2010.09.21

イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき

ものすごく細切れで読んだので、
全体像を覚えていない気がするが・・・。
 
 
新しい技術があって、それの性能を上げて、機能を増やして、
という方向に順当に進んでいくと、突然売れなくなる時がやってくる。

さーて、それはどうしてでしょう?

という本。
 

技術を深堀りして、作り込む方向に進むと、
その市場では優位な位置に居られる。

機能をガサッと削って、小さいセットにして売ると、
それまでとは違う人たちが買うようになる。

その中で作り込みを進めていくと、
最初の作り込みとは違った要素を深めていくことになる。

最初は高性能なものを競って作ってたのに、
今度はサイズの小ささを競うようになったりするわけ。

そういう風に、買ってくれる人たちが変わったら、
それに追随していかないと、売れなくなってしまう。

しかも、元々競っていたジャンルでも、いずれ抜かれるわけで。
 
技術の何をメインに売りたいか、と考えたときに、
今までできなかったスゴイ機能が・・・ってだけじゃなくて、
小さいとか、安いとか、そういう要素も別途必要ということだ。

スゴイ機能、小さい、安い、を同時に追い求めなくていい。
買ってくれる人は違うだろうから、別々でもいい。
 
B2B向け製品の、機能を落として価格を安くして、B2C向けにして、
そしたら、ユーザビリティとパフォーマンスに注力したので、
結果的にB2B向けの製品を抜いちゃった、みたいな。

そういうイメージなんだが、合ってるのかな。

結局、わかるような、わかんないような、微妙な本。

たしか結論としては、
狙っても市場なんて理解できないから、変化に対応する力をつけろ。
 


2010.09.21, 00:44 /
イノベーションのジレンマ はコメントを受け付けていません