グローリー・ロード
アメリカのバスケットボール界における黒人差別と闘った
ドン・ハスキンスコーチの自叙伝
当時試合に黒人が出場することはタブー視され
才能されあれば積極的に登用してきたハスキンスは
異端児扱い。
まずはチーム内での差別がなくなること。
それが出来てきて、チームは強くなった。
そして彼の指導でチームが強くなり、勝ち進むと
黒人差別の攻撃が全米からチームを襲うのである。
チームの白人選手も同じように被害者。
そこから、黒人は劣等者じゃないことを見せ付ける、
その一点に試合の焦点が絞られていく。
差別の実態と、それと闘う勇気。
それは黒人だけでなく、白人にも必要なものだったのである。
そういう視点からのバスケットボールの試合だったけど、
試合そのものも感情移入できるから、余計に熱い!
ただ団結して勝つスポーツものとは全然違う。
陣馬山
再来週には屋久島トレッキングをしたいのに
最近とても運動不足なので、
久々にハイキングに行ってきた。
場所は高尾山の隣の陣馬山。
高尾駅北口からバスで20分ほど行った小仏から出発。
なのだけど、バス混みすぎ。
1時間に3本のバスなんだけど、長蛇の列。
増発していて3台運行になっていた。
なかなかに爽やかな良い天気。
登り坂ではすぐに半袖になって歩いてた。
10時過ぎに歩き始めて、景信山を過ぎてからが長丁場。
お昼は頂上で食べようと思っていたのだが
途中でお腹が空いてしまい、唐揚げ食べたい・・・とか思ってた(笑)
途中、桜がところどころにあり、
花も満開ではないけどけっこう咲いていて
緑の木に白っぽい色が混じっているのがキレイだった。
でも写真に撮ると空の薄い色に混じってしまうのが残念。
頂上に着いたのは13時ごろ。
なかなか広くて眺めがよく、茶屋も3軒ある。
のんびり寝転がったり散歩したりできる、ゆったりした場所だった。
ちょっとゆっくりしてから、あとは帰り道。
藤野駅へ向かう道はただひたすらコンクリートの道。
民家の庭がキレイに手入れされてたり、川に魚が泳いでたりして
楽しかったんだけど、そこがいちばん疲れたかも。。
うちから電車で1時間ほど。
こういう良い天気の日ならば、こういう散歩も良いものだ。
帰りの電車を降りてから右ひざの異常に気付いた。
今日は片手用のストックしか持って行かなかったけど、
やっぱり両手ストックにすればよかったと反省。
ロスト・キッズ
孤児院育ちのカルビン少年が
寄付された物の中にあったシューズ、
昔、有名なバスケット選手が履いていたという、
MJと書かれたシューズを手に入れてから、バスケで大活躍。
その大活躍の原因がシューズだということで
シューズを狙う孤児院の院長や
活躍を妬む孤児院の年長者くんたちとの争い。
最初のうちは全てが都合よく進んでいくだけかと思って見てたけど、
だんだんとチームメイトとのやり取りや、孤児院仲間の団結力とか、
カルビンの教育係をやらされたトレーシーとの、
チームメイトを超えた繋がりとか、なかなか熱くて楽しい。
ついでに音楽のノリや、バスケのノリが、軽快でクール。
もうちょっといい言葉がありそうだけど。
ロストキッズという邦題は如何なもんかと思う。
原題は『Like Mike』、このほうがいい。