ルアンパバーン、寺院巡り
ルアンパバーンには丸々2日間、滞在。
そんなに広い町ではない。
メコン川とナムカーン川という2つの川が交わる。
その両方の河岸が栄えているのだ。
その昔、ラオスはビエンチャン王国とルアンパバーン王国で、
ルアンパバーンのほうが古い都だったらしい。
その中心が国立博物館になっている。
あと、ラオスはフランスの植民地で、その後も内戦が続き、
ラオス人民民主共和国成立は1975年と、比較的最近。
ということで、フランスの色が所々に見られる。
2km四方くらいの範囲にいろいろあるので、ぐるっと全て歩いて回った。
午前中は曇っていて長袖必須だけど、
午後になると日陰が欲しくなるくらい強烈な太陽が登場。
ワットビスンナラート: ゲストハウスのすぐ近くで観光客も少ない。
ワットタートルアン:
ワットパバートタイ:
ガイドブックでこの寝仏を見て、さぞ大きいものと想像していたら、
意外に小さくて、しかも室内にピッタリサイズだったのが妙(笑)
ワットマイ:
プーシー: ルアンパバーンを一望できる小高い山。
裏に行くと、ブッダがいろんなことをしていて、ちょっとおもしろい。
さらに裏に行くと、ブッダの足跡とかある。
ワットシェントーン: 黄金の霊柩車がなかなかのもの。
屋根の形、黄金、仏塔。
これらがラオス寺院の特徴なのだろう。
そして多くのお坊さんがいる。
本を読んでいたり、建築(?)してたり、歩いてたり。
なかなかフレンドリーに(英語で)話しかけてきたりして、
きっと身近な存在なんだろうな、と思う。
ガーっと見て回ったけど、だいたい観光客が少なくて、
ホントにここは有名なところだろうか?と思ってしまうくらい。
でも午後に、大通りの近くの寺院に行くと、観光客がいっぱい。
欧米のバックパッカー集団と、老夫婦が多い。
あと、意外に中年男性の一人旅っぽい人が多い。
日本人はほとんどいない。
飛行機で隣だったおじさん以外、家族を2組ほど見ただけだった。
デジタル写真
デジカメを使うようになってから、
写真は電子的なものばかり増えている。
そのほうが場所を取らないし、プリントするのは面倒だし。
でも、電子的なものは一瞬にして失う可能性があるので、
たまにDVDに焼いたりはしていた。
でも旅行の写真くらいは誰かに見せることもあるだろうし、
ピックアップしてプリントしようと、
前にガーっと大量にプリントしたことがあった。
たぶんそれは屋久島(2007年GW)後のこと。
なぜならそこでプリントが止まっていたから^^;
それから続きをやろうと思ったことはあったけど、
インクの出が悪くてキレイに印刷できず、
プリンターを買い替えなきゃムリだ…と諦めていた。
しかし、会社に行かなくなってから、
普通の紙への印刷のためによくプリンターを使うようになり、
そのおかげでインクの出がよくなったのか、プリント可能に!
只今、大量にプリントアウト中。
でもまだ、アラスカ(2008年1月)の分をチマチマ選びながら、の段階。
頻繁に用紙が詰まるのが面倒。
今日中にラオス(2009年1月)まで終わるだろうか・・・
ラストキング・オブ・スコットランド
ウガンダの新大統領アミンの政治についての実在のストーリー。
スコットランド人の青年医師ニコラスの視点から。
もっと現実の歴史を知ってから見たほうがよかった。
明るい話かと思って見ていたので、非常に怖かった。
最初はアミンの人柄の良さが前面に出ていたのに、
そうでない面にニコラスが気づいてからが、恐怖。
信じていた面が、理屈から成り立ってないことに気づき、
ただ感情の赴くままに見せる狂気が子どものようで怖い。
善悪の判断ができない怖さ。
実際のアミンがそういうキャラクターなのか知らないけど、
独裁者、変人、といった面は伝わる。
青年医師ニコラスが無鉄砲で、いかにも現代の若者。
仲良くなったことから、良い待遇をされ、それに浸ってしまう。
不倫にはまっていたり、自業自得な面も多いけど、
これは実在のキャラクターではない(?)ということで、映画向け。
あそこまで大統領に近づける立場で、臆さない性格でなければ、
大統領のジワジワくる怖さがわからなかっただろう。
思わず目を背けてしまうようなグロイ映像も何回かあり、
R-15指定にも納得である・・・。