2007.09.20

胃の内視鏡検査

8時半の予約だったのだが、
10分前に来いと書いてあったので、15分前に到着。

入り口の受付はすぐに済んで、採血を指示される。
番号札を取った途端にその番号が呼ばれる空き具合。

すんなり採られて、次は6階まで上がって、検査の受付。
ここでもさらっと血圧を測られる。
上下とも正常値であろう。

この時点で8時半くらいだったのだが、
内視鏡検査は10時くらいにならないと始まらないと聞かされる。

1時間半も待たねばならないが、飲み食いできないままなので外出せず、
待合室のテレビ近くの席を陣取る。

9時半ごろ、検査の開始が早まったので今からできるとのこと。
1階まで案内されて、検査の順序について説明される。
腕に注射針を挿して、胃をきれいにして、ノドに麻酔して、検査。

まず、点滴用の注射針を腕に挿す。
血管が見えやすいほうがいいということで、採血と同じ腕。
針に管がついたものを腕に固定される。

次は薬。
胃をきれいにする薬が大変なものかと思っていたが、
太い注射器の針がないやつに入った薬を、口の中にチューっと入れられて、ごっくん。
同じように今度は水を入れられて、ごっくん。

最後は麻酔をかけるため、飲まないで上を向いて5分待機。
ゼリー状の薬、苦かった。
そして、上を向き続けるので、首がつらかった。

そして診察台に連れていかれ、横向きに寝かされる。
口にマウスピースというか、管状のものをくわえさせられ、テープで固定される。
きっとその中に内視鏡を通すのだろうという予想。

腕に挿した管から、薬を注入。
眠くなる薬ですよーと言っていたのは覚えている。
腕がちょっとピリピリしてきます、と言われたのに、しないじゃん、と思ったのが記憶の最後。

朦朧とした状態で起こされて、車椅子。
別室のベッドに連れていかれて、
起こしますからそれまで寝ててくださいと言われる。

診察室に置き忘れたメガネは持ってきてくれて、
口の中が気持ち悪かったので、ティッシュで拭き取って、寝る。

検査が終わったことに、このときは気付いてなかった。

突然、すっきりと目覚める。
時計がないので、どれくらいの時間が経ったのかわからない。
もう眠れないので、ベッドに座って、外の様子を窺いながら、呼ばれるのを待つ。

しばらくして呼ばれ、異常なしと告げられ、元の部屋に戻る。
ロッカーから荷物を取り出して、飲食OKだと言われ、おしまい。

廊下に出たら、時計があった。
12時になっていた。

看護士さんに、かなり時間経ちましたね、と言ったら、
かなりぐっすりお休みになってましたので・・と言われた。

9時半に診察ってことは、たぶん10時くらいには終わってて、
2時間も寝ていたってことか。
当初の予定では、1時間ほど寝てもらうと書いてあったし、起こすって言ってたのに。

どうやら寝すぎたらしい。
薬のせい、ということにしておこう。

ということで、
内視鏡がどんなものか、全くわからないまま、終わった。

酒で記憶を無くしたと思ったら、どうやら寝ていたらしい、
といったような状況に似ている。
 


2007.09.20, 12:37 / I社, 病院