Diary

寝たのも遅かったけど、起きたのも遅く、
なかなかすっきりとした気分だった。

熱を測ってみたら36℃台ということで平熱。
喉の痛みもなくなっていたが、
今度は痰が絡んだような咳が出るようになった。

きっと治ってきている証拠だろう。

ということで、やっと食欲も出てきたので、
夕食は季節に相応しく、鍋。
生姜たっぷり。

明日また別の症状に変わることなく、
キレイすっきり治ってるといいな。
　

泊まってるホテルから近いはずなんだけど、
地図で見るとだいぶ回り道が必要っぽい。（注：近道には後で気づいた）

道路に寝そべる牛の写真なんかを撮ってたら、
リクシャに声をかけられて、連れてってもらうことにした。
10ルピー、約20円。

タージ・マハルのチケットは750ルピーもするのだが(1500円)、
それは観光客価格で、インド人は20ルピーらしい。
そんなことを教えてくれながら、南門の近くで降ろしてくれた。

すごい行列だったので、その列に並ぶべきなのかどうか、
先頭を見に行ったら、チケットはあっちと教えてくれた。
並ばなくてよかった。

チケット売り場では、出した1000ルピー札が破けてると受け取ってくれなかった。
あぁもっとちゃんと確認すべきだった。。
別のお札は受け付けてくれた。

観光客向けチケットは、無料で水がもらえるらしい。
いちおうもらったが、荷物が増えた。
すでに1.5Lくらいのを持ってるし、飲みきれないかも。

チケットを持ったので、さぁ今度こそ並ぶか…と思ったら、
女性は別の入口とのこと。
見てみたら全然並んでない。

ラッキー。

入口でボディチェックと荷物検査をしていて、
体を触る都合上、入口が分かれているようだった。
男性のほうだけたくさん並んでたわけだ。

本とか持ち込めないという情報をどこかで見かけた気がするが、
本もカメラも水も問題なかった。

で、ようやく中に入って、ちょっとテンション上がる。
ゲートの向こうに白いアレが見えて、さらに上がる。
ちょうど天気もよかったので、白が綺麗だった。

写真を撮りつつ、進んで行ったら、どうやら中に入れるらしいことを知る。
そこらへんに靴が散乱してて、何事？と思っていたら、土足禁止っぽい。
靴を預けるところはあるが混雑していた。

気にせず脱いだら、預かり所の人が渡せというので素直に預けた。
基本無料だが、気持ちばかしくれというので、コインをあげた。

上がってみたら、中に入るための行列ができていたので、さっさと並ぶ。
列の進みは早く、すぐに入れるかなと期待したが、
見えないところで列はウネウネと長かった。。

それでも進みは早いので、たぶん30分もしないで中に入れたと思う。

入ったら外側と同じ模様。
そして真ん中に台があり、きっとそこがお墓の本体？というくらいしか物がなかった。
宮殿という名前や外観ではあるものの、さすがにお墓である。

ウロチョロして写真を撮ったりしながら、2時間くらいで外に出た。
この旅の最大の目標を達成したのである。

到着予定時刻に近づくにつれ、不安になるが暇ですることもない。
列車が停止したので、慌てて荷物を持って、ドアのほうに行った。
しかし駅ではなかった。

ドア周辺にたむろってる子どものうち、
ちょっとリーダーっぽい兄ちゃんが Japan? Korea? って話しかけて来たので、
ここはアグラカントの駅？って聞いてみたら、あと5分くらいだというので一安心。

たぶんお金をせがむために乗り込んでいた片足の子が、
ぴょんと飛び降り、まだ列車の子たちとじゃれてる。

しばらく発車する気配がなかったので、自分のスペースに戻って、
荷物は下ろさず、カーテンを開けて、すぐ出られる体勢で待つ。

やっと動き出して、それから兄ちゃんが言ってたとおり5分ほど走って、
今度は駅っぽいとこに到着。
またドアのほうに行ったら、ここだよって教えてくれたので、
Thank you Bye!で降りる。

さてホテルまでは送迎を頼んだはず…探そう！と思ったら、
Excuse me Madam と呼び止められた。

駅は騙される場所と教わったので警戒しつつチラ見したら、
私の名前が書いてある紙を持っていた。
まさかホームまで迎えに来てるとは思わなかった。

それにしても、全然関係ないんだけど、マダムって呼ばれると凹む。。
私のイメージではマダムって、結婚してる人か、
アラフォー以上の人なんだけどな。。

すぐに車でホテルに向かう。
やっぱり今後の予定について聞かれたが、
これ以上予定を組むのも面倒だったので、適当に流してしまった。

どうも何時に何をするって決まってると、
それが片付くまで他に目が行かないのよね。
だから一人で行く時は特に、移動の多い旅にはしないようにしてる。

で、ホテルに到着したけど何かフロントで揉めてた。
雰囲気的に、電話で予約を受けた人が話を通してなかったのかな。
立派な髭のおっちゃんが戻ってきて、話が通ったようで鍵をくれた。

またそこそこ良いホテルのようだ。
最初のホテルと同じく、いちおうお湯が出るというレベル。

シャワーとトイレの間に仕切りがなくて、
ビショビショになるのは避けられなさそうだが。

もう15時を過ぎていたので、
よし、タージ・マハルに行こう！とホテルを出た

…ら、手続きが終わってないと呼び止められ、宿帳に記入。
見たところ、日本人のおじさんが泊まってるらしい。
まだ見てないけど。

列車のランチも、期待を裏切らずカレー。
マイルドなやつとゆで卵がまるまる2個入ったやつ。

スプーンはついていたが、入れ物とかがカレーでベトベトなので、
ウエットティッシュ大活躍。

タマゴのカレー、メチャ辛かった。
付いていた水を一気に飲んでしまったくらい。
ちょっとトイレが心配だ。

タマゴを崩して混ぜるのが正解だったのかな？
でも揚げてあるっぽくて簡単に崩れる感じじゃなかったしなぁ。。

付いていたピクルスは苦手な味。
入れないほうが美味しい。

デザートのヨーグルトは甘くなかった。
デザートじゃなくて味を調整するものだったんだろうか…。

ドライバーさんに連れてってもらったところは、駅じゃなかった。
駅の近くにあるツアーオフィス、彼のボスがいるとこ。
ここが楽天トラベルと組んでるらしい。

昨日電話で話した人がいて、
これからのスケジュールについて確認しながら、インド情報を仕入れる。

あとは往復分の列車の予約をしてあって、
帰りの飛行機だけ決まってるということを話し、列車の注意点を聞く。
やっぱり駅周辺には嘘つきが多いから、そこからが本当のインドだと言っていた。

あとは着いてからのホテル、送迎、戻ってからのホテル、送迎について調整。
予算を伝えて、自分でやるところとお願いするところを分ける。

昨日ドライバーさんにもオススメされたが、
ジャイプールはプランに入れといたほうがよかったのかもしれない。
でも今回は日程が短いし、移動ばかりの旅は嫌いなので、アグラだけでいいや。

で、ちゃんとホットシャワーが出るのは2000ルピー以上のホテルだと言われ、
さっき泊まったホテルの様子からしても確かにそうだろうなと思い、
それくらいの予算で回ることにした。

混んでる時期だから人気のホテルはすぐに部屋がなくなるということで、
いくつかに電話してくれて、予約を入れてくれた。
あとはアグラに着いてからホテルまでの足と、最後の日に空港まで行く足。

セットで約8000ルピー。
3泊送迎付きなら、予算通りかな。ラクしちゃった（笑）

で、リクシャで駅まで送ってくれるということで行く。
途中のメインストリートは活気があって賑やかで、イメージしていたインド。
観光客も多かった。戻ってきたら回ろう。

駅に着き、そこでポーターさんを雇うかどうかを決める。
赤服のオフィシャルなやつ。
ポーターといっても、正しい列車の正しい席まで案内してくれるのが主。
100ルピーということだが、乗れなくなっても困るし頼むことにした。

自分でも電光掲示板とか見てたけど、慣れてないので追いつかなかった。
正しい道が分かってれば、かなり短時間で行けるものらしく、すぐに着いて10時半。
まだ発車まで1時間ある。

彼に100ルピーを渡し、自分のスペースに入る。
寝台2段の下の段。2Aクラス。

時間があるので外の売店で水を買ったり、少しだけ列車の写真を撮ったり。
ここまであまりの人混みでカメラを出したり撮ったりする余裕がほとんどなく、
一眼レフのほうはまだ1度も撮ってないや。

意外にも時間ピッタリに出発し、車掌さんらしき人が来て、
チケットとパスポートのチェック。

次にランチがいるかとうか聞きにきた。
38ルピーらしい。（約80円）
どんなんが来るんだろ。
　

9時半にドライバーさんが来るから
7時に朝食をお願いしていたのに、起きたら8時半。

ケータイ目覚ましをセットしていたはずなのに、
自動電源ONにするのを忘れたからかな？
目覚まし電源ONにはしたんだけどな…

準備して朝食が欲しいとフロントに電話。
メニューは選べるらしく、言われたメニューにジュースをプラス。
トースト、オムレツ、ジュース、コーヒー。

ほどなくして部屋に持ってきてくれた。
ジュースはファンタオレンジ、
コーヒーは日本のアレ何だっけ…よく知ってる味だった。

荷物検査のときにお茶を捨ててから
飲み物を買ってなかったので、飲めて嬉しい。

そんなわけで歯磨き・うがいのときは水道水を使ったけど、
今のところ体に異変はない。
ちょっとドキドキだった（笑）
　

create your own visited country map
or write about it on the open travel guide

ここまで極めて順調。
スケジュール通り。
ただ途中で気づいて不安になったのが、ホテルの場所を地図上で知らないこと。

初日だけは予約しておいたのだが、
地球の歩き方で探したホテルではないため、載ってないのだ。
楽天トラベルを使ったのだが、地図の画像が抜けてた。

空港までピックアップに来てくれることにはなっていたので、
ちゃんと来てくれれば安心なのだが、エジプトのときの経験がある。
自力で来てくれと言われたら困るのだ。

そんな不安を抱えながら、デリーに到着！

23時だというのに空港にはかなりたくさんの人がいた。
夜に出発する飛行機が多いのだろうか。
入国手続きもさらっと終わった。

パッと見、日本人が私の他に二人いた。
さすがに広いし、会うことはないと思うけど。

とりあえず両替。
数人しか並んでなかった。

前の欧米な女性のときにコンピューターが壊れたらしい。
電卓と手書きのレシートになってた。
でも私のときには直ったらしい。
不安定である。

さて、いよいよ今日の山場、ピックアップ。
もらってたメールには、ピンク色の紙に名前を書いて待ってるとあった。

探すぞ！と気合い入れて進んだら、あっさり見つかった。
先頭にいてくれたし、ピンク色は1つだけだった。
相手方も日本人が少ないせいか、すぐに見つけてくれた。

一件落着。

ピックアップできたという電話をしたのだろう、
私に電話を替わってくれと言われたようで、出てみたら日本語。
けっこう日本人相手に頑張ってるホテルっぽい。（注：ホテルじゃなくてツアー会社でした）

ホテルに着いたら朝食の時間と場所を確認してねとか、明日の予定は？とか話した。
結果、アグラに向かう列車の駅が難しいだろうということで、
ドライバーさんがまたピックアップして連れてってくれることになった。

ドライバーさん曰く、ボスが二人いて片方は日本にいるとのこと。
もう片方が電話で話した人。
どーりで楽天トラベルに出てくるわけだ。

40分ほど高速らしき道を走る。
途中、工事中だったり人がわらわらいたり、遅い時間なのにけっこう賑やか。
24時頃、ホテルに到着。

すんなりチェックイン。
朝食は7時に部屋で、らしい。

ということで、今日は寝る。
いちおうお湯も出たが、不安定なので髪を洗うのはやめとく。

予想していたよりも大きな飛行機。
日本タイ間と同じサイズだった。
国際線だし、今考えてみれば予想のほうがおかしいんだけど、
どうも最後の移動は国内線のイメージがあるのかな。

今度の隣はインド人っぽい小柄なおじさん。
ビジネスマン風だったり、家族旅行をしている感じだと、
少し安心してしまうんだけど、そのどちらでもない。

オドオドしてるのが不審だったので、警戒。

荷物入れがいっぱいだったので、
バックパックを足元に置いていたのだが、
隣からずっとその荷物を見ている。

最初は邪魔なのかな？と思ったけど、
いちおう私の領地に収まってるし、文句は言えないはず。
なのに見てるから、狡い奴と思い、トイレに席を立つのをやめようと決めた。

またスナックと機内食があったのだが、食事中ずっと私の食べ方を見ている。
スゲー気持ち悪い。
最初は飛行機が初めてとかで周りのマナーを真似てるのかと思ったが、度が過ぎる。

まっすぐ座りゃいいのに、私側に頭を寄せて座っていて、
その距離から見てくるからキモい。
文句を言いたかったが、見てるだけだと弱いしやめた。

また映画をやっていて、今度は日本語の字幕はなかったが、暇なので見ていた。
子どもがエイリアンと戦う内容。
子ども向けなせいもあってか、わかりやすい内容だったので、
英語がわかんなくても楽しめた。

映画を見てる途中、とうとう隣のキモ男が話しかけてきた。
デリーに行くの？って…デリー行きなんだから当たり前だろ！
と思い、相手にしなかった。

その後もずっと見られて気持ち悪かった。

ということで、デリーまでの5時間くらい、最悪。
一人旅であることを後悔してしまったくらい。

ちなみに、機内食はカレーとは言ってなかったのに、カレー味だった。
ベジタリアンかチキンかという選択肢もインドっぽい。

地図で見たところ、完全に来た道を戻るようなフライトである。
だから安いのか？？
安いと言ってもこの時期、そんな安くないが。。

乗ったらsame seatと案内された。
今度の隣の席は少年。父親と一緒のよう。
前の席も同じくらいの少年。こっちは母親と一緒。

私の隣の子がちょっかい出して、二人は仲良くなっていた。
だから見ていて飽きず、よかった。
短いフライトだったから映画もないしね。

また軽食が出て、今日の機内食は3回目。
食べ過ぎだよな。。

短いフライトだったが、バンコクに着いた頃、日が暮れた。
さて、次はとうとうインド。

と、搭乗口へ行ったら、さすがにインド人らしき人ばかり。
観光客、少ない…。
欧米な感じの方が数組いるだけだ。

ちょっと心細い。