が買えないこと、
電車の混み具合が半端ないときがあったこと、くらい。
停電も当日以外起きていない。
かなり平穏に過ごせている部類だろう。
自分で身を守るってったって限界があるが、土・日・月はずっとテレビに釘付けで、
ずっと被害の様子や余震の情報、原発の様子を見ていた。
見ていたって何も変えることはできないのだけど。
私にできることは、自分が無事だってことを発信すること、
ちょっとお金を寄付してみること、ちょっと節電すること、くらいか。
プロじゃないから、何が出来るのか分からない。
とりあえず普通に生活して経済を動かすことが、復興に繋がるはずである。
そう信じることで、何事もなかった自分をわざわざ正当化したいのだ。
家族も友人も何事もなかったとはいえ、ショッキングな出来事には違いない。
精神的に参ってるような気がしている。
ぐっすり眠れていないのかもしれないが、異常に眠いし、頭痛もする。
一昨日から頭がクラクラしてるが、今日はひどかった。
今日は起きてからしばらく動けず、30分ほど追加で寝てやっと動けた。
何万人も死傷者がいて、何十万人も避難していて、まだ遺体も殆ど埋葬されていない。
そんな現実があるのはわかっていながら、何もできないことに圧迫感がある。
一昨日くらいからテレビでニュース以外のものが増えてきて、
バラエティ番組もちゃんとやってくれている。
気晴らしにはなるが、そっちに注意を向けていていいのか？と不安になる。
海外のニュースも、リビア情勢がトップに戻ったようだ。
日本への関心は専ら原発事故のほうに移っているように見える。
この1週間、デマが流れたり、それを否定する情報が流れたり、
いろんな情報が結構なスピードで飛び交っていた。
情報の量が多かったから、長い時間が経ったように感じているのかもしれない。
とりあえず、3連休である。
1ヶ月ほど前はどこか行こうかな～とか思っていたが、そんなこと忘れてた。
天気も良さそうだし、もう余震もあまりないだろうし、（と信じて）
外に出て少し身体を動かして、すっきりしよう。
・・・飲みたい気もする。