結婚式
妹の結婚式@帝国ホテル
だいぶ先のことかと思っていたら、もう今週。
そう思ったらこの土日は何だかドキドキ。
新婦な妹の指令で、今回も振袖。
そして今回もプロに着付けと、メイクと、セットをしてもらう。
前と違って、今度はなかなか濃いメイクだった。
そして、前と同じで、髪は地毛で、ピンとノリで固めて作られた。
んで、前と違って、今回は親戚も呼んでいたようだ。
伯父さんとか叔父さんとか、ちょっと久しぶり。
昔と違って、今は親戚とも普通に話せるし、
そして話していて、なかなか楽しい。
大人になったなぁと思うことの1つである。
やっぱり、こういう控室での時間が楽しい感じ。
まぁ式が始まってしまったら、流れがあるからね。
仕事関係者と友達を大勢呼んでいたようで、盛大。
二人とも楽しそうに、友達に囲まれていた。
きっと、そういうキャラなんだろうな。
友達のスピーチとか、妹の両親への手紙とか、
感動的な場面もあって、素敵な宴だった。
妹に先を越された上にまだ予定もない私は、
親戚の間で結婚しないキャラにされてる気がする。
したくないなんて思ったことないのに、悲しいことである。
ザ・マジックアワー
ギャングのボスの愛人に手を出してしまったホテルの支配人・ビンゴ君。
とっさにウソをついたために命は助かったが、許してもらうためには、
伝説の殺し屋「テラ・トガシ」を連れていかなければならなくなった。
このままではボスに始末されてしまうため、思いついた方法は、
俳優を連れてきて、トガシを演じさせること。
ボスが見たことないように、いちばん売れてない役者を連れてきた・・・
っつーことで、三谷幸喜のドタバタコメディ。
売れない役者・村田が、とにかくウザい。
やたらとくさい演技なもんだから、現実にあんな人がいたら、ひく。
そこがまた、おもしろいとこなんだけど。。
意外に淡々とした展開で、
村田のウザさと場違いな感じのドタバタが続く。
とにかく、三谷幸喜色が全開だった。
潜水服は蝶の夢を見る
元気にバリバリ働いていたELLEの編集長が、
突然倒れ、全身の麻痺により身体の自由を失った。
動くのは左目だけという状況で、生きる。
脳は正常で、考えることもできるし、感情もある。
だから、画面が左目だけからの見え方になると、
それ以外のものが一切動かないことをもどかしく感じる。
死にたいと思ってしまうのも当然だと思う。
しかし、自力で死ぬこともできない。
言語療法士が唯一動く左目の瞬きだけで、言葉を伝える方法を考えた。
単語のつづりの、1文字を伝えるのに、何文字も読み上げてもらい、
該当するところで瞬きをする、それだけ。
気の遠くなる方法だが、彼女が根気強く傍にいて言葉を聞き、
本を書くときの助手も、もっともっと根気強く、
一冊の本になるまで1文字ずつ言葉を書き取った。
その作業が彼のために行われたことが素晴らしい。
もちろん、その方法に従った彼も、素晴らしい。
よく死にたい気持ちから、本を書こうと思ったものだ。
有り得ない!と思うけど、実際にそうなったら有り得てしまう。
そんな極限の状況で、支えてくれる人が自分にいるのか。
そんなことをうっすら考えてしまうのであった。
彼に家族がいなかったら、心の支えの大部分がなかったか、
もしくは別の人がいたのか・・・。